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月9ドラマ『信長協奏曲』ネタバレ感想レビュー 第3話 サブロー信長の逃亡先が、あの桶狭間だった!?

更新日:

 

月9でポップな原作だから、とにかく肩の力を抜いて楽しめる――。

小栗旬さん主演のドラマ『信長協奏曲』が思いのほか好評のようで、大河ドラマと視聴率でも争っている。しかし、本当の正念場はここから。

第3回目の放送で迎えるのは、戦国ファンならずとも多少は知っているであろう、桶狭間の戦いである。

原作では、かなりアッサリと、合戦シーンもなく終わってしまうが、ドラマではいったいどのような展開で弱小織田家が強大な今川義元の首を落とすのか。

前回(詳細はコチラ)に引き続き、ネタバレ御免の感想レビューをお届けしょう!

 

いきなりのキスマイ藤ヶ谷太輔さん登場でJ対策は万全

放送が始まるやいなや、緊迫した表情のサブロー扮する織田信長(小栗旬さん)と、上洛の軍を進める今川義元(生瀬勝久さん)。

まさかいきなり合戦でも始まるのか?

信長協奏曲今川義元生瀬勝久

存在感は主人公を凌駕している生瀬勝久さんの今川義元/信長協奏曲公式サイトより引用

 

と思ったら当然そんなことはなく、サブロー信長は相撲の行司をやっているのだった。

相撲の力士は、若手家臣の2名。そのうち一人は加賀百万石を作った前田利家であり、Kis-My-Ft2(キスマイ)の藤ヶ谷太輔さんが演じている。ジャニーズ対策はこれでOKっすな。

田んぼの脇で村人と楽しむ、割とノンキなひととき。

しかし・・・。

そこへやってきたのが向井理さん演じる池田恒興であった。サブローの側近役を務め、何かと振り回される役柄が意外にも向井さんにはハマり役なのかもしれない。

向井さんが青ざめた表情で大声を発する。

恒興「今川軍が来ましたぁあ! その数、45,000です!」
サブロー「マジかよ、東京ドーム満員じゃん!」

当然ながら誰も東京トームにはつっこめず、サブローも、いまいち状況を把握してない様子のまま、今川義元の陣中シーンへ。

 

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終始テンションMAX! 生瀬義元さん、ノリノリです

史実の桶狭間の戦いでは、今川義元が率いた軍勢は30,000程度と言われている。多くても35,000という感じで、さすがに45,000はやりすぎであろう。

かたや織田軍が2,000というのも少なすぎて、いささか現実味が薄いが、それが大して気にならないのがこのドラマのいいところ。

「織田などそもそも眼中にないわっ!」

と、テンションMAXの今川義元(生瀬勝久さんノリノリ)に対し、織田家では上へ下への大騒ぎ。柴田勝家(高嶋政宏さん)を中心とする武闘派は決戦を唱え、一方、池田恒興や丹羽長秀などの穏健派は籠城策で両者一歩も引かない。

ノリノリであっさり死亡な生瀬義元さん(足利義昭にすれば長いこと出られたと思うんですが…)/絵・霜月けい

うつけも終わり(尾張)よのぅ、アヒャヒャヒャヒャ~!/絵・霜月けい

 

これについていけないサブロー信長は、アッサリと言ってしまうのである。

「戦うの、やめません?」

困惑する家臣団が「降伏すると殿の首を斬られますぞ」と脅しをかけると、サブローも受け入れられるわけがなく、結局、答えが出せないままなのであった。

 

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夏風に 揺れる生首 いとをかし

柴咲コウさん演じる帰蝶(濃姫)のもとへ足を運んだサブロー信長は、そこで相変わらず冷たい言葉を浴びせられることとなる。

 

帰蝶「今のおまえにできることといえば、辞世の句でも考えるぐらいのものじゃ!」
サブロー「それってサラリーマン川柳みたいなものね」

さすがにこの素っ頓狂な切り返しには思わず噴いてしまったが、さらに帰蝶が詠んだ句が中学生レベルながらなかなかナイスであった。

【夏風に 揺れる生首 いとをかし】

この後、いよいよテンぱったサブローは馬を駆り出し、なんと尾張から逃走してしまう。

 

