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復元した大林組のHPから

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週刊武春 飛鳥・奈良・平安時代

平安時代の小学生が苦労させられた最古の【九九】 現代とは覚え方が逆!?

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「口遊」(くちずさみ)という平安時代の「小学生の教科書」があります。

平安時代の貴族のお仕事は「前例踏襲」。昔のことを寸分変わらず徹底的に覚え、マネできるのが、「できる男!」。

そのため、貴族は必死で、将来のため、子孫のために、「ワシと同じことをやっていれば安心だよ~」との思いで「日記」を書いて残しておりました。

 

日本には、藤原道長の自筆日記「御堂関白記」(国宝・世界記憶遺産)をはじめとする、平安貴族の日記が多数残っておりますが、それはポエム的な関心やセレブ自慢ではなく、家を守るための必死かつ必至の作業だったのです。

で、今回の「口遊」ですが、970年に源為憲(ためのり)という貴族が(この当時は源氏は武士というよりも元皇族の貴族というイメージ)子供たちのためにまとめたものです。

21世紀まで謎だった 「出雲大社が日本で一番高い」

内容では、有名なところでは、昨年(2013年)の式年遷宮で注目された出雲大社の大きさが日本一であるということがあります。

「雲太 和二 京三」

出雲(島根)の出雲大社の神殿が1番、続いて大和(奈良)の東大寺大仏殿、3位は京都の大極殿だというのです。

現在は出雲大社 24.2メートル(8丈)
     東大寺 は48メートル(創建当時は約45メートル=約15丈)
と半分しかありません。

ですから、「雲太 和二 京三」なんてウソ、信じられない。神話の時代のことを混在させているんでしょ、どうせ子供用の遊びなのさ、と研究者からもシカトされてきました。
ところが、2000年に、出雲大社の境内から巨大な柱の束が出土。それをもとに復元すると、当時(出土したのは鎌倉時代の神社)の出雲大社が高さ十六丈(約48メートル)になることが分かったのです。この時点で、東大寺と同等の高さ。

復元した大林組のHPから

復元した大林組のHPから

さらに、出雲大社は年々(遷宮ごとに)低くなっていると見られるようになり、鎌倉時代よりも古い平安時代はもっと大きかったのではないか。東大寺よりも圧倒的に高かったのではないか、と言われるようになったのが21世紀のことです。

 

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大仏ランキング ほとんど残っていない

ほかにも「口遊」では大仏ランキングもあり

「和太 河二 近三」

とあります。
1番が東大寺大仏
2番は河内国(大阪府)の知識寺の大仏(東大寺大仏のモデルになったもの)
3番は近江国(滋賀県)の志賀町にあった関寺の大仏
で、残っているのは、東大寺大仏だけですね(それも奈良時代の部分はごくごく一部ですが)。平安時代ですから、鎌倉大仏はありません。

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九九は逆から覚えよう! 覚えやすいかは不明

さらに「口遊」では、みなさんおなじみのものがあります。

それが「九九」。
ところが、現代の九九と平安時代の九九は大きな違いがあるのです。
計算の答えが違う!はずはありません。

大辞泉で九九をひくと

1から9までの数を互いに掛け合わせた数の一覧表。また、その唱え方。「一一が一」から「九九、八一」まで。
とありますように、普通、1の桁から数えていきますが、平安時代は逆だったのです。

九九 八十一
八九 七十二
七九 六十三
六九 五十四
……
という具合です。うーむ、覚えにくい。
もしかしたら、1や2の桁なんて楽々に覚えられるから、まずは難しいほうから覚えた方がいい!という智恵だったのかもしれませんね。

ほかにも色々あります。

「東夷 南蛮 西戎 北狄 これは野蛮人のこと」

東夷って、あの~日本人のことは、「三国志魏書東夷伝倭人条」にあるんですけど。邪馬台国がでているいわゆる魏志倭人伝の正式名称です。

ほかにも、中国の漢の皇帝の名前を覚えたり、地獄の名前を覚えたりと貴族で生まれても、子供は大変だったようですね。

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