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志村~うしろ!うしろ!それブイじゃなくて機雷や!(英国のビーチにて)

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きらめく夏の日差しを背に受けながら、海岸を楽しそうに遊び回る子供達。それを見守る親御さん。毎年この季節になれば、必ず見かける風物詩と言えましょう。

そして、このような光景は世界中の海辺で見られます。それぞれの海岸で、夏の思い出が今日も作られゆくのです。英国のウェールズの海岸でも同様です。
機雷

ご覧のように、はしゃぎ回る姿は微笑ましいですよね〜。ご家族には忘れられない夏の思い出となった事でしょう。ただし、戦慄を伴う思い出として。そう、子供達が触っているのは、修理のため海岸に置かれているブイでは無く、第二次世界大戦中に投下された爆雷だったのです。危なすぎ!

「ほらママ、見て見て〜」

アメリカのフォックス・テレビのサイトで取り上げていました(2015年8月21日付け)。上記の映像も、フォックスさんから引用させて頂きました。

思い出の夏となってしまったのは、英国のウェールズのバリー・ポートという港町に住む、ガレス・グラベルさんと奥様のケリーさん。6歳の息子のエリス君と4歳の娘のエリンちゃんとを連れて、ビーチで海水浴を満喫しました。その際、巨大な丸い物体があるのに気づきます。

ブイだと思ったご夫妻は近づきます。エリスちゃんは、「海の怪物がバリー・ポートで体を洗っている」とはしゃいでいました。で、それをご夫妻がビデオに収め、フェイスブックに投稿。まぁ、ここまでは本当にどこにでもある話です。

ところが数日後、このビーチが閉鎖された事を夫妻は知ります。そして、理由を聞いて衝撃を受けました。
ブイだと思っていた物体は第二次世界大戦中の爆雷だったからです。

爆発物処理班が出動し、処分しました。周囲の住民は強制的に避難させられましたが、夫妻は離れた場所で処理の様子を見ていました。ボッカーンと爆発する様子を見て、文字通り戦慄なさったそうです。
「あれが爆雷だったなんて。本当にショックです。今となっては、私達家族は何て幸運だったんだろうと」(ケリーさん)。
ホンマ、その通りでんな。お子さん、ブイに触ってはりましたし。爆発していたら、間違いなく即死だったでしょう。
さて、この話を最初に報じていたのは英国のテレグラフ紙。フォックスさんも同紙から引用する形で報じていました。
テレグラフでは、地元の方と思しき人によるYoutubeでの処理の模様を収めていましたので、引用させて頂きます。

爆雷は70年前に投下したと考えられているそうです。ちゃんと(てな言い方も変ですけど)中身は現役だったのですね。地元の警察署が1キロも避難させていたそうですが、それで正解って思えるほどの威力。

なお、地元に住む夫妻は、それでも「今後もビーチに行く」と言明なさっておられました。「もう1度行くのは怖くないけど、今度は気をつける必要があるわね。いやマジで」とケリーさん。ちなみに、修理とかで一時的に海岸まで引き上げる事は前にもあったそうで、だから全く警戒しなかったのだとか。

「ま、今回みたいに近づいて周りで遊びまわるのは考え直します。せめて吹き飛ばされないように観察しないと」(ケリーさん)。
地元の自治体の責任者は「適切な処理をしましたので、もう安心です。皆様には一時的にせよご迷惑をかけた事をお詫びします」と平身低頭。ともあれ、死者が出なくて良かった。

ちなみに、ワタクシメは明石の海岸に住んでいますが、古くからの人によると、昭和40年代の初め頃までは、不発弾や爆雷が良く見つかっており、「見つけたら逃げなさい」と当時の大人から指導されていたと話していました。そういう知恵も、70年を経て風化しつつあるのでしょうね。日本だけでなく、英国でも。

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