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中国人「最近の異常気象がヤバイ!」ただし500年前の落書き。歴史は繰り返すのか

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桜島の兆候とか、各地の大雨とか、世間を不安にさせる事が続いていますね。今みたいに科学が発達し、それなりの知識を庶民が持っていても「やばいんちゃうか」との思いは拭えません。まして、昔の人なら、そういう激変に遭遇すれば尚更だったでしょう。

そんな切実な思いを伝える記録が、中国から見つかりました。しかも、意外な所から。洞窟に書かれた500年前の落書きがそれ。中々の達筆で、当時の大干魃で人口の減少(つまり死者が出る事)が避けられず、気象の変化に対応する戦略が必要だと切々と書かれていたのですって。ケンブリッジ大学のサイトが報じています(2015年8月13日付け)。

500年に7回の大旱魃! 例のごとく人の肉を…

そう、あのケンブリッジ大学です。国際的な調査チームが組まれていたのですね。その結果がサイエンティフィック・リポーツという専門誌で紹介され、そこから世間の注目を集めたというのが話の流れ。

発見されたのは中国の中央部にある秦嶺山脈。漢中から、この山脈を越えたら、あの有名な五丈原に至ると書けば、武将ジャパンの読者の皆様は即座にお分かりかと、三国志で諸葛亮と司馬仲達が戦ったところです。この山脈の大魚洞の壁に書いてあったのを発見されました。この地域には1520年から1920年にかけて7度の大きな干魃に見舞われていたそうです。その1つの与えた衝撃について書かれていたのが、この落書きという訳です。この地域は夏の数ヶ月間で雨がドバーッと降るので、それが早まったり遅れたり、あるいは雨季が短すぎたり長すぎたりすると、もろに農作に悪影響が出るのです。

「当時の人達にとっては文化の没落に繋がると考えていたのです。水が充分でないと争いが起きますから」と話すのは、ケンブリッジ大学の地球科学学部のセバスチャン・ブライテンバッハ博士。「この10年で、各種の記録が洞窟や湖から発見されています。そうした記録から、唐や元、明などの王朝を衰亡させた可能性がある気候変動のデータが示されているのです」。

さて、この洞窟には、いくつかの落書きがあります。訪れた住民などが水を汲み、干魃の際に雨乞いをしていた事が判明しています。

1891年の分には次のように書かれているそうです。「光緒17年5月17日。清朝の太守である懷宗主が200人以上を引き連れ洞窟を訪れ、水を汲んでいった。Zhenrong Ran(漢字表記不明)という名前の占い師が、雨乞いをした」との事です。

また、これとは別に1528年に書かれた落書きには「明朝の嘉靖7年に干魃が発生し、Gui JiangとSishan JiangがDa’anの街にやってきた。洞窟の中に龍の湖があると知っていたからだ」との記述があります(人名と地名は、いずれも漢字表記が不明です)。

サイトより写真を引用させて頂きます。

要約すると、次のようになると、ケンブリッジ大学では解説しています。

1890年代の干魃は深刻な飢えをもたらし、この地域が不安定化し、20世紀になって住民と政府の激闘にまで発展した。一方、1528年の干魃も深刻で、人肉を食べて飢えを凌ぐまでの事態に至った。

うえ〜、グロい話ですね。

「洞窟で人が住んでいた跡や各種の生活用具や器が出土する事は良くありますが、こうした記録が残されているのは希ですね」と西安の中国科学アカデミーの地球環境研究所のLiangcheng Tan博士。「洞窟で見つかった遺物などと合わせて考えると、この記述は気候の変動との関連性を確認させるし、干魃が地域にもたらした影響なども分かる」 そうです。

調査団では、洞窟内の石筍(石灰質の柱。ちょうど年輪のように毎年膨れていきます)を割り、古代の気象変化について調べました。質量分析をして、酸素や炭素、ウランその他(気象や湿度や植生の変化が、こうした要素に影響を与えるそうです)の安定同位体の比率を分析し、年代を特定しました。その結果、高濃度の酸素と炭素の同位元素比率となりました。これは雨が少ない時に起きうるとの事です。

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2030年にも悲劇が繰り返される?

調査団では、こうしたデータを今後の降水の予想モデルに応用しました。このモデル構築自体は1982年に始まっているそうですが、1990年代に発生した干魃などのデータを盛り込んだところ、2030年代後半に干魃が起きる可能性があると予測されたそうです。1990年代の干魃はエルニーニョ南方振動サイクルと呼ばれる現象が作用したと考えられています。この現象は人間によって酷くなるだろうとの予測があり、もし干魃が起きるとなると、より深刻になる可能性が高いのだそうです。

となると、未来も危ないのでしょうか。洞窟に落書きするだけならまだしも、人肉を食べるような事態になりませんように。と言うか、今度は対外戦争とかになりませんように。

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