日本初の歴史・戦国ポータルサイト

BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

スポンサーリンク

花燃ゆレビュー

花燃ゆ感想マンガ第30回「お世継ぎ騒動」ここまで落ちた大河ドラマ 人気の朝ドラにまるのっかりのスイート作り

更新日:

こんにちは、武者震之助です。
先週分は視聴率が12%をキープ。乃木坂効果でしょうか。
まさか勘違いしていませんよね……? これで視聴率回復とか思っていませんよね?
12%ですよ、12%。あんだけ番宣しておいて例年より低いこの数字ですからね。
そして今週はどうなるかといいますと。

・花燃ゆのニュース
- 高杉晋作を救う“ようかん”作り 「花燃ゆ」第30回 - 最新芸能ニュース一覧 - 楽天WOMAN

元ネタはお市の方の小豆袋伝承かな。
それにしても……スイーツといっても、そういうものを好む女性向けを作ることであって、まさかまんまスイーツ作りで話を引っ張るとは思いませんでした。いやあ、バカなのか何なのかな、これは。
ついでに始まる前に言っておきますと、幕末期は後継者に養子を指名するのがごく普通にあったし、そもそも毛利元徳も銀姫も養子ですからね。それより何より、この時点で史実の銀姫は懐妊中なわけです。いつものことではありますが、美和のクエストはフィクションであり、まったく意味がありません。

毛利元徳(Wikipediaより)

えー、何度か書いている気がしますが。歴史ドラマだからといって史実にない出来事を描いて悪いわけではありません。おもしろければ。本作は史実でありえない、意味がない、つまらない、三拍子揃っているから無駄無駄無駄無駄無駄なんですね。
はい。では今週も、そんな羊羹という名の虚無への供物を見ていきましょう。

世間は大変な時代のはずだが城内はおはぎ作りでクエスト中

hanamoyu20150726

今週のアバンナレーションでは、「朝敵」という言葉がきちんと出ました。まったくもって存在感がない本作の孝明天皇ですが、彼が長州を朝敵認定したと出てくることはよいことです。この程度当然ですが、本作の今までの出来を考えるとよいことなのです!さらに椋梨の粛清により松島剛蔵(伊之助の兄)が入牢し、次の標的は高杉と桂ということがわかります。しかしこの松島、伊之助の兄として引き立て役のようにうろうろしている場面がちらっと出てきただけで、いきなりの入牢とは。出番的な意味で不憫過ぎます。
政治情勢のあとは銀姫のドアップ、そして「嫌じゃ!」とダダをこねております。
「乃木坂とおはぎ作りなんてやってられねえよ!」
とのこと。はい。それは確かにやってられませんよね。こっちも見たくありません。すると侍女が「奥の大切な儀式でございます」とか何とか言い出し、ここで美和(文)にクエストが決まります。銀姫は仮病を使い、美和に命令します。
「おまえがおはぎを作れ!」
だそうです。なんでもおはぎは子孫繁栄祈願のために作るものだとか。都美姫まで出張ってミッションが開始されると、美和は早速手際がいいと褒められます。こうして出来たおはぎを元徳がほおばります。元徳曰く、
「これは……姫のおはぎではない」
姫という呼び方もひっかかりますが、一口食べて誰が作ったか簡単にわかるものなのでしょうか。

いや、そこじゃない。
おはぎとかどうでもいいから。根本的に間違っているから。

元徳はさらに続けて「姫のおはぎより断然うまい!」と上機嫌に。さらにこのやりとりがきっかけで銀姫の仮病まで判明します。
いやあ、ほんとうに、今週のサブタイトルは「子孫繁栄特製おはぎ」とかそんなんでよかったんじゃないですかね。これじゃ今期朝ドラそっくりの展開ではありませんか。

おいしいよねおはぎ(Wikipediaより)