逃亡中に落馬で気絶 前田敦子の村娘に助けられる

馬に乗って逃亡するサブロー信長。国境の峠までやって来ると左右2つの道に分かれており、「今川さんから遠ざかるには・・・こっちか・・・」と、アテにならない勘で左を選ぶ。

その後、信長の馬が村娘・はる(前田敦子さん)と衝突しそうになり、落馬したサブローは気を失ってしまう。

意識を失い目を覚ますと、とある農村の家の中で横になっていた。

 

前田敦子「お目覚めですか?」

うーん。前田敦子さんの村娘役、なんかリアルっすねー。土の香りが漂ってきそうな感じと申しましょうか(最近あまりテレビで見かけなかったので、斜めから撮影した表情は一瞬、ものまね芸人のキンタローに見えてしまった…)。

 

今川軍に虐げられる農民たちがサブローの首を・・・

村は、「武士に蹂躙される可哀想な存在」という描かれ方で、サブローが目を覚ますと今川軍の兵士たちがやってきて「食い物を出せ!」といばりちらしているところであった。

村人たちや、村長・前田吟も、村娘・前田敦子も、力なく諦めるだけ。

サブロー1人だけ今川軍の兵士に対抗して、呆気無く斬られそうになるが(戦争は嫌いと言って跳び出した割に果敢に立ち向かってる)、信長を探してやってきた藤ヶ谷太輔さんの前田利家が敵兵に扮し、「今川義元様がお呼びです!」と急かしたことで危機は去る。

 

しかし一難去ってまた一難とはこのことで、間もなく信長は村人たちの牢屋へ監禁されてしまう。サブローが起こした今川軍との騒動が原因で義元がブチ切れ、村を潰されると懸念されてのことで

「信長の首を差し出せば、今川義元様は許してくれるはずじゃ」

とのことだった。

だったら、すぐに首を切ってしまえばいいのに、そこはナゼか牢屋に入れておく。

史実における国境近くの村は、敵方に寝返られると困るので領主たちは丁重に扱ったハズだけど、「農民=弱い」という設定にしないと物語が進まないので、こちらも合わせて黙っておきましょう。

 

「やるときはやる漢じゃ!」 帰蝶さんがカッコよすぎて、秋・・・ 

その頃、織田家内では重臣たち(柴田勝家、丹羽長秀、池田恒興、森可成)がドタバタ劇。むろん、サブローが何も言わずに逃亡してしまったからで、いつしか【籠城が既成事実】となってしまう。

これを天井から眺めていたのが、今川方の忍者であり豊臣秀吉役である山田孝之さんだった。

信長が逃げ出したことを義元へ知らせると、相変わらずテンションMAXの真っ白な顔で生瀬勝久さんが「尾張のうつけはみっともない男じゃの!」とノリノリに。義元さん、史実ではかなり優秀な方であったハズなのに、これは少々可哀想ですw

 

ともかく、織田家内は戦う前から敗色濃厚のような状態で、家臣団たちもザワザワと騒ぎ出し、収拾がつかなくなってしまった。

と、そこへ現れたのが帰蝶である。動揺しまくる家臣たちに向かって、彼女は声を張り上げる。

「あやつはまっことどうしようもない大うつけじゃ 腰抜けじゃ! しかし! それでもやるときはやる漢じゃ」

おそらく今回一番の名ゼリフなので、すべてをお送りしよう。

「お主たちは見てきたであろう。いくら弱音を吐いても最後は立ち上がってきたあやつの姿を。
今、尾張を守るために我らができることはあやつを信じることだけじゃ。
さすればやつは必ず期待にこたえる。それが織田信長という漢(オトコ)じゃ!」

むむっ? まだタイムスリップしてきたばかりで、サブローにはほとんど実績がないハズ。さすがにちょっと違和感ながら・・・柴咲コウさんの凛としたツン姫っぷりがいいのでオーケーオーケー!(原作のようなデレモードになるのかな? 月9的に恋愛要素も入れて)

 

桶狭間、偶然で勝っちゃった→史実も似たようなもんだったりして

桶狭間の村で信長が牢に捕らえられたと知った家臣団たちは、ここでようやく立ち上がる。

池田恒興(向井理さん)「みなのもの、準備せい!」
家臣団「おう!」

なるほど。信長の救出に向かった一団が、そのまま今川義元の首まで取ってしまうんすな! さすがに誰でも先がわかる展開ですな!

