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月9ドラマ『信長協奏曲』ネタバレ感想レビュー第10話 ニセモノはニセモノ!織田から出て行け!by恒ちゃん

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現代から戦国時代へタイムスリップし、織田信長に頼まれて織田家の当主・信長を演ずることになったサブロー(小栗旬さん/以下、サブロー信長)。

前回放送(詳細はコチラ)では、織田家内で明智光秀と名乗っている本物の織田信長(小栗旬さん二役目/以下、リアル信長 or 光秀)が延暦寺を勝手に焼き討ちしてしまった。

女・子供も関係なく数千人殺したとされるこの事件(比叡山延暦寺焼き討ち事件)。

サブロー信長が激怒し、リアル信長に不審感を抱いていくのであった。

*最終回をむかえ、これまでの全話のレビューを一覧にしてまとめています⇒こちら

 

延暦寺焼き討ち事件をひきずるサブロー信長

今回のオープニングは、延暦寺焼き討ち事件を受け、リアル信長がサブロー信長に謝るところから始まる。

リアル信長 「延暦寺の一件は誠に申し訳なかった。お主の思いを無視して勝手なことをしてしまった」
サブロー信長 「オレもう信長できないよ。あんな勝手な真似をされたらもうできないよ」

実はこの焼き討ち、リアル信長が羽柴秀吉(木下藤吉郎・山田孝之さん)の口車に乗せられて攻め込んだというのが真相。かつてリアル信長に村を焼かれて母を殺され、殺意を抱いている秀吉が言葉巧みに誘導したのだ。

こうした誘導によって、秀吉の復讐がうまくいくのかどうか。

すでにドラマの大きな見どころとなっており、答えは来週の最終回で判明することだろう。というか、それがクライマックスに繋がるに違いない。

いずれにせよ、現代っ子のサブロー信長は無闇矢鱈と人を殺し、騙す、戦国時代に馴染めないようで、家臣たちの前で延暦寺焼き討ち事件について謝罪するのである。

信長協奏曲公式HPより引用

信長協奏曲公式HPより引用

 

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延暦寺は森殿のカタキ!致し方ない!

サブロー信長「延暦寺の件なんだけど、オレが間違えてた! 本当にごめん!」
家臣たち「延暦寺の一件は天下を取るためには致し方なかったと思います! 延暦寺は森殿のカタキ」

森殿とは、織田家の重臣である故・森可成のことで、信長とボーイズラブで有名な美少年・森蘭丸の父親である。可成は、その息子たちや織田家のために宇佐山城で浅井朝倉軍と戦い、命を落としていた。

しかし、こうした過去の遺恨を踏まえても、サブロー信長にとって延暦寺焼き討ちは許せるものではなかった。

サブロー信長 「ちょっとまってよ! 延暦寺のことは間違えてたんだって! むやみに騙したり殺したり、そんなんで天下とったって、全然嬉しくないって……オレは2度とこんなことはしない。だから、みんなも絶対にしないでくれるかな」
家臣たち「ハッ!」

森一族とサブロー信長/信長協奏曲公式HPより引用

森一族とサブロー信長/信長協奏曲公式HPより引用

 

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お主も「でぇと」をしてみたいと思わぬか

男たちが深刻な話をしている一方、視聴者の人気キャラ・ツンデレの帰蝶濃姫・柴咲コウさん)は侍女のおゆき(夏帆さん)と「でぇと」について語り合っていた。

ゆき「でぇと?」

でぇと、とはサブローが現代から戦国時代へ持ち込んだ風習で、いわゆる「デート」のこと。内容は、馬や徒歩で城外を散歩することである。

帰蝶「お主もでぇとをしてみたいと思わぬか。おゆき、夫婦とは良いものだぞ。大切な人がそばにいてくれるというのは大きな心の支えになるものじゃ」
ゆき「それが帰蝶さまにとって信長様なのですね♪」

ドラマの当初は「うつけ者!」とサブロー信長のことを罵り、ツンツンモードの尖った帰蝶が今や完全にデレデレ。月9恋愛モードも多少は盛り込んでおきましょうか(・∀・)という趣旨で入れられたシーンなのであろうが、このベタなヤリトリが結構楽しかったりするし、ストーリー展開の繋ぎや布石になっていたりするから面白い。

当初はツンデレどころかツンツンだった帰蝶さんだけど・・・/信長協奏曲公式HPより引用

当初はツンデレどころかツンツンだった帰蝶さんだけど・・・/信長協奏曲公式HPより引用

同じ頃、山田孝之さん扮する秀吉の正体に疑問を抱く竹中半兵衛(藤木直人さん)が、その素性を探るよう弟に命令をしていた。

秀吉は秀吉で、不気味な表情を浮かべながら、手下の蜂須賀小六に向かって「お前は黙ってついてこい。面白いものを見せてやる」と凄んでいた。

この表裏ありまくりの人物像は、一歩間違えれば単なる痛キャラになりそうなところだが、原作でも、ドラマでも、とてもバランスよく描かれていて、物語を盛り上げている。さすが、どんな役でもこなしてしまう山田孝之さん、天才やでぇ!

ドラマに強烈なスパイスを足している山田孝之さん/信長協奏曲公式HPより引用

ドラマに強烈なスパイスを足している山田孝之さん(今川家の間者時代)/信長協奏曲公式HPより引用

 

ついに恒興が信長入れ替わりに気づいてしまった!

