いだてん感想あらすじ 大河ドラマ・朝ドラ他

『いだてん』感想あらすじ視聴率 第15回「あゝ結婚」

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【第15回の視聴率は8.7%でした】
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いだてん感想あらすじ

なんと、寝耳の水の縁談話。
しかも相手は春野スヤ!

ばばばばっ!
今日はもう、ばっの連続と宣言されます。

池部幾江が頭を下げる中、いだてんこと金栗四三は焦りまくったままOPへ。

話は、明治43年(1910年)春まで遡ります。

 

縁談、それはそれ!

ストックホルムで棄権。
4年後の雪辱を誓う金栗です。

一方、スヤは池部家に嫁いだものの、昨夏に夫の重行が亡くなってしまいました。
母の幾江は、我が子は病弱だと覚悟はしていたものの、親より先に亡くなってしまうとは……と衝撃も大きいわけです。

とはいえ、
「それはそれ」
幾江はそう言い切ります。
自分の代で家を潰すわけにはいかない。

これ、結構重要なポイントでしょう。

『なつぞら』でも、柴田牧場の跡取り娘となった富士子が、婿養子を迎えていました。
とある朝ドラでは、こういう家制度を丸無視して不自然極まりないシナリオでしたが、戦前の家制度は、そういうもの。兄弟のいない長女は特別でした。家を継ぐ娘と、長男との結婚はできなかったのです。

そこで、池部家のとった道は?
スヤの婿養子として、四三に家を継がせる――なぜなら四三は六番目の子。
『なつぞら』でも、八男である戸村悠吉は何の望みもなかったと語っていましたが、そういうものです。

この縁談はそれだけの事情?
それだけでなか!

実は金栗家は、オリンピック費用として池部家から田んぼを売っておりました。
しかし、池部家の好意で借りているカタチになっているのです。結婚すれば、無事四三のものになるわけです。太っ腹ですなあ!

とはいえ、あけすけでちょっと戸惑う。
政略結婚じゃないですか。金栗は戸惑います。

「たーかーさーごーやー!」

兄・実次は『高砂』を歌う。間髪入れずに幾江も迫る!

しかし、金栗はこう言います。

「田んぼと嫁は別もんばい!」

4年後の雪辱がある四三としては、結婚どころではない。

スヤは、幾江にこの縁談は水に流してほしいと言い出します。夫を亡くしたばかりですし、金栗にも迷惑だって。

これに実次が激怒します。

「言わずもがなちゅうことあるばい、田んぼとスヤを秤にかけようとしたちゅうことかい!」
「順番てのが……」

「順番はこれでよかたい」
幾江は、そう言い切ります。

 

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姑はスヤが欲しかった

彼女の本音は、スヤが欲しい――ということでした。

夫・重行の死後、スヤは実家に帰ってしまいました。
幾江は寂しい。スヤがいて欲しい。広い屋敷で一人は辛い。
そんな赤裸々な本音がそこにあります。

我が子と義理の娘が、いっぺんに二人いなくなってしまう。もういっそ死んでしまおうかとすら思いました。
そうして菊池川をフラフラと遡り、気がつけばスヤの家にいたのです。

スヤは、鍋を洗っていました。

生きようとしている。幾江は死のうとしているのに、スヤは生きようとしている!
その姿を見て、幾江はスヤが好きなのだと気づきました。

この人と暮らしたい。
この人のために生きていきたい。
理屈じゃない。一緒にいたい。
家じゃない。商売じゃない。

スヤが一番、スヤのために生きる。そう熱く語るのです。

あゝ、これって斬新じゃありませんか。
昨年の『西郷どん』も含めて、駄作は女同士の対立が大好きなもの。嫁と姑の対立を見どころだと言い切る。そんな風潮すらあります。

ところが、この嫁と姑は熱い絆で結ばれているのです。
はァァァ、ものすごく画期的だと思います。

確かに、そういう関係があってもいいのに、考えられることなのに、それが「斬新」だということがどうしたことなんだ?と思います。
こういうところですよ。クドカン先生のこういうところがたまらんっ!

