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最上義光の新史料(写本)を発見! 確変モードに入った義光に追い風キター

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戦国ファン(特に東北贔屓な方)の皆様にクリスマスプレゼントです。
最上義光に関する新資料「新編最上義光事歴」を発見したと山形大学が発表しました!

最上義光の史料 写本発見(読売新聞2017年12月25日)

まずはリード部分だけ引用させていただきますと……。

山形大は、同大付属博物館で、約100年前に編さんされ、長年所在が不明となっていた戦国武将・最上義光に関する史料集の写本が発見されたと発表した。同館は「当時の研究レベルの高さを知ることができる貴重な史料」としている。同館で来年1月30日まで展示される予定。

見つかったのは『新編最上義光事歴』という史料集になります。

郷土史家の伊佐早謙氏(1858~1930年)が明治末から大正初年頃にかけてまとめたもので……と、こう言うと
『ん?んん? 最上義光、自筆のナンチャラとかじゃないんかーい!』
と突っ込まれるかもしれませんし、そのお気持ちもわかります。

しかし、お待ち下さい。

郷土史家の研究は、地域性の有利さにくわえて研究者ご本人の熱量もハンパじゃなく、当人が貴重な史料をお持ちになられていることもあります。
今回発見された史料の検証は今後の話になりますが、「原本が紛失してしまった貴重な文書や系図等が含まれていること」が期待されているのです。

 

改易大名の最上はことのほか情報が少なく……

特に最上義光の場合は、
「文書がないと思っていたら、未発見、紛失状態であっただけ」
というケースが非常に多いのです。

どうしてそんな状況になっているのか?と申しますと。

・最上家自身が山形藩改易
・その後、度重なる山形藩の藩主交替
・義光統治時代から繰り返され、江戸時代以降も発生した大火災で史料も燃える
・人気と知名度の低さからの関心がなかった

とまぁ、史料が残りづらくなる数々のハンデがありまして。
伊達政宗と並ぶ東北のビッグネームでありながら、義光、カワイソース(´・ω・`)な状態なのです。
それに比べて甥っ子の憎まれっ子・政宗ときたら……(山形藩と違い、幕末まで伊達藩が存続しており政宗の書状なども家臣が家宝にしてたりして数多く残った)。

まぁ、逆に言えば、最上については今後も発見が期待できるということなんですけどね。
どこぞの名家の蔵を開けたら、義光関連文書がドッサリ! なんて可能性も。

 

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2016年に激変して以来、確変続く最上ブームに拍車を!

ちなみに、これまでの最上義光評といえば、なぜかネガティブに書かれがちな「市町村史」ぐらいしかありませんでした。

この状況が劇的に変化したのが、2016年です。

人物叢書シリーズから伊藤清郎著『最上義光』(吉川弘文館)が刊行されたほか、松尾剛次著『家康に天下を獲らせた男 最上義光』(柏書房)と立て続けに彼の真価に迫る書籍が発売され、周囲の見る目も大きく変わってきたことは、以前にも記させていただきました。

人物叢書『最上義光』は迷わず買いだ! 発売直後にバカ売れ瞬殺で重版決定のナゾを解説

さらに最上義光の関連書籍の刊行は2017年に入っても続き、『一体、今までの最上情報不足はなんだったのか』という状態なのです。

さらに2017年発売のゲーム『信長の野望 大志』では、最新研究を反映させた結果、従来の「暗殺大好き謀将」から「脳筋肉突撃型猛将」にステータスが変化されたほどです。

大幅に武勇が上昇した結果、甥っ子の伊達政宗を総合能力値で追い抜いてしまいます。
義光の能力値が政宗を上回り、東北武将トップとなるのは、同シリーズ初のこと。

来る2018年も、義光関連文書発見を祈りましょう!
このまま2024年あたりには、大河もめざしちゃいましょう!!
山形の皆さん、いよいよ本気で招致活動に取り組んでも良い頃だと思います!

編集部注※当サイトでも応援させていただきます! なお、最上義光さんの生涯マトメについては以下の記事をご参照いただければと存じますm(_ _)m

最上義光「名将の証明」 波乱過ぎる69年の生涯をスッキリ解説!

記:最上義光プロジェクト(http://samidare.jp/mogapro/




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参考:最上義光の史料 写本発見(読売新聞2017年12月25日)

 




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