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『いだてん』感想あらすじ視聴率 第4回「小便小僧」

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【第4回の視聴率は11.6%でした】
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いだてん感想あらすじ

舞台は東京高等師範学校――金栗四三中村勘九郎さん)は校内のマラソン大会に参加します。

走行距離は42.195kmではなく6里24キロ。
出発直前、尿意を催し、立ち小便する四三です。

【立ち小便をやめよう】という機運が日本で高まるのは、これまた五輪に絡んだものでして。1964年東京五輪を招致中でのことです。

小さな鳥居や鳥居マークは、立ち小便禁止防止のためだったというトリビアもあります。
犬の排泄すら問題となる現代からすれば、信じがたい時代かもしれませんね。

あっ、一話目の「立ち小便をしていたのは誰か?」という会話が、ここでつながりましたね。

嘉納治五郎(役所広司さん)は室内で三島弥彦生田斗真さん)を短距離走にスカウトしておりました。

【第4回の視聴率は11.6%でした】

 

高台の東京高等師範学校から大塚へ向かって

立ち小便で出遅れ、永井道明先生(杉本哲太さん)に叱られながら四三がスタート!
高台の東京高等師範学校から、学生たちが大塚へ向かって坂道をゴロゴロ転がってゆきます。

これには車夫の清もびっくり、子供たちもワクワクしております。

そうそう、当時のスポーツ光景は牧歌的というか、今とは大違いなんですねえ。

『播磨屋』という黒坂辛作の家がありまして。
そこには、かっちゃんという息子さんがいました。辛作は足袋を作っており、清は常連のようですね。

四三はスッスッハッハッとリズミカルに呼吸しながら、走者をごぼう抜きにしてゆきます。
これぞ韋駄天の世界だ、走りだ〜!

舞台は再び嘉納へ。
オリンピックには「参加することに意義がある!」と熱弁をふるっております。ただ、あまり理解は得られないようでして。

足袋職人の辛作も、マラソンだのオリンピックに冷たい目線を送っているようです。
まぁ当時はそんなものでしょう。清はオリンピックを知っているんですね。

 

ダントツ最下位から三位まで追い上げ

とはいえ、永井の懸念ももっとも。

どこに日本から世界に挑める選手がいるのか?
世界に通用する韋駄天は、どこにいるのか?

「高師が帰って来たぞー」
と、街の人たちに出迎えられる四三。
ダントツ最下位から三位まで追い上げてきました!

ゴールが間近と聞いて、嘉納もワクワクして玄関へ。
生徒たちを出迎えます。

「さあ来い、韋駄天!」

しかし、待てども誰も走ってこない。
気がつけばゼェゼェと呼吸音が聞こえてくる。

走り終えた四三でした。
嘉納は間に合わなかったんですね。あぁ、ニアミスかっ!?

 

「学生の本分を忘れかけっこしている場合か!」

翌朝、四三は「校内競争で銅メダルを取得したこと」を手紙で実家に報告します。

念願の嘉納との再会を果たした四三。そりゃもうワクワクですわな。
しかも予科生(1年生)での三位入賞は、開学以来の快挙だそうで、憧れの嘉納先生と会話できた四三は天にも登る心地でしょう。

あの嘉納治五郎先生に声を掛けてもらえるなんて感激ぃ〜!

それにしても、ここに出てくるポストといい、制服といい、考証がマメでいいなあ。こういうの、かなり大変なんですよね。

郵便ポストの変遷/photo by Momotarou2012 wikipediaより引用

そんな四三にも夢はある。
それはスヤの自転車と併走すること。青春ッスねえ。

まぁ、これは本当に夢でしてね。もうここで幸福感は終わりっすわ。
母から届いた返信は、兄・実次の代筆でもあり、この兄からすれば「学生の本分を忘れかけっこしている場合か!」というお叱りでした。

母からも6里も走るな、無理せず歩け、体が弱いのに上京したのは勉強のためだろう――とも言われてしまいます。
あー、もしも父が生きていればなぁ。このあたり、うまいなぁ。

兄にとっても母にとっても、まだまだ自分は弱い子供なのだ。
これはショックです。まぁ、拗ねても仕方ないよね。わかってもらえないもんね。

『手紙はもういい、走るだけだ!』と気合いを入れる四三でした。

この描写もいいですねえ。
家族だからとニコニコ笑顔で常に応援している姿って、逆にリアリティも何もあったもんじゃありません。

 

 

ここで四三メモの登場。

ん?
左から右への横書きはアリだっけか? そうか、混在期か。

そこはさておき、メモの内容は以下の通りです。

・とりあえず勝負前に排便しておく
→遅刻したもんね

・わらじは好かん
→破れてしまいます

・スタミナ
お手本は柔道の徳三宝。朝から人の倍稽古するには食べなければならないと

本科に入ったら、徒歩部に入ると目をキラキラさせる四三です。
もう母と兄なんてどうでもいいんだ、というわけですね。

一方で文学青年タイプの美川は、ストレイシープ中だとなんか言っています。

stray sheep=迷える子羊。『三四郎』からの引用だそうです。
漱石に憧れたけれど、教師はムカつくねえ〜と文句タラタラ。

要するに永井舎監のことっすね。

この真面目バリバリの永井は、日本の体育教育を定めた祖とも言える存在です。
学校を卒業するまで【憂鬱だった体育】の授業が、卒業後に軽い気持ちでスポーツすると楽しかったりしませんか?

