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日本刀を打ち倒すために用いられた剣術キラー「奥の手4種」の武芸とは?

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日本の武術はおよそ「剣術」がその中心になっているといわれています。

むろん、武士の表芸として尊重されたという歴史もありますが、日本刀が実現した「汎用性・即戦性・携行性」が最強の武術という評価の根拠でありましょう。

古来、この剣術をいかに破るかということに心血を注ぎ、研究の結果さまざまな対剣術戦用の武術が編み出されてきました。

そのような「剣術キラー」とも呼べる技の数々をみてみましょう。

 

1、「鎖鎌術」

鎌に分銅つきの鎖を取り付けた有名な武器です。鎖を剣にからめて鎌で攻撃するという戦法が基本ですが、熟達すれば頭上や体側で鎖を振り回し、遠く離れた間合いから分銅を打ち込むという使い方も可能です。アウトレンジから強力な一撃が見舞われるため、剣術者にとっては厄介な相手です。また、接近しても鎖で捕縛したり、体術の技を併用するなど変化に富んだ技法を有しています。

 

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2、「十手術」

時代劇で同心などがもっている江戸時代の警察権力の象徴ともいえる短柄武器です。

相手の生命を奪うことのないよう、刃は付いていませんが達人が手にするとおそろしい威力を発揮します。もともと剣術を封じ込めることを想定しているため、非常に防御の固い技法群が特徴とされています。また、流派によっては両手に十手をもつ二丁十手や、片手に十手、もう一方に鉄扇をもつ「二刀小太刀」のような技も存在しています。

 

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3、「杖術」

「じょうじゅつ」と読む棒術の一種です。ただ一人、宮本武蔵を破ったという伝説をもつ夢想権之助の「神道夢想流杖術」が有名です。徹底的に剣術の弱点を攻めるように技が構成されており、棒ならではの機動性に富んだ多彩な術を展開します。

数ある武術のなかでも唯一「剣を破る」と冠される、対剣術戦の最終兵器とも呼べる武術です。

 

4、「隠し武器術」

まるで丸腰であるかのように見せかけて、コンパクトな武器を隠し持って剣術に対抗する技の数々があります。総称して単に「隠し武器」と呼ばれていますが、手のひらに収まるサイズの鎖の両端に分銅を取り付けた「分銅鎖」あるいは「万力鎖」や、ボールペンほどの鉄の棒を回転するように指輪で取り付け、手の中に隠して握り込むと両端が拳から飛び出す仕掛けの「手の内」、またキセルや杖などに刃を隠した「仕込み武器」などが存在しています。

他にも多くの武術が剣術を仮想敵として形を構成しています。例えば有名な薙刀術も、必ずといっていいほど対剣術の技が残っています。

いかにして剣術を打ち負かすか、昔の武芸者は心を砕いたのでしょう。

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