にわかに周辺の騒がしくなってきた織田信長。トラブルは本人たち(サブロー・リアル)にも降り掛かってくる。側近中の側近である池田恒興(向井理さん)が、信長入れ替わりの事実に気付いてしまったのである。

人間が成り代わっていたのだから、側近だったらもっと早く気づきなさいYO! しかも戦国時代なんだから余計に厳しくチェックしてるんでしょ! と思うのだが、そういう根本的なことを突っ込んでも仕方ナス♪

ともかく、事実を知らされた恒興は、愕然としてリアル信長に詰め寄る。当たり前だ。主君だからこそ命を賭けて合戦もやってきたのに、本物の信長からサブロー信長とは「素性もわからぬ者」であると叩きつけられたのだからやってられない。

実際、温厚な恒興が「許せませんよ」と光秀に怒りを露わにするのだが、ちょっと待った。本物の主君にそこまで言っちゃっていいのか?

それでも光秀ことリアル信長は、あくまで温厚に話を進めようとする。

リアル信長「この期に及んで誠に勝手だが、このことは他言無用で頼む。家臣たちやあの男にも。そして・・・」
恒興「帰蝶さま? ご存知ないのですか? それでよいのですか? よいワケがございませぬ!」

ここで恒ちゃん、完全に怒っちゃいました。

騙されていたという事態を消化できない恒興/信長協奏曲公式HPより引用

騙されていたという事態を消化できない恒興/信長協奏曲公式HPより引用

 

「徳川家康は、脱糞オナゴ大名です!」

リアル信長と恒興がシリアスなやりとりをしている一方、のんきだったのがサブローと帰蝶だ。キスマイの藤ヶ谷大輔さんが演ずる前田利家を呼び出し、おゆきと「デートしてきなさい!」と命じるのである。

これは、ジャニーズファンからサブローが叩かれんぞ! と思ったら、利家から予想もしない答えが返ってきた。

利家「オナゴにうつつを抜かしてる場合じゃありません。それがしは徳川殿のようにはなりたくありません」

どういうことなのか。素っ頓狂な顔をするサブロー信長と帰蝶に対し、徳川家康が付けられたアダ名を利家が口にする。それが・・・。

「脱糞オナゴ大名です!」

キタキタ、来ましたよw このドラマの好きな遊び心が。

実は前回の放送で濱田岳さん扮する徳川家康は、三方ヶ原の戦いに出て武田信玄にフルボッコにされ、家康は脱糞しながら浜松城へ戻った様子が描かれていた。このとき、エロ本を持ちながら合戦場を走り回るという有り様で、そりゃ「勝てるわけねーだろ。てか、家臣たちがよく付いていったな」状態だったのだ。

このエロ本をめぐって、帰蝶がサブロー信長に嫉妬。定番の月9ラブラブモードも発動するが、それはドラマを見るときのお楽しみに。万が一、見逃したり録画をし忘れた方は公式サイトから視聴(ただし有料っす)できますんで、それをどうぞ。※広告ではないっすよ

・こんな合戦シーンを大河でやったら・・・もうね・・・/信長協奏曲公式HPより引用

エロ本を抱いたまま脱糞・・・こんな合戦シーンを大河でやったら・・・もうね・・・/信長協奏曲公式HPより引用

 

足利義昭との交渉は成功 しかし、その夜不穏な動きが…

今回は、軍事面で再び足利義昭(堀部圭亮さん)が動き出す。懲りずに全国の大名へ書状を送り、織田討伐を訴えたのだ。ココらへんは史実と似たような展開である。

これに対し、織田家では明智光秀(リアル信長)と羽柴秀吉(山田孝之さん)を将軍家へ派遣。サブロー信長としては、延暦寺焼き討ちをしたリアル信長を信用しきれなかったのだが、秀吉(山田孝之さん)の強い進言によって断ることが出来ず、2人に池田恒興を随行させて京都へ送ったのだった。

都での面会では、光秀が半ば恫喝の言葉で義昭に訴える。

光秀 「コレ以上、書状を送り続けることは、義昭様自らその御首を絞めていることと同じでございます」
義昭 「織田など恐るるに足りずじゃ。あんな田舎大名」
光秀「しかし、その織田信長が今川を破り、美濃をとり、天を味方につけあの武田信玄の死をも呼び起こした。その信長様にまたかようなことをなされては、どのような末路になるか、義昭様ならばおわかりになるはず。
義昭 「細川!書状をすべて捨てよ」(散々強がっておきながら、アッサリ引き下がるチキン描写w)

話し合いは無事に終わり、光秀と恒興はそのまま退出した。が、このままでは終わらなかった。その夜、義昭のもとを訪れる者がいたのである。

羽柴秀吉だ。

秀吉「それがし先の延暦寺焼き討ち、信長の神をもおそれぬ傍若無人なふるまい、ほとほと愛想がつきました。義昭様、共に織田を討ちましょう」

織田を憎みきっている義昭。乗らない手はなかった。

ただ、その脇には家臣の細川藤孝もいて、山田孝之さん扮する秀吉、どう考えてもしゃべり過ぎです。もともと細川藤孝は明智光秀と仲がよいことを知らないはずもないのに、ヘタすりゃバレて殺されまっせ。

 

 

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