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飛鳥・奈良・平安時代 週刊武春

「土用丑の日・夏にウナギ!」は万葉歌人・大伴家持が発祥だったでござる

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夏の風物詩・土用丑の日といえば、鰻のかば焼き。
鰻が世界的に稀少になって、大変なことになっていると最近、ニュースで流れている。

というのも鰻は浜名湖とかで養殖されているから淡水魚と思われがちだが、実はサケなどのように海と川を行き来している生き物である。産卵場所はグアムやサイパンなどのあるマリアナ諸島。そこからえっちらおっちら日本まで来るのだ。
ご苦労さんです。

大伴家持/wikipediaより引用

ところが最近は中国が爆食で、乱獲が激しく、海を行く稚魚たところが最近は中国が爆食で、乱獲が激しく、海を行く稚魚たちがどんどん減っているんだそうだ。

丑の日に鰻を夏ばて防止として食べるようになったのは、江戸時代の文化年間(19世紀)とされている。18世紀の平賀源内が、夏場に売れない鰻を売るために考えたキャッチコピーだ、なんて説もある。

ところが、夏ばてに鰻という考えが、確実にさかのぼれるのは江戸時代どころか、奈良時代。万葉集の歌人として知られる大伴家持(おおとものやかもち)が万葉集にこんな歌を残している。

石麻呂(いしまろ)に
われ物申す
夏痩に
良しといふ物ぞ
武奈伎(むなぎ)取り食せ

発音としては「むなぎ」と読んでいたようだ。

これが歌かよ!って感じもするが、まあ、最古級の「夏には鰻!」として、鰻を食べるときは、万葉集を思い出して雅にひたっていただきたい。せっかく高い食べ物だしね、楽しんでね。

わたしく恵美嘉樹も、夕飯に吉野屋でいつもの290円の牛丼ではなく、奮発してうな丼を食べようか、本気で悩んでいる。




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