スカーレット感想あらすじ

スカーレット66話あらすじ感想(12/14)見守るだけではあかん!

スカーレット66話 あらすじ感想~視聴率は19.2%でした

スカーレット感想
スカーレット視聴率

朝二時間、八郎は作品作りをして、喜美子は陶芸の基本を学びます。

そのあと、それぞれ普段通りに仕事をこなす。

商品開発室は好調なようで、津山も藤永も喜んでおります。

「できたやーん」

「ようやったな、八郎」

厚みを変えただけでうまくいった。あとは藤永が売れるデザインを考えるのだそうです。庭園椅子については、強度を変えずにもうちょっと軽くする、と八郎。

三人でうまく回っている感じがあって、いいんですよね。
『なつぞら』の雪月もそうでしたが、小さな組織でも役割分担がしっかりしている、そういう雰囲気が伝わってきます。

仕事が終わってからも、二時間か三時間、陶芸と向き合う日々が続きます。素敵な音楽を背景にしていて、ロマンチックではあるのです。

そして陶芸の過程もキッチリと描かれます。
一度素焼きをしたあと、配合した釉薬をかけ、本焼きをする。想定した通りの色に仕上がればよいのですが、焼き時間や温度によって微妙な違いがうまれます。

納得できる作品にできるかどうか。焼いてみないことには最後までわからない――。

本焼きの焼き上がりを待つ八郎を、喜美子はじっとみつめています。

 

きれいに焼けただけでええの? いかんでしょ

年の瀬が押し迫る週末。
八郎の作品が焼き上がりました。

まずは若社長によるチェックです。

しかし、敏春の顔は険しい。そしてこうです。

「締め切りは一月末。日曜もここ使ていい。正月休みも。がんばりぃ」

これは遠回しに、あかんいうことではないですか。
八郎もそこに気付くのです。

「あの……これやったらあかんいうことですか? 出品しても賞は取れんいうことですか?」

「何、焦ってるんや。自分ではどう思う? この色でええんか? きれいに焼けてはいるけど、それだけやろ。自分がようわかっとるんとちゃうか」

若社長は厳しいなぁ。
実際、彼のセンスは売れ行きに直結しておりますから見る目は確かで、作る側も大変ですよね。

『なつぞら』の天陽の絵もそうでしたけれども、良いものを作りつつ、視聴者にその違いを届けないといけない。

八郎はショックを受けつつ、こう言います。

「お忙しいところすいませんでした、ありがとうございました!」

さてやり直しです。
八郎は大丈夫でしょうか?

 

見守るしかない……わけないやろ!

喜美子はそんな八郎を見守るしかないわけですが……そういえば昨年の放送事故で「見守るしかない」という週のサブタイトルがありました。

それを今年は、週タイトルにはならずともこう打ち返してきましたよ。

「見守るだけではあかん!」

待っていると、今年のホトトギスは飛んで逃げていく。
ほんで野良猫に捕まりかねないので、鳴かせてみせなあかん。

何があかんのか?
八郎の作品作りは一からやり直しとなり、そして食事を止めおった。集中するあまり、食べることを忘れているようです。

ハッチー攻略

ポイントその1「食事を抜かす」

昨年の放送事故セクシー夫は「俺食べてなくてさぁ〜」アピールがうっすらとありましたが、八郎は本当に意識からすっぽ抜けている感が出ています。

食事だけならまだしも、場合によっては着替えや入浴もスッポ抜かしかねない。

「食べへんの? 十代田さん!」

「うん?」

「食べないと倒れるで」

「あっ、食べる食べる、ありがとう」

「休みの日までこもりきりで……」

喜美子は距離を縮めて、八郎の背後に座ってくっつきます。距離が近いとちょっと困る八郎に、喜美子は返します。

「くっつかんと聞いてくれない!」

ここ、重要ではないでしょうか。
八郎の「抱き寄せてもええですか」のロマンチックさにメロメロになった方もおられるかもしれませんが、そもそも彼は、距離感を適切に保てないとちょっとつらい、戸惑ってしまうのでしょう。

