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週刊武春 剣豪・武術・忍者

「サインが欲しい?オラ!」柱に拳を叩きこみ凹ませて「ほらサイン」 実在した剣豪・武芸者5人の超人技

更新日:

「達人」と称される武芸者は数あれど、中には伝説にしても「まじっすか」としかいいようがない人たちもおられます。

そんなシルク・ドゥ・ソレイユばりの超人武芸者の伝説をみてみましょう!

 

バットマンのように変身せずともコウモリのように飛ぶ

1、「松林蝙也斎(まつばやしへんやさい)」(1593~1667)

願立流(がんりゅうりゅう)の創始者として知られる彼はとにかく超人的な身の軽さで当時の武壇を驚愕させたといいます。

『伊達家世臣伝記(だてけせいしんでんき)』には願立流の技について「飛跳の神速、排撃の変化、けだし人力の能くするところにあらず」とそのスピードの凄まじさが記されています。

彼の技のすごさは時の将軍、三代家光の耳にも入るところとなり、その技が上覧されたといいます。その時の演武では斬りかかる相手の太刀の上に乗りかかり、その太刀を踏み落としながら中に舞い上がり、袴の裾が何度も屋根の廂に触れたといいます。

そのさまを見て「まるで蝙蝠(こうもり)のようだ」と家光が言ったことから「蝙也斎」と号するようになったといわれています。時に蝙也斎、五十八歳のことでした。

 

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柔術の元祖は30メートルの五重塔から落ちても大丈夫!

2、「関口氏心(せきぐちうじむね)」(1597~1670)

紀州の名流、関口新心流柔術の開祖、関口氏心は柔道のルーツでもある「柔術」の大成者として知られています。
Invisible Motorcycle - 無料写真検索fotoq
photo by Picture Zealot
ある時、屋根から落ちた猫が身をひるがえして見事に着地、何事もなかったかのようなその様子に深く感じるところあり、自ら屋根の上から身を投げ出すという荒稽古を行い、やがて完全に衝撃を吸収する「受け身」の極意を体得することになりました。

伝説では受け身の極意をマスターした氏心は五重の塔から身を投げても無傷であったとされています。参考までに、木造世界最古の法隆寺五重塔の高さは約31.5mだそうです。
「日光 Spring 08」 Five Storied Pagoda - 無料写真検索fotoq
photo by scion_cho

 

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 笹の上に正座! 空中浮遊まで!

3、「飯篠長威斎(いいざさちょういさい)」(1387~1488?)

現存する日本最古の武術流派「天真正伝香取神道流(てんしんしょうでんかとりしんとうりゅう)」の開祖として名高い伝説の武芸者。

剣名轟く彼のもとには、野心ある腕自慢の兵法者たちが果し合いを所望してひっきりなしに訪れたといいます。

そんな時、彼は決まって庭の熊笹の上に座布を敷き、そこにひらりと端座して「私と同じように座れたらお相手をいたしましょう」と微笑をたたえたといいます。

長威斎が座る熊笹は決して折れたり曲がったりすることなく、その不思議な様子にみな怯えて退いたといいます。

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photo by Heinrock 

 

男塾すぎる!「オレのサインが欲しい?そら」ゴツッッッ 柱がベコリ! 

4、「武田物外(たけだもつがい)」(1794~1867)

不遷流開祖にして曹洞宗の禅僧でもあった武田物外は、「拳骨和尚」の愛称で親しまれた豪力の武芸者として知られています。

そのパワーを伝える逸話には事欠くことなく、寺の大釣鐘を片手で放り投げて試合相手を捉えた、碇の縄で70人と力比べをした、など楽しい伝説が語られています。

釣り鐘の景色 - 無料写真検索fotoq
photo by heniha

請われれば花押(サイン)の代わりに扁額や柱、碁盤などに自らの拳を打ち込み、その跡をつけたといわれています。

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