いだてん感想あらすじ 大河ドラマ・朝ドラ他

『いだてん』感想あらすじ視聴率 第22回「ヴィーナスの誕生」

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【第22回の視聴率は6.7%でした】
いだてん全視聴率
いだてん感想あらすじ

ガガーリンのニュースを見ている昭和パートから、大正10年(1921年)へ。

真打昇進を持ちかけられる美濃部孝蔵が、悪い話ではないのに即座に断ります。

師匠たちが揃えてくれた、真打披露のための着物やその他衣装も、酒を飲んで質入れしてしまう始末。

現在ならば何か心理的な問題ではないか、となってもよさそうなところですが、そういうわけにもならず、ただの人間のクズ扱いをされてしまう。
衣装の質入れに文句をつけられても、逆ギレする始末です。

女房がいないことが原因だと断言した小梅が、押せ押せで妻を娶れと迫るのです。

 

これ以上臭くなんかなれない男

まあ、美濃部ときたらクズでして。
結婚したら芸が所帯染みて臭くなると渋るわけですが、ろくに風呂も入らず着た切り雀、それ以上臭くなれるもんかと小梅に罵倒されるのです。

かくして、下宿屋の娘であるおりんと見合いすることに。
この時代の25歳ですから、何らかのわけあり――その年齢まで結婚できないという見なされ方です。

そういう条件が重なりますと、わけありでもイケイケドンドンになるものです。

美濃部の寄席を見ただけで、おりんの父も好印象を抱いたようです。
事情を知っていたならば、破談になりそうなものですが……。

当時の結婚は大外れも多かったものですが、ドラマでは美化されます。
近年のNHK大阪朝ドラが典型例でしょう。
彼らと比較すれば、この夫婦はそこまで悪くはありませんので。

いや……どうかな?
古今亭志ん生が「おりん噺」、ピックはまだと突っ込みつつ、最低の甘くない新婚生活になります。

https://twitter.com/nhk_td_idaten/status/1137660627516887041

新婚早々、チョーマイ、モートルにいくと夜出歩く美濃部。

モートル=博打

チョーマイ=遊郭通い

ゲスで最低、これぞ戦前のクズ夫です。

史実だから仕方ない。
それなのに、おりんは仕事仲間との稽古だと誤解して、ご近所さんに笑顔で話してしまう始末です。

古今亭志ん生(ここんていしんしょう/美濃部孝蔵)83年のパンクな生涯

「おりん噺」、今日はここまで!

森山未來さんの演技はいつ見ても極上。
橋本愛さんもいい。

おりんの夏帆さんはよい雰囲気で、かつ池波志乃さんと雰囲気まで似ていてこれまたたまりません!

いいねぇ、持ち直した?
こういうのが見たかったのよぉ!

アンティーク着物、セット、街の景色もいいぞ、いいぞぉ!
これが見たかった。

ん? もう終わりなの?

 

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ここから先はもう読まんでいい……

悲しいことに、今回は実質的にここまでです。

【私が見たかった『いだてん』】はもう終わりました。

本当にこの場面までと、ここから先は同じスタッフで作っているんですかね。
作風すら一致しないと感じます。

ここから先は、最低大河四天王の要素が入り混じってくるといいますか。

何が起こっているんですか?
もう、これでいい……。

 

とはいえ、吐き気すら覚えてしまう正体は何なのか――そこは分析したい。

【『いだてん』で学ぶ 最低の指導術】

【『いだてん』で学ぶ このセクハラ対応が酷い!】

豪華二本立てでいってみたいと思います。

 

【『いだてん』で学ぶ 最低の指導術】

金栗がオリンピックの立役者という設定は、どこで消えたのでしょうか?

この無能ぶり。

官兵衛が全く軍師に見えない、あまりに知略がお粗末だった『軍師官兵衛』。

「松下村メン」が無能集団だった『花燃ゆ』。

犬の散歩も満足にできそうにない、『西郷どん』の西郷。

そのレベルの無能描写はもう見たくなかった……。

◆怒鳴ってばかりに閉口

→某熱血アスリート解説者みたい。そんな記事も見かけた金栗ですが。

うるさい。いちいちうるさい。
声だけではなく、表情もうるさい。

怒鳴り散らし、暑苦しい顔をすれば演技ですか?
そりゃないだろ。

ゴールデンカムイ』で、鶴見の前にいる鯉登少尉がおとなしく見えてくるレベルって、もうおかしい。

◆指導ができない

→指導内容に具体性が伴っていません。叫ぶだけでは応援団です。

負けた経験を活かせとかなんとかテニスの試合後に言っていましたが、ラザロのことを思い出す気配すら消えてきたお前がいうな感満々で辛い……。

◆テニス関連設定がむちゃくちゃ

→先週、テニス関連がわけがわからないと指摘しました。
今週やっと出てきたとおもったら、ますますわけがわかりません。

金栗はテニスをオリンピック種目と認識しているのか、していないのか?