ハグにせよ、ちょっとぎこちない。
『なつぞら』でもイッキュウさんのハグは、結婚後もちょっとぎこちなかったんですけど、そういうめんどくさい枠なので。

ハッチー攻略

ポイントその2「距離感を保ちたい」

いきなりボディタッチをするとむしろ困惑しかねないので、注意が必要です。

結婚しても不器用……って、この人、私のことを嫌いなのかな? と、ならないようにせねばなりませんね。
逆転の発想で、喜美子のように壁ドンやくっつくことで注意喚起するのが理想的かも。

喜美子は別に、誰に対しても厚かましいわけではなくて、八郎に対してはできているんですね。

そして喜美子は訴えます。
大阪に映画見に行こうと言った。絵画展とか美術展とか。それはどうなったのかと問います。

おねだりアピールとは違う。
圭介の前でのあき子とは異なりますね。あくまで八郎の気分転換が目的だと、言動でわかります。

ここで八郎は、お父さんの許しをもらえていないという。出品作品を受賞しない限りはもらえていないと言う。

はい、解釈違いだ。
しかも頑固だよ!

「せやな。もうおつきあい認めてもろたし……デートやな」

こうならんのですね。

ハッチー攻略

ポイントその3「頑固、手順にこだわる」

ジョーの許可は解釈次第ですし、ジョー本人もデートくらいで怒らないでしょう。
けれども八郎の中では、順番ができあがっていて入れ替えられないのです。デートが嫌だというのとちょっと違いますよね。

喜美子はしびれをきらし、顔をぐいっと掴みます。

「ごはん食べぇ!」

うなずく八郎。貴美子はおにぎりを開けて、竹の皮を巻いて食べさせます。
そこまでせんと食わない。子どもかっ!

「いただきます。うまっ」

喜美子は粘ります。
大阪が遠いなら、草津ならばすぐに行けるって。それでも頑固なので、八郎は時間がもったいないと断るのです。年越したら締め切りはすぐだって。

喜美子は粘る。
せやから一息入れて頭柔らこうするのは今日しかないって。

喜美子はほんまに秀吉系ヒロインやな。
鳴かないなら殺すとか、鳴くまで待つとかしとったらあかん。工夫して鳴かせることに注力する。

それと同時に、八郎は魅力的だけれども、めんどくさいことも把握せねばなりませんね。
八郎とつきあいたい気持ちはわかる。けれども、できるかどうかは別。

ここやで。ここが大事!

 

女難の信作

場面は信作の雑貨店……ではなく生まれ変わった喫茶店ですね。
外へ出てきた陽子に叱られています。

「その気がないのに連れてくるな」だってよ。いったい何があったんだ。信作は勝手についてきたと弁解しております。

その相手とは?
よし子さんです。母と子の横で、シレッとこう切り返しました。

「勝手に顔出しに来てすみませんでした〜。あっゴミ! では〜」

信作からゴミを取ってアプローチ。信作はもうタジタジよ。って、なんかこの表現レトロやな。

「どないすんの!」

「わからんもう」

信作は陽子からそう言われる。
うーん、でも、よし子でええんちゃう。

信作をキャーキャー追いかけ取ったガールズは、彼の作り上げたところに惚れておったわけでして。よし子は、そうではなくて実像にグイグイ迫っている気がする。
まぁ、ストーキングめいているかもしれんけど。

でもって、こういうのがええ意味での「女難」だと思うんですよ。

「女難」というても、いろいろあります。
勝手にエロエロ行為をして訴えられて「女難やなぁ〜」と自分は悪くないアピールするのはあかん。自業自得やろ。

けれども、こういう相手のアプローチが誤解を招くのであれば、それはそうやと同情できるんですよね。
うまいところに着地させて来るとは思う。

ついでに言うと、よし子さんのヘアもメイクも衣装も、レトロでええよぉ! もちろんご本人はかわいい!