スヤをもらうか。養子にするか。
そうでなければこの話はしまいたい!そんな宣言をする幾江です。

「お義母さん!」
「スヤ!」
「お義母さん、ごめんなさい、ごめんなさい、お義母さん!」
「どこにもいかんで! あんたもうたまがったばい!」

感動の抱擁でした。

 

兄の策がえげつない

このあと、金栗家でも緊急家族会議が開かれます。

酒は飲めない四三。
これからは旦那さんと呼ばねばならないと、甥っ子姪っ子(実次の子)にあたる子供まで浮かれています。

祖母スマは「四三は金栗家の救いの神様たい」とまで言いました。
母のシエも笑顔です。

「四三はやっぱりとつけむにゃあ男たい!」

実次は、我が子の前でこう言い切ります。

「男なら腹ば決めんか! どっちみちあさってには祝言ばい! 嫌なら帰れ! 金栗家は破産じゃ!」

戸惑う弟に、兄は迫ります。

「学校部屋に来い!」

承諾するまで折檻されるのはイヤだ、と逃げる四三、無理に連行される四三。
おおおい、兄弟ぃぃ!

四三はトレーニングに打ち込みたいのだ、と誓います。
雪辱を目指すため、張り切るしかないと言い切るのです。

「ようわかった! 四三、お前の好きなようにせい。そのためにスヤさんと結婚ばせい」

話ば聞いてくれねえ!
「俺が家長たい!」と聞いてくれない。

しかも、狡猾。
教員の給料なんてタカが知れている。スヤの養子になれば金の心配はない。相撲のタニマチみたいなもんだって。

ここで最終兵器。一本背負いでいくばいだとぉ!

「お前は四三のこと好かんとかい!」

このころ、幾江は、スヤさえいればいい、四三は好かんとたいと言い出します。
気に入らないなら、後継は別の者を探すってさ。

しかし、スヤは四三だから受けた話と言い切ります。
四三さんでなければこの話はしまいですと言い切ります。

スヤは好いとっと〜〜!!
おおぉおいいぃ、金栗四三ぉぉお!

 

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好き、だからこそ遠い初夜

翌朝、冷水を浴びながら、四三は「スヤが好きなのか?」と頭を冷やしつつ、自問自答タイム。
回想場面が入ります。

あのスヤとの思い出の場面。
こりゃ好きでしょ、無意識で気づいていないだけでしょ!金栗を励まし続けたじゃない!
スヤさんのおかげで、誰よりも丈夫ばい。そう叫ぶ金栗。

大正二年(1913年)春。
四三は池部家の養子となり、スヤを嫁にもらいました。

ここで実次が「高砂」を披露します。
戦国時代ではありませんので、『真田丸』のような結婚式にはなりません。まぁ、戦国時代でもあの惨劇はちょっとレアだったね!

このあと、新婚初夜を迎えます。
ここでエロを期待する人は『ゲーム・オブ・スローンズ』に行ってください。

とはいえ、まあ初夜ですからね。夫婦の寝室で布団が並んでいるわけです。
安易なエロに頼らない。それでもこの二人が好きになる。クドカン先生流儀の新婚初夜が待っていますよね。

