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ロシア 歴史・戦国NEWS

全世界を騒がせているパナマのモサック・フォンセカ創業者は、元ナチス武装親衛隊員の息子だった!(後編)

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さて、(前編)の続きです。
このパナマのモサック・フォンセカという法律事務所を作ったユルゲン・フォンセカには弟と妹がいました。ペーターさんとマリアンさんで、それぞれドイツに住んでいます。ペーターさんはフランクフルトのパナマ名誉領事を務めています。

エアハルトは、その後徐々にスパイとしての仕事をセーブするようになり、70年代にミュンヘンに戻ります。

前編でも触れましたが、ユルゲンはロンドンでグローバル・ファイナンスを学んだ後にパナマに戻り、1977年に法律事務所を起ち上げます。

当初はモサック・ユルゲン法律事務所という名称。やがて、この方面で名声(と書いて良いのかアレですけど)を確立し、 1986年にラモン・フォンセカ・モラという国際マーケットに明るい人物が事務所に参加。後にパートナーとなります。

Ramón Fonseca Mora/wikipediaより引用

ユルゲンより4歳下ながら、本人に無いカリスマ性を持つ人物でもあったようですちなみに、この人はツイッターにアカウントをお持ちでした。一連の暴露後も、普通に更新し続けていますので、スペイン語に詳しいメディアの方々は接触なさってみてはいかがでしょうか)。

やがて、ユルゲンは、自分がロンドン時代に築いた人脈とフォンセカを結びつけていきます。そして、フォンセカはパナマの政界に食い込んでいったそうです。

 

そして1988年に運命の飛躍へ

1988年に「パナマ・タックスヘブン」という文書を作成します。父親とは違い、戦場を金融の世界に求めました。世界に40ヶ国以上の事務所を開設。パナマだけでは無く、南大西洋のトンガ諸島のニウエなどのタックスヘブンにも構えました。

AFP通信で、この種の専門記者であるマイケル・J・フィールド氏によると、ユルゲンはパナマから遠い場所に事務所を探していたところ、ニウエに着眼しました。ニュージーランドに属しながら国連には加盟しておらず、タックスヘブンとしては理想的だったようです。

なお、フィールド氏はユルゲンによって脅迫された事があるそうです。

「1990年後半、ニュージーランドのオークランドにユルゲン氏が来訪し、話し合った。席上で脅迫されたよ」(ご本人)。

フィールド氏に対し、ニウエなんて聞いた事は無いし、カリブ海の外にあり、太平洋の標準時が同じ場所を探していただけだと答えていたとの事です。

 

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悪行の場はパナマに非ず?

そう言いながらも、実際はしっかり利用していたようです。ウィキペディアの日本語版によると、この島には産業に乏しく、貧しいようでして、そこに付け目があったようですね。

20年間に渡る独占的な協定を結び、6000もの企業が事務所を構えました。つまり、悪行の本場は、パナマでは無くニウエだったのですね。

「モサック・フォンセカは、書類の管理を委託する為に地元でエージェントを雇った。ペレニ・タラギという人物だ。ペレニの父親はトーク・タラギというニウエの元首相だ」(フィールド氏)。

Información personal/wikipediaより引用

島の政界に影響力がありそうな人事ですね(汗)。だから「完全に匿名性を保てたのだ」(同)。もっとも、余りに知られていないと利用者が生まれそうに無い気がしますが、そこらも心がけているというか、スペインのイマノル・アリアス(写真はウィキペディアのスペイン語版より)などを起用しては勧誘に努めていたそうです。

これには動かぬ証拠があったようで、ニウエのTVにCM出演していたと、エル・コンフィデンシャル紙が報じています。

なお、暴露したICIJと南ドイツ新聞によると、パナマ=スペイン語圏というせいか、数えてみると6番目に多かったそうです。 企業は1200、個人は558人いたのだとか。

同国は不況から脱する事が出来ず、あのウォールストリート・ジャーナルにも特集されるほどなのですが、その一方で自国の金持ちが悪用している状況が暴露されたせいか、国内では怒り一色モード。次々と著名人の名前が出ているそうです。映画監督のペドロ・アルモドバルや、王族のピラール・デ・ボルボン公爵、果てはピカソの娘さんやノーベル賞作家のマリオ・バルガス・リョサの名前まで挙がっています。

…アリアスさんの広告塔効果は抜群だった?(棒読み)

 

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スペインだけじゃあないぞ!

何だか、どんどん武将ジャパンの本筋から離れていっていますけど、行きがかり上やむを得ません。

この他の著名人としては、ウラジミール・プーチン(ロシア大統領)や、シルヴィオ・ベルルスコーニ(イタリアの元首相)、マウリシオ・マクリ(アルゼンチン大統領)、シグムンドゥル・ダヴィード・グンラウグソン(アイスランド元首相。バレて辞任に追い込まれました)、サルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ(サウジ国王)、そして、ジャッキー・チェンの名前も挙がっています。最後の方については、敢えて肩書き要りませんよね(苦笑)。

なお、この記事には書かれていませんが、習近平サンの名前も挙がっているそうですが、中国本土では一切報じられていません。ジャッキー、かわいそうですね。

さすがに、こういう事態になってしまった以上、この種の業務は停止すると、事務所では表明しています。

「合法的に使っているオフショア企業ばかりなんだが」と、当事者のモサックはウォールストリート・ジャーナルの取材に答えています。二重課税を防ぐという意味合いがあると、クライアントを擁護していますが、漏洩した後では意味が無いですね。

ちなみに、登録されている幽霊会社は、実に24万社にも昇るとの事。精査するのは大変でしょうね(汗)。目下、内外のメディアの取材が殺到中だそうですが、身から出た錆でしょうか。

なお、父親のエアハルトはミュンヘンで1990年に亡くなったとの事。妻のルイザも、95年に後を追います。両親を患わせないで良かったですね(棒読み)。

そのエアハルトの墓の所在は不明です。「ドイツに害悪をもたらすかもしれない」からというのが理由だそうです。よほどの事をして、思うところがあったのでしょうね。父親の背中を見て育ったユルゲンは、安らかに眠れるのでしょうか? というか、ベッドの上で死ねるのかって気がしてきたぞ(脂汗)。

 

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