と思ったが、戦国時代に興味のない女性視聴者にとっては、コトここに至ってもいまいちピンと来ない様子。それはサブロー信長も同じで、救出にやって来た池田恒興たちに助けられると、日本史の教科書を確認し、尋ねるのである。

サブロー「桶狭間ってどこ?」
恒興「あの山の向こうです。その下が桶狭間です」

 

急いで桶狭間を確認してみれば、マジで今川軍が休んでいるじゃないの。

問題は、義元の居場所である。少人数で奇襲を成功させるには、正確な位置へ特攻せねばならない。が、遠くていまいちわからない。

と、そこへやってきたのがサブロー信長の人柄にほだされた村人たちで、彼らが夜になって義元の前で踊りを披露し場所を特定したため、無事、織田軍はその首をとってしまう。

桶狭間の戦い、成功!

 

偶然の流れで勝てちゃったという描き方はナイスっすな。合戦など、誰かの計算通りに進むものではなく、また後世の我々が納得しやすい説明がつくものばかりではないハズ。

史実における桶狭間の戦いも、従来唱えられていた【奇襲説】は現在の研究ではほとんど「ありえない」ことだと否定されている。

ついでに、今川義元が京都までの上洛を目指していたとする定説もかなり疑問視されている。仮に信長を倒したところで、その先には美濃の斎藤家は?近江の浅井は、六角は?と常識で考えれば、そんな簡単に行くハズがないワケで・・・と。

来週は、信長の妹で戦国一の美女と称されるお市が登場。さらには大河ドラマ『軍師官兵衛』で重要な脇役を演じる濱田岳さんが徳川家康で出演するもよう。

さらには山田孝之さん扮する木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が、伝説の一夜城「墨俣城」を作るっぽいでーす【関連記事】豊臣秀吉 伝説の墨俣一夜城が本当に伝説だった件について

破天荒一休・記

参考:信長協奏曲公式サイト

 

 

追記 Twitterでタクロー@takuro0317さんよりこんな意見をいただきました。

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そういや生瀬さん、これでもう出番が終わっちゃうんですよね><;
原作の足利義昭がかなりイイ味出してるので、こちらをやってもらいたかったかも…。もともと漫画での義元は出番ないですし





1位 直虎の後を継ぐ井伊直政とは?


2位 わろてんか主人公
吉本せい波乱の一生


3位 西郷隆盛49年の生涯!


4位 史実の真田幸村とは?


5位 最上義光 名将の証明


6位 ホントは熱い!徳川家康


7位 意外と優しい!? 織田信長さん


8位 毛利元就の中国制覇物語


9位 伊達政宗さんは史実も最高!


10位 最期は切ない豊臣秀吉


注目! 史実の井伊直虎とは?


注目 わろてんか伊能栞
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井伊家 井伊直虎 井伊直政 小野政次 龍雲丸
織田家 織田信長 濃姫 織田信忠 織田信雄 織田信孝 三法師 平手政秀
徳川家 徳川家康 結城秀康 徳川秀忠 松平信康 酒井忠次 榊原康政 本多正信 水野勝成
豊臣家 豊臣秀吉 豊臣秀長 豊臣秀次 福島正則 加藤清正 豊臣秀頼
伊達家 伊達政宗 伊達成実 義姫
最上家 最上義光 鮭延秀綱 山形城 大宝寺義氏 山野辺義忠
毛利家 毛利元就 毛利隆元 吉川元春 小早川隆景 毛利秀元 陶晴賢
島津家 島津義弘 島津の退き口
真田家 真田幸村 真田信之
立花&高橋家 立花宗茂 立花道雪 立花誾千代 吉弘統幸
浅井・朝倉家 朝倉宗滴 姉川の戦い 金ヶ崎の退き口
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