あまりに露骨にテニスを陸上までの途中経過にしていて、不愉快の極みです。
テニスに何か恨みでもあるのでしょうか?

◆チートキャラがいないと何も出来んのか?

→これはじっくりと後述。
シマがいなければどうするつもりだったのか。そう突っ込むしかない場面が多すぎます。

◆助けるどころか、助けられている

→あのラストは何でしょうか。
生徒を助ける、守るどころか、助けられて守られる。なんだこいつ?

 

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【『いだてん』で学ぶ このセクハラ対応が酷い!】

もう、セクハラ講習教材レベルでしたよね。
もちろん反面教師的な意味で。

◆「パパ」を誰か止めろ

→史実ベースだろうと、気持ち悪さしかない。
パパと呼ばれてデレデレする金栗、見とうなかった……。

◆未成年にうっすらと欲情していそうで見ていて辛い

→未成年の女子生徒にデレデレ。
スヤの前で脚を触らせて、スヤが嫉妬しているような描写は一体何事でしょうか?

目を覆いたくなりました。
無理。もう無理。

◆「俺には黒人の友達がいるんです」論法

→セクハラ論争で「俺にも娘がいる!」とドヤ顔。
典型的なバカ反論です。

差別を指摘された時の、バカ反論典型王座を大河で見るなんて思いませんでした。
受信料が燃える瞬間を見たぞ!

【関連記事】自分の差別を正当化したい人が使う典型的な論法「I have black friends」とは? | BUZZAP!(バザップ!) 

◆同意を取れ

→人見絹枝の脚チェックも最低でした。
最初から袴の上から触らせろでいいでしょう。もっと急所を蹴ってよかったよ、絹枝さん。

シマの妊娠ハグも不気味でした。

この時代、あのハグはありなんですかね?
親近感どころじゃないだろうが。

◆見た目ジャッジ野郎

→偉そうに「エロい目で見る方がエロいんだ!」論法をしている割には、シャンだシャンだとうるさい金栗。
陸上のメリットを、脚線美ばかり強調します。

あなたにセクハラ云々言う資格、一切ない。

褒めればセクハラじゃない?
今はもう2019年ですよ?

【関連記事】オバマ大統領夫妻が共に失言、セクハラ批判などで謝罪や釈明

◆無策

→「スポーツをいやらしい目で見るのが悪いんだもん!」じゃないでしょ。
こんなもん、ただの心情説明と責任転嫁でしかない。

再発防止策は?
とりあえず保護者を安堵させるための策は?

無策なんでしょ。
もう逆ギレ責任転嫁にしか見えないのです。
金栗自身もうっすらセクハラ臭いという。何をしたいんですか?

 

【ファイナルオヤジファンタジー】

こんなゲスい方でしたっけ?
本物の金栗は、実は宇宙人に拉致されたんじゃないですか?

もうこの金栗もどきは、当時のスポーツ指導者でもない。
現代から見て理想化されたスポーツ指導者でもない。

昭和に生きて来て無反省だった、教え子から感謝どころか怨みを買っている――そんなダメスポーツ指導者を慰撫するマスコットになっております。

「俺の指導は正しかったんだ! 俺はいだてんだ〜!」

そう浮かれるためのマスコットだ……。

視聴率低迷が苦しいのはわかりますが、そんなものを作り上げてどうするの、という話です。

よりにもよって、テコ入れのために、
【ファイナルオヤジファンタジー 逃げ切りクロニクル】
を導入しおった。

この手の指導者に怨恨しかない元生徒が、倒れていく展開です。

そういう側からすれば、
【オヤジハザード】
でしかないのです。

撃っても撃っても、振り切ったあいつが襲ってくる状況です。

 

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【オヤジが救世主ワールド】

このニュースを思い出しました。

【関連記事】アカデミー作品賞『グリーンブック』が酷評される理由 | スパイク・リー「運転してる映画にいつも負けるな」 | クーリエ・ジャポン 

「白人救世主の映画」という批判です。

マジョリティがマイノリティを差別していた時代。
しかし、善良なマジョリティもいて、マイノリティが彼らを救ったんだ。ばんざーい!

