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トラックの「UD」は何の略?75年前にディーゼルトラックで日本の山道を走破したエンジニア魂とは

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見たことはあるけど、どこの会社だか知らない――という人が多いのではないだろうか。
トラックメーカーの「UD」である。

old-UD-logo
自分は、子供のころ北斗の拳が流行っていたので、町でこのトラックのマーク「UD」を見ると、「ユダだ!」と思った記憶がある。現在はボルボグループらしいが、外国のメーカーかと思っていた。
ところが、実は日本車だった!

もともとは日本デイゼル工業という戦前(1935年)の埼玉県川口市にできた会社だったが、戦中戦後で名前をいくつか変え、1960年に日産自動車が資本参加したことにより、社名を日産ディーゼル工業へと変更した。2010年から「UDトラックス」となった。
UDの名前の由来は、同社が戦後に世界中に売ったディーゼルエンジンの型番「UD」(Uniflow scavenge Dieselの略)。なので日本語ではない。

創業者である安達堅三が75年前の1939年11月に、同社初のディーゼルエンジントラックを開発。安達は街中の走行実験ではなく、いきなり13日間かけて3000キロをあえて難所ばかりまわるというテストを行った。

川口ー会津ー新潟ー長野ー大阪ー京都ー箱根

Legendary_test_drive

というきついルートだ。しかし、そこをまわって川口に戻ってきたところ、ボルトひとつの緩みもなかったという伝説の挑戦だった。
UDトラックスでは、創業者のチャレンジを再現しようと、今年2014年11月に同じルートをまわるキャンペーンを20日まで行っていた。この歴史的な偉業の再現にもかかわらず、同社のフェイスブックページはふたけたとさびしい限りだ。(社員7000人以上いるのに)

UD1

もちろん、現代の整った高速道路網で同じルートをたどっても、ドライブにすぎないが、いにしえの日本人の技術者魂を、思い出してみるのもいい機会かもしれない。

車好き、旅行好き、トラック好きはぜひみてほしい。




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