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天の岩屋戸(Wikipediaより)

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週刊武春 寺社・風習

ブレイクの秘訣は「フィギュア」!?仏が日本にやってきた

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「おたくは何宗ですか?」
「ええ、〇〇宗です」
なんて会話が成り立つほど、日本文化に強く根付いている仏教。実際には外来の宗教でありながら、日本の歴史を語る上で無視することのできない大きな位置を占めています。

ところが、日本には在来の「神道」があり古代には神仏それぞれを崇敬する者同士での争いがあったものの、あとは概ね習合・共存して大規模に反目することはなかったとされています。

実はこのように異なった宗教が同時に存在して争わないという現象は世界史的に極めてまれな事例であるとされているのです。

では、仏教が日本にかくも受け入れられたのにはどのような背景があったのでしょうか?また、どのようにして古来の神様と仲良く共存できたのでしょうか?

「フィギュア」で姿がよく見える!ホトケさまのありがたさ

古来、日本固有の神様はその実体が明確な形で捉えられることはほとんどないものでした。神様はいわば「エネルギー体」のような存在で、何らかの「よりしろ」に憑依することで顕現するものであるというのが日本古来の信仰だったのです。すなわち、ご神体の鏡や磐座(いわくら)、神籬(ひもろぎ)を媒介として祀るものであったのです。

・・・ところが!新しい異国の神(ホトケ)は、なんと金ピカの「フィギュア」、すなわち「仏像」として誰の目にも見える分かりやすい存在として現れたのです。

これは古代の日本人にとってはとても画期的なことだったようです。それまで姿形が詳らかではない神様に比べてグッと親しみやすさが増したとしても不思議はありません。その後神仏が集合していっても神様の像である「神像」の作例は多くはないのに比べて仏像はその需要を急速に増していくことになります。

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「八百万(やおよろず)」の基層信仰があったから

天の岩屋戸(Wikipediaより)

天の岩屋戸(Wikipediaより)でも、外来の宗教は外来のもの。そんな仏教がうけいれられたのにはやはり「八百万(やおよろず)」という、森羅万象あらゆるものに神性が宿るとする日本古来の基層信仰があったればこそと考えられます。すなわち、ホトケも「神」の一種として柔軟に吸収していく基盤が日本文化にはあったのではないでしょうか。かくして仏教は仏像という「フィギュア」で眼に見える新しい神として古来の神々と共存しつつ大ブレイクしたものといえるでしょう。

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帯刀コロク・記

文化庁リリース(PDF)
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/juyobunka_shitei_140318.p...





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