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週刊武春 武田・上杉家

家族にドヤ顔したい 武田信玄「風林火山」の意外すぎる3つの真実

更新日:

こんにちは。アクションゲームが大の苦手なのに、戦国無双4を買って悪戦苦闘しているオギヤスエです。
先日、TVでクイズ番組を見ていたら、武田信玄の軍旗でも知られている「風林火山」の言葉についての問題が出されていました。

「久しぶりにワシが主役か。また、アッーなネタじゃないだろうな」(イラスト・富永商太)

「久しぶりにワシが主役か。また、アッーなネタじゃないだろうな」(イラスト・富永商太)


「風林火山」という呼び方は俗称、キャッチコピーのようなもので、そもそもは武田信玄が学び、参考にしていた孫子の兵法書の一節

「疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山」

疾きこと風のごとく 徐(しず)かなること林のごとく 侵掠すること火のごとく 動かざること山のごとし

からきているものです。信玄がこの一節を軍旗に書かせていたことから、武田信玄と言えば「風林火山」と広く定着しているのです。

 オギヤスエ記事用孫子の旗

 

<山梨市指定有形文化財「孫子の旗」>(山梨市のHPより)

その1 「しずかなる」 は「静粛に!」じゃない

ちなみに、冒頭のクイズ番組で出た問題は、「□□□□□(ひらがな)こと林のごとく」の□の部分を答えるものでしたが、この「しずかなる」=「徐かなる」の「徐」にはゆっくりしているという意味があって、悠然と構えて落ち着いている様子を表しています。

しーんとした「静かさ」ではないんですね。恥ずかしながら、字が違っても意味的には「静かさ」だと思っていたので、1つ勉強になりました。

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その2 そもそも「風林火山」と呼ばれていなかった 

ただ、信玄ファンの方々にとっては周知のことだと思いますが、この「風林火山」という言葉が当の戦国時代で使われていたという事実はありません。
正式な記録には「孫子の旗」「武田信玄の軍旗」といった記述しかないそうで、「風林火山」という俗称は現代になって信玄を題材にした時代小説の中で登場した創作、もしくは脚色ではないかと言われているのです。

確かにかっこいいですよね、この「風林火山」というフレーズ。語呂もいいですし。創作であったとしても、勇猛で名を馳せた信玄にふさわしいものではないでしょうか。

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その3 もし信玄が原典通りにしていたら「風林火山陰雷」と長かったかも?

ところで、信玄が軍旗に書かせた「風林火山」は原典では「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山、難知如陰、動如雷霆」(故に其の疾きこと風の如く、其の徐かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如く、知りがたきこと陰の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し)から引用されています。

「知りがたきこと陰の如く、動くこと雷霆の如し」というのは「影(暗闇)のように知られないようにして、雷のように激しく動く」という意味です。

もし、信玄がこの部分全てを旗に記していて、のちに俗称で呼ばれるとしたら、「風林火山陰雷」という感じになったでしょうか?「風林火山」のようには広まらなかったかもしれませんね。

武田信玄については、最強と謳われた「騎馬軍団」についても「風林火山」同様、創作ではないかと言われています。しかし、仮に脚色だとしても猛将たる信玄の人物像がそうさせているような気がします。

 

オギヤスエ・記 

 

【参考】

武田信玄の戦い方とは?:http://www.shingenlife.com/gassen/gatsen.html

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孫子 第七篇 軍争:http://kaburen.com/library/sonshi/son07.html





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