金栗はちょっと失敬と言い、冷水を浴びようとするほどです。
この冷水は離れません。

「スウェーデン語で水はばってんといいます」

ボソボソと意味不明なことを言い出す四三。

「聞きたか。なんね? なんね?」
「し、重行さんの最期は、スヤさんが看取られたのかと」

おおぃ、何を言っているんだ金栗!
しかもこの部屋、前夫婦の寝室です。
堅物の新婚初夜に、じれったそうに古今亭志ん生もツッコミを入れるのでした。

夫も眠れない。妻も眠れない。
モヤモヤしたままで夜を迎えているスヤ。感謝の気持ちを語り始めます。

しみじみとしているのに、金栗は四年後がある、大志があると言い出します。

いいんだよ、金栗くん。
オリンピックアスリートと熱い夜は、古代ギリシャからの伝統だよ。

古代オリンピックは観客も超絶タフネス!酒あり、虫あり、動物の血あり

スヤはそんな金栗に理解を示します。
お互い頑張りましょうって。
スヤはこんなやりとりでもいいんかーい! いい嫁ですね。

結局翌朝、全裸で水浴びをする金栗。
初夜でなくてよくわからんところで、全裸を披露しています。

「全裸やエロへの思いをここで回収してやるぞ、オラァ!」
そんなスタッフの、わざとズラした気遣いを感じた……気がします。

金栗は、池部家の使用人に戸惑いつつ、東京に帰ることになります。
今後のことはまた改めてと言いながら、出立するのでした。

新妻スヤに傘を差しかけじっと見つめ、使用人とともに舟に乗り込む金栗。

「お元気で!」
「スヤさんも!」
「かたか〜二人ともコッチコチばい」

そう実次から突っ込まれるのでした。
初夜のことを知ったら、兄はきっと激怒しているだろうなぁ……生々しいっちゃそうですが、子持ちになれば熊本に四三を縛れますからね。

 

浜松のまーちゃんというクソガキ

さて、そのころ。
美濃部孝蔵は静岡の浜松におりました。

ん?
これは気になるな。浜松ってのがね。
寄席の浜松勝鬨亭はよい場所なんだって。

高座に座る美濃部の眼の前には、場末感のある客席が広がっています。
赤ん坊はわんわん泣くわ、観客もやる気なし。全然盛り上がっていません。眼鏡をかけた一人の少年は、もろにつまらなそうな顔をしています。

この少年、気になるでしょ?
なんでこんな生意気な小僧をここで気になる映し方するの? ってなりますよね。
この時点で、なんかピンときましたよ。

さて、美濃部ですが。
花札にはまりました。こんなふうに博打をするから衣装も売り払うわ、もう無茶苦茶。

三度の飯が出て、泊まれて、近所には作り酒屋もある。
ちいちゃんという小股の切れ上がったいい女もいる!

そうちいちゃんのことを話してしまい、昭和パートの古今亭志ん生は冷たい目線に気づきます。
妻りんが、ジッと見ているのです。

この妻と結婚しても、この夫は女遊びしてましたからね……そりゃ初夜でカチコチの金栗は理解できんわ。

さて、先ほどの生意気メガネ少年は、ちいちゃんを手伝っています。
彼に落語の感想を聞くと、これが憎たらしいことを言うわけです。

「はあ、まあ大したもんだと思いましたね」
長い話をつっかえない。頑張って稽古したんだな、えらいなあ、って。

八百屋の次男坊であるという、この生意気少年のまーちゃん。まーちゃん。やっぱりね。
まーちゃんは、偉かったとはなんだ?と言われ、こう言い切りやがります。

「面白かねえや」

美濃部は流石に怒ります。
このクソガキ、なんか気になりません?
「付き馬」なんて背伸びしやがってと生意気に言いやがるんですよ。

確かに、美濃部は背伸びしていますね。
このあと、そう小円朝からも指摘されてしまいます。

「子ほめ」や「やかん」じゃうまくなりませんからね、と小円朝にくってかかる美濃部。
「稽古した大ネタ、笑える前座話だよ!」

そう言われて、引っ込みません。

「じゃあてめえの人情話はなんだこのハゲ! 小円朝の小は小物の小だ!」

かくして大乱闘。

「出てけー!」

そして、師匠に追い出される。
続きはまたあとで。だってさ。

古今亭志ん生(ここんていしんしょう/美濃部孝蔵)83年のパンクな生涯

 

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元テニスボーイの方向転換

熊本から、東京高等師範学校へ戻ってきた金栗。
最終学年として結婚報告をしなければならないのですが、なかなか言い出せません。




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そのころ、嘉納は借金話にキレていました。オイオイ。
ストックホルム惨敗で、世間の風当たりも強いのです。
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