地獄のおはぎタイムが終わると、伊之助無双。伊之助はどこまで幕府の機嫌を取るかと椋梨に怒りをぶつけます。しかし伊之助が敵視する幕府の背後には孝明天皇もいるわけですし、それより何よりドヤ顔で「俺は藩上層部にいるから」と威張り腐るわりには何をやっても失敗する伊之助ごときが、一生懸命事態打開に向けて働く椋梨に偉そうにどうこう言えたもんじゃないと思いますが。椋梨は伊之助捕縛を命じますが、確かにとっとと伊之助は捕まえられてドラマそのものから消えてもらいたいと私も思っておりました。頑張れ、椋梨さん!!
椋梨には高杉を捕縛する計画があり、それが同僚の鞠経由で美和の耳にも入ります。この情報通の鞠って何者なんだよ。今回の美和のミッションはどうやら二つあるようです。なんと高杉に窮地を知らせるというもののようです。
ここでOP。

スポンサーリンク

悪役のはずの椋梨夫妻がいい人すぎて

美和は高杉が危険だと書状で知らせようとしますが、いじわる担当上司に止められます。高杉側だって自分の危機くらい、アンテナを張り巡らせてわかっているでしょう。むしろ美和の書状が誰かに読まれる危険性の方が高い気がします。
ここで突然、椋梨の妻・美鶴が登場。ええーっ、奥御殿ってそんなにホイホイは入れるもんなのお?!……まあ、重要な建物のセキュリティがザルに等しいのは初回からなので突っ込む気力もありません。それにしても何故ここにいるのでしょうか。
もっと不可解なのは、美鶴がホイホイと高杉の護衛期限を「罪滅ぼしの独り言」と喋ることです。ええと、罪滅ぼしって、久坂の死後にいきなり夜中に押しかけてきた美和に、ちょっとキツイ口調で帰るように言ったことですか。あれはどう考えても美和が無礼討ちにされてもよいレベルのモンスタークレーマーでしたけれども。椋梨夫妻っていい人だなあ。

場面が変わると、銀姫と侍女らが独楽回しで遊んでいます。ここで美和が「私もやらせてください」と言い出すと、銀姫がヤンキー顔で「やかましいわ、雑巾がけでもやってろや」と返します。でもそもそもなんでこの部屋に美和がいるのでしょう。一人着物も地味で浮いています。雑巾がけ担当者はそもそもこの銀姫の御前に侍ることなどないのでは。何もかも間違っているので、どこにも感情が入りません。
美和が雑用を片付けていると、銀姫が「何か言いたいことがあるのか」と入ってきて、ここで美和が「助けて! 高杉さんの命が、椋梨から狙われているの! 決行日は兄の命日の十月二十七日! 力を貸してください」と言い出します。
おまえは何故、自分を嫌っている銀姫にそんな重大事をぺらぺら話すのだ。それでどうにかなると思っているのか……!
銀姫は顔を歪めて「おまえうざいわ。自分が願えば何か叶うと思っている。ふざけやがって、あきらめろ」と吐き捨てます。そんなポエムを言わずに「無礼者!」の一喝で十分だと思いますが。なぜか美和の「みんなに本音を吐かせる特殊な交渉術」が発動するようなんですね。何か屈折した思いを銀姫が吐き出します。
美和はもう、入江九一のもとでタイムスクープ社の記者として働く方がいいんじゃないですかね。どんなところにズケズケ入っても行けるし、いきなり物怖じせず頼み込めるし、みんなに本音を吐かせる特殊な交渉術まであるじゃないですか。最強ですよ。
一方高杉家には、頭に血が上った松下村塾生が「よくも講和しやがったな!」と押しかけています。ここで鼻声の雅(高杉晋作の妻)が出てきて「うるさいんだけど。椋梨の刺客も来ているしやめてくれる?」と言います。ああ、雅ねえ。今気づきましたけど、久坂と同じでこの人も発声が駄目ですね。所作もまだ修行の余地ありですけど、この子どもっぽくて深みのない鼻声がすべてをぶちこわしています。せめて女中や町娘役ならばよかったんですけれどねえ。こういうときに落ち着きを見せるはずの高杉晋作の妻が台無しではありませんか。

