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黒田官兵衛百物語 黒田家 名脇役

東大教授・本郷和人が見る黒田官兵衛像と岡田准一のスクープ発言

更新日:

 

本郷和人東大史料編纂所教授といえば、中世の専門家と見せかけて、実はAKB史が専門ということで知られている方です。

 

その本郷教授が週刊新潮で連載している「戦国武将のROE(交戦規則)」は最新の1月2・9日合併号にて、拡大版の4ページ(いつもは1ページ)。『NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」実はこんな武将だった!』とのタイトルです。
戦国、大河ドラマファンは必見の記事ですのでぜひ書店やコンビニで立ち読みして(から買って)いただきたいのですが、ここでは本郷教授による官兵衛像を抜き出してみます。

新橋のガード下で同期と呑む出世頭=官兵衛

まずは、関ヶ原の合戦。
官兵衛と息子の長政は東軍における「調略」で重要な役割を果たしました。具体的には、毛利隊を封じ込めました。石田三成によって西軍の総大将に持ち上げられた毛利輝元を「守りたい」、毛利家の実力者、吉川広家に働きかけて、広家は「決戦の場で軍勢を動かさぬことを条件に、毛利家の存続を図ります」。

関ヶ原では、小早川秀秋の「裏切り」以上に、吉川が動かなかったことが大きかったのです。東軍の後ろの南宮山に陣取っていた毛利・吉川隊が山を下りて背後をつけば、ほとんど東軍の勝ちはなかったかもしれません。もっとも家康は、黒田の調略の成功を信じて、吉川に後ろを取らせたのですが。

で、この交渉のときに官兵衛が吉川広家に送った手紙が紹介されています。

「日本いかように替わり候とも、貴殿・我らのなか、替わり申すまじく候」。日本の情勢がどのようになっても、あなたと私の友情は変わりません――。

本郷教授は、このお手紙の真意を「誠」であると読み解き、官兵衛像をこう描きます。

机を並べて一緒に頑張っていた友人が、あれよあれよという間に昇進して重役になった。それでも彼は仕事の合間を縫ってはやって来て、楽しそうに安酒に付き合ってくれる……。ぼくのイメージでは官兵衛って、そういうヤツです。

うーん。なるほど。

 

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やっぱり「軍師」はいないけど

いわゆる三国志の諸葛孔明のような「軍師」という職は戦国時代には存在せず、つくられたのは江戸時代にはいってからの軍記物からというのは、歴史をナナメに見る人にとっては常識。戦国時代をテーマにしたドラマや小説などは、このマニアな突っ込みと戦わないといけません(笑)。

本郷先生も歴史学セクターの人ですから、ここでの突っ込みは譲れません。しかし、鬼の首をとったような展開をしないのがさすがです。

NHK大河ドラマは『軍師官兵衛』です。これは、そもそもがダメ。何がダメかというと、「軍師」。日本史には軍師は存在しなかった。いや、ぼくは重箱の隅をつついて、戦国時代に軍師なんて役職はありません、などと、みみっちい話をしたいわけじゃない。そうではなくて、日本に軍師がいないのは、わが国の社会の特質と関係あるんだ、と指摘したいのです。

おおざっぱにまとめると、中国は武官と文官がわかれていたから、文官である軍師がいたが、日本では、武官が民政も戦いも全部やっていたから、「文官にして軍事に従事する『軍師』がいなかったのは、理の当然」となります。

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大分に12万石は安すぎ

さらに研究者らしい分析も。これも詳しくは本誌を読んでいただければいいのですが、

官兵衛 豊前中津(大分県)12万石
石田三成 近江佐和山(滋賀県) 19万石
蒲生氏郷 会津42万石→92万石
など、やっぱり秀吉の褒章は安すぎるのではとして、

どうも秀吉には、古くからの家臣に酷薄な傾向(御子田正治・尾藤知宣への賜死など)がある。

とします。

御子田正治・尾藤知宣って誰よ?って感じですが、ヤンマガのマンガ「センゴク」で最近ちょこちょこでてきている秀吉の幕僚です。そのうち、放逐されるはずです(ネタバレ)

「マジか、ジョークか」

さて、最後に大河ドラマがらみのスクープを。
なんと本郷教授は、官兵衛演じる岡田准一と番組が一緒になって、例の関ヶ原後に官兵衛が息子の長政に「なんで家康と握手した反対の手で刺し殺さなかったんだ」と言う有名なお話について話したそうです。
岡田准一は日本史マニアだそうでして、それに対する発言は非常にドラマにも期待させるよい言葉でしたよ~。ぜひ立ち読み()してください(3度目)。
ヒントは、見だしになっている「マジか、ジョークか」です。

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