そういう路線です。

この設定は、マジョリティにとっては蜜の味ではあります。

いい白人もいた。黒人を差別していただけじゃない。そう言われると、ホッとする。
それに、黒人を白人を救ったとなると、気持ちがいいのです。

しかし、黒人からすればムカつくことこの上ない、と。

お前らが気持ちよくなるために、こっちの苦難を利用するな!
そういう批判が出てくるわけです。

前朝ドラ『まんぷく』と『いだてん』、いわばこの構図のジェンダー版です。
【マンスプレイニング】でもいいかな。

【関連記事】男たちはなぜ「上から目線の説教癖」を指摘されるとうろたえるのか

『まんぷく』では、主婦の負担軽減のために食品や料理の道具を作るヒロイン夫が持ち上げられておりました。
実際に開発した商品は、むしろ独身男性や労働者に好まれていたものです。

そして『いだてん』もそう。
シマは無力で、二階堂もヒステリックなババア。

それなのに、金栗様は女子体育に革命をもたらした!
結婚することしか頭にない愚かな女たちを変えたのです!

ウェーイ!
……じゃないっつの!

まさに生きた化石の、生きた化石による、生きた化石のためのドラマでした。

これは女のためと謳いながら、ダメな男性を「よしよしいいこですね♪」をするための、典型的な慰撫です。
そこに気づかない方は、ちょっと冷静に振り返ってみましょう。

自分を慕っている妻、娘、妹。
それに女性部下は、あなたに気を使っているだけかもしれませんよ。

慰撫するつもりが、実は慰撫されていた。
そんなオチになっていないか、冷静に考えてみましょう。

本作を観て大喜びする層が、『ゲーム・オブ・スローンズ』最終シーズンが不愉快であろう理由も想像つきます。

あのドラマのオチって、
「この女を支え導いて、世界をよりよくする俺ってカッコいい!」
幻想を焼き払っていたもんね。
ドラカーリス!

わかる解説シーズン8第6話 最終回!ゲームオブスローンズ感想あらすじ

この悲劇はスポーツ界でも多くあったことです。
悲劇がいくつもありました。

それを立ち止まってみるどころか、加速させる本作。
何をしたいのでしょうか?

【関連記事】伊調馨と栄監督が袂を分かった「決定的な出来事」

ジェンダー関連監修とエネルギーは『なつぞら』に吸われたのでしょうか。

それなら納得できます。
んなわきゃないとは思うけど、まぁ、いただけない。

もちろん時代背景はあるでしょう。
しかし、そこを配慮しているどころか、現在の萌えやアイドル萌え〜に近づけたような、気持ち悪さが漂う本作。

金栗主人公で、女子校ハーレムでもやっているつもりでしょうか?
一体何がしたい?

 

二階堂とシマもスヤも女生徒も酷い

金栗だけじゃないんです。
女性キャラは人見絹枝以外、全部ぶっ壊れているとしか思えません。

二階堂は、スポーツへの愛というよりも、男への愛を代替品にした【売れ残り嫉妬ババア路線】。

カツラ云々も寒いだけです。
容姿をバカにして笑いを取るって、センスとしてもう終わっています。

スヤですら、若い生徒に嫉妬するババア枠。
あの『八重の桜』主演に何をさせているのやら。

『八重の桜』の真価とは?明治維新150周年だからこそ見るべき16の理由!

女生徒はハーレム要員でしょう。
全員同じ。ただの萌え攻略キャラ。高度なカメラワークをエロ目線に使っていて、もうキッツイ……。

シマは大問題です。
メアリー・スーになりました。

Wikipediaより
Mary Sue(メアリー・スー)とは、理想化されたオリジナルキャラクターを揶揄する語。

夫の増野ともども、もう作為が強すぎて気持ち悪い。
五りんすらもう見たくない……。

先週、増野がチート枠と書いたのですが、シマもそうだったとは。
もうチート一家でいいよ。

『いだてん』感想あらすじ視聴率 第21回「櫻の園」

人見絹枝の抜擢がシマのおかげ?
何の冗談ですか?

シマがいなければ金栗が何もできない無能にしか思えません。
ヒントを与える程度ならいい。やりすぎなのです。

この、女性オリジナルキャラクターの機転で話が転がるのって、
『江 姫たちの戦国』
『花燃ゆ』
路線じゃないですかね。
そんな要素を入れてどうしますか?

時間稼ぎも露骨に思えました。

女子生徒フェチズムを刺激しそうな画が多いわ。
赤ちゃんをやたらと出すわ。
回想は長いわ。

前述の通り、美濃部パートと金栗パートを、別のスタッフが作っているんじゃないかと思うほどの落差です。




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一体、現場はどうなっているんでしょうか?
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