スポンサーリンク

ここまで落ちた大河ドラマ 人気の朝ドラにまるのっかり

高杉家から奥に場面が転換すると、便利な情報提供NPC(ノンプレイヤーキャラクター)鞠が、今度は伊之助投獄の知らせを持って来ます。椋梨さんGJ!
ここで美和は、元徳が銀姫の手作りスイーツが食べたいみたいだから、私が教えて今度は羊羹を作ってはどうかと提案します。一緒にスイーツ食べてお話でもしたらお世継ぎだってできるとのこと。
日曜夜の連続テレビ小説『みわ』「逆転子作り愛情羊羹!」か! もう羊羹にオットセイ、スッポン、まむしエキスでも入れてしまえ! 銀姫に「殿、どうやら食べたらしい」とか言わせてしまえ! もうこっちはくだらなすぎて気絶しそうだよ! こんなにくだらない提案になぜか潮は感動しちゃっているし。もうやだこの大河。

大事なことなのでもう一度書きますが、この時点で銀姫は懐妊しているので、このへんはまったくいらん展開です。

銀姫と面会した美和は、なぜか銀姫の問いかけに「兄の仲間がこれ以上死ぬところを見たくないの!」とか言い出します。井上さん、熱演だなあ。でも台詞が会話として成立していないぞ。銀姫は美和の訴えにも冷たい態度ですが、確かに問いかけを無視して変な決意を言われたら嫌にもなりますって。こんなどこからか常に電波受信しているみたいな女が、スイーツ教えてやるから頼みを聞けと迫ってきたら、そりゃ私だって嫌です。

このやりとりでどうしたらそうなるかわかりませんが、場面が切り替わると無駄なエフェクトをつけながら羊羹作りに励んでおります。それにしてもおはぎの持つ子孫繁栄の意味とは何だったのか。亥の子餅のように様々な意味をこめて食べる子孫繁栄を意味する食物はあったと思います。ところがこの場合、おはぎでだめなら羊羹でも大丈夫ならば、あまり深い意味は実はなかったのではないかと思えてきます。おはぎが大事とかなんとか言うわりには、年中行事とか出てきませんし。

そうこうしているうちに十月二十七日。高杉襲撃かと思っていたらば、手作り羊羹試食会です。スイーツ指南ミッションをこなした美和は、褒美として兄の御前に羊羹を備える許可を得ます。
杉家に美和の羊羹が届いて皆がそれを受け取っていると、高杉を追う者たちがやって来て羊羹をひっくり返したりします。

一方高杉は、伊之助と面会中。日本を狂わすとか幕府ぶっつぶすとか、相変わらず頭が悪そうな口調で密談しております。そういうことを堂々と大声で話すのはどうかと思うよ。
高杉が面会を終えて出てくると、すっかりNPC化した小忠太がイベントクリアヒントを息子に教えます。このドラマの高杉の活躍ってほぼうろうろしているだけですよね。そうそう、小忠太はここで息子と絶縁宣言しておりました。

長州の羊羹すげー!密書を隠したり精力大幅増強したり!

場面は再び奥へ。銀姫がスイーツ試食イベントで出してきた羊羹の名目が家臣の出産祝いでした。その中にどうやら美和からの書状を潜ませたとのこと。銀姫からの品では流石に中身も改めなかったとのことですが、高杉家の出産は結構前のことだった気がしますし、椋梨にマークされている高杉家なら調べられてもおかしくない気もします。

……このあたりで「どう? 羊羹ひとつでミッション二つクリアしたのよ! すごいでしょう?」みたいな美和と脚本家の顔がチラついて来ましたよ。
羊羹効果か、ついに元徳が銀姫の元にやって来ます。ここで銀姫は、元徳がやって来るのを待ちきれずに猛ダッシュ。そして元徳と接近して向き合います。なんだこの拷問は。それにしてもなんだか妙に生々しい場面で、ほんとうに羊羹にオットセイ赤マムシ粉末入れたんじゃないかと思えてきましたよ。