はい、ここで陽子は浮かれます。

「きみちゃんハチちゃん。ようお越し!」

もう、おつきあいの話に移行したくてしょうがない。
喜美子は目ざとく謎の女性・よし子に気づいていますが、信作はバツが悪そうです。

「見んでええ! お見合い大作戦や、友達や友達! なんかようわからんのよ!」

お見合い大作戦とは、一体何だったのか? 間接的に喜美子と八郎を近づける一方で、信作に女難をもたらし、次郎を怒らせる。

信作受難の流れが定番なのでしょうか? なんだかこのあと、大怪我もするようですが。

溝端淳平さんに乳首とエロエロを連呼させ、林遣都さんを受難キャラにする本作。

北村一輝さんが「朝ドラで好感度上がるはずだったのに、お父ちゃん……」と語る本作。

どないなっとんねん! ええよ、ええよ、もっとやれ!

 

大野夫妻はずっとええ仲

「おまたせしました〜、コーヒーでございますぅ〜」

ウキウキと陽子がコーヒーを持ってきます。

息子の信作は「客が逃げるわ!」と突っ込む。
一方で、夫の忠信は「かわいいやん!」と言う。財前直美さんはかわいいよ。

大野夫妻は仲がええなぁ。だからこそ「人妻のよろめき事件」も衝撃的だったんやろなぁ。

加齢したババアは、義母だろうと妻だろうと笑い者になって、若い女に嫉妬する――そういうゲスネタ放送事故もありました。あれはあまりに愛のない世界でした。きっと、忠信にとって陽子はずっとかわいいのです。

八郎はここで嬉しそうにこう言います。

「あっ! ええ香りや」

これは忠信がコーヒーをいれる練習をして、豆も選んだということもあるのでしょう。それもあるけど、八郎は五感が敏感なのだとも思います。

ちょっとしたセリフと反応で、感性も描けます。
本作はそういう設定を細かくしているのでしょう。

ここで喜美子が「変わった湯呑みや」と気付く。陽子はまだ食器を揃えていないと言うわけですが、信作がこう言い始めます。

「まて! まてまて! 喜美子、何か違ったことないか? 気付けや! 何か変わったことないか?」

これもおもしろいんですよね。
愛があれば愛する人の何かに気がつくわけでもない。そうチラッと示すのです。

 

【悲報】喜美子、視聴者に向けて大暴投

喜美子が、本日の大暴投をぶちかますで。

「おじさん髪減った?」

「減ってないし増えてないよ」

忠信になんちゅうことを言うとんねん!
いやむしろ、特定の男性視聴者層にデッドボール投げるのやめて。ほんまにあかんよ、これはあかん!

髪の量て、そんなん……そこは触れたらあかんやろ。

「『スカーレット』? 女には刺さるいうけど、俺みたいなおっさんには、なんやようわからんわ」

「せやな(デッドボール投球)。おっ、えろうすんまへん」

いや、わざとやな? わざと投げたな? 髪の量言わんでもええやん。

でもただの嫌がらせではないと思うんですよね。
昨年の放送事故で、女性の容姿ジャッジをしてニヤニヤする、セクハラみたいな男どもが散々出てきたわけです。

女の容姿ジャッジはネタにしておいて、男の毛髪ネタは許されんと炎上したら?
それはもう、差別が可視化されるいうことですわ。毛髪ネタで喜美子に激怒すると、いろいろバレるから気ィつけてや。

信作はズコーッとなりそうになりながらも、これがわからんかったら陶芸家としての資質云々ぶつくさ言ってます。

喜美子の顔がパアッと明るくなります。

「わかった! わかった! これや! 十代田さんの作った湯呑みや!」

親父の髪の毛言い出した時はどうなるかと思ったと、ほっとする信作です。

なんでも、三遍ごちそうしたら作ってくれたそうです。
八郎はもっとごちそうしてもらったと訂正。

それは丁寧で気配りでもあるのですが、八郎はめんどくさいので、回数の訂正なんかやたらと細かくしてくるところがあるかもいしれません。

湯呑みができたのは、二人の交際したあたりからだって。

すると陽子が、交際期間に興味津々。
最近付き合い始めて結婚ときたら、もうスピードがありますからね。

忠信は、ジョーも青天の霹靂事件だと言っていたとフォローします。

 

悪徳商人顔と公式認定されるヒロイン父とは?

そうそう、ジョーといえば……陽子は思い出す。

悪徳商人みたいな顔をしながら、湯呑みの話を振るとこう来たそうです。とのときのセリフがまた……。
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