コレにも、永井の生真面目すぎる影響があったかもしれない……苦しんでこそ、というわけ。
うーむ。功罪あるんですよね。

 

美川、徳にブン殴られて劣等生扱いとなる

そんな永井に対し、美川は『坊ちゃん』のセリフを引用しつつ反論を試みます。

が、そこへ柔道の徳三宝が横入り。
てっきり美川のことを永井から庇うのかと思ったら、この徳が美川をブン殴ります。そして、それ以降、劣等生扱いされてしまう美川という救いのなさ……なんなんだよ〜!

小説といい、スポーツといい、当時の冷遇っぷりがわかっていいですね。

そして四三は徒歩部、今でいうところの陸上部入りを果たしました。

顧問は可児先生です。
永井とちがって、もっとのびのび体育をしようとした人なんですよ。

 

金髪美人を連れた大森が登場

放課後は豚鍋を食べて、スタミナをつけています。
肉食こそスタミナだ、という考え方は重要ですね。

コロッケ、とんかつ、オムライス…… 明治時代に始まった「和製洋食」の歴史

ちなみに薩摩藩では戦国時代から豚を食べる風習がありました。
豚が不在どころか、猪を狩り、ウナギを食べていた薩摩舞台の作品が2018年にあった?

んなもん、私は知りませんよ……(´・ω・`)

薩摩の食事情はさほど悪くない!? 唐芋・豚肉・焼酎・菓子など異国情緒な文化を見てみよう

めし屋には野口源五郎、橋本三郎らもおりました。

野口源三郎の功績―大河いだてんで永山絢斗が演じる日本スポーツ界の指導者

四三は、彼らから目を瞑って走っている、電柱にぶつかりそうになっていると指摘されます。
どうやら沿道の人たちに見られるのが恥ずかしいとのことで。

そこへ、大森兵蔵(竹野内豊さん)という紳士が登場します。

英語達者で、金髪の美人を連れている。国際結婚か〜〜〜!!

席に着いた二人には、おもむろにバケツが出されました。

バケツではなくて、バゲットを頼んだのが、妻の大森安仁子なのです。
パンのことだったんですね。そんくらい説明せんかい!

そのころ、四三が悩んでいるのは靴でいた。

当時、運動靴なんてありません。
三島ですら、野球スパイクで代用していたのです。

 

播磨屋は五りんの亡母の勤務先!?

場面は昭和35年(1960年)へ。
裸足で力走するアベベを見ながら、古今亭志ん生(ビートたけしさん)がウキウキと酒を飲んでいます。

庭から現れた阿部知恵(川栄李奈さん)という五りん(神木隆之介さん)の彼女がアベベに関してダラダラ話しています。

五りんの落語はものになるのか?
知恵は「全然面白くない、センスがないとダメだし」します。そう駄目出ししつつも、知恵はアベベに夢中。

大塚仲町の播磨屋(足袋屋)が、五りんの亡母の勤務先だそうで。んっ?ここは……。

舞台は明治に戻りまして。
四三は、辛作の足袋を買いに来ております。

しかし四三は、サイズを聞かれても計ったことすらない。坊主アタマの少年に計測してもらいます。

「どこの出身か?」と四三に聞く辛作。きつい熊本訛りですもんね。

サイズは10文でした。
いざ足袋を履いてみる四三、促されるままに歩いてみると、
「あ〜よかです!」
という具合です。

これが四三と播磨屋の、長いつきあいの始まりでした。

足袋のおかげで、ますます好調!

 

永井はやっぱり五輪に反対 死人が出るとの懸念も

明治44年(1911年)10月6日。
嘉納はオリンピック選抜大運動会の開催を決めました。

人力車の清さん(峯田和伸さん)もノリノリで参加します。

種目は100メートル走、200メートル走、400メートル走、そしてマラソン!

車夫の清は、優勝してストックホルモンに言ってくるから賭けろ、とノリノリです。
若き日の古今亭志ん生・美濃部孝蔵(森山未來さん)もおりますね。

しかし東京高等師範学校で、永井はやっぱりまだまだ無謀だと苦い顔です。

25マイル=10里=40キロは短い距離ではありません。
死人が出ると懸念しています。確かに日本橋から横浜ですから、言われてみると遠いですねえ。

それでも、やってみないとわからん、やるぞ!と決意を固める四三です。
清も足袋を購入しました。
播磨屋は一儲けですね。

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