一方高杉は刺客と出くわします。本作のこの手の剣戟場面って、「ドーモ新選組の沖田デース」だとか、謎の鎖鎌男に襲われる井上聞多とか、大体ろくなもんもんじゃないですよね。今週はそれに比べたら比較的マシですが、斬り合いながらスピリチュアルに語り合うのはアホっぽいのでもう禁止してください。命を狙われてコソコソ去るはずが、情感たっぷりに早朝べらべらと喋るとか、やめて下さい。刺客も高杉に諭されたくらいで何泣きながらあきらめているんだよ。根性ないなあ。

さて奥では、高杉の逃走に手助けした疑惑により美和が懲戒解雇されかけます。すると銀姫が止め、さらにここで懐妊宣言します。時間経過がさっぱりわかりませんが、見ている限り高杉逃亡からそう経ってはいませんよね。妊娠検査薬もないのに懐妊したとわかるものなのでしょうか。そしてやっぱりあの羊羹、何か入っていたんではないでしょうか。都美姫まで「これもうおはぎのおかげ」とか感動し出します。こんなくだらない台詞でも情感をこめる松坂慶子さん、偉いなあ。もう無茶苦茶だ……何もかも無茶苦茶だーッ!
結局、今週の重要な動きは高杉の移動だけでした。そういえば武井壮さんがゲスト出演していたそうです。どうでもいいです。

さらにそういえば、「大奥編」の売りって、確か美和がキャリアウーマンとしてのし上がり、視聴者に共感させたいとかそんなことをプロデューサーが言っていましたよね。上司にしつこく自分の願望を押しつけ、仕事の有能さではなくスイーツ作りで取り入る話に誰が共感できると言うのでしょうか。キャリアがどうこう言っておきながら、ヒロインの活躍は使い走りとおにぎりかまぼこスイーツ作りに限定するのも謎です。キャラ弁作りで女性が輝くとか、そういうのと似たような考えなのでしょうか。
そういう一風変わった時代劇を作りたいなら、別枠でちゃんと考証をつけてやりましょうね。

武者震之助・記
霜月けい・絵

スポンサーリンク

武者が薦める→「これがホームドラマで恋愛要素があっても本当に大河なドラマだ!」





1位 直虎の後を継ぐ井伊直政とは?


2位 わろてんか主人公
吉本せい波乱の一生


3位 西郷隆盛49年の生涯!


4位 史実の真田幸村とは?


5位 最上義光 名将の証明


6位 ホントは熱い!徳川家康


7位 意外と優しい!? 織田信長さん


8位 毛利元就の中国制覇物語


9位 伊達政宗さんは史実も最高!


10位 最期は切ない豊臣秀吉


注目! 史実の井伊直虎とは?


注目 わろてんか伊能栞
(高橋一生さん)のモデル
小林一三とは?





井伊家 井伊直虎 井伊直政 小野政次 龍雲丸
織田家 織田信長 濃姫 織田信忠 織田信雄 織田信孝 三法師 平手政秀
徳川家 徳川家康 結城秀康 徳川秀忠 松平信康 酒井忠次 榊原康政 本多正信 水野勝成
豊臣家 豊臣秀吉 豊臣秀長 豊臣秀次 福島正則 加藤清正 豊臣秀頼
伊達家 伊達政宗 伊達成実 義姫
最上家 最上義光 鮭延秀綱 山形城 大宝寺義氏 山野辺義忠
毛利家 毛利元就 毛利隆元 吉川元春 小早川隆景 毛利秀元 陶晴賢
島津家 島津義弘 島津の退き口
真田家 真田幸村 真田信之
立花&高橋家 立花宗茂 立花道雪 立花誾千代 吉弘統幸
浅井・朝倉家 朝倉宗滴 姉川の戦い 金ヶ崎の退き口
前田家 まつ 豪姫 前田利長 前田利常
黒田家 官兵衛が長政を叱責の真相
北条家 河越夜戦 小田原征伐 のぼうの城の真実
細川家
仙石家
長宗我部家
武田・上杉家
諸家 足利義輝
剣豪・武術・忍者 宮本武蔵
キリシタン ルイス・フロイス
合戦 桶狭間の戦い 長篠の戦い 手取川の戦い 厳島の戦い 月山冨田城の戦い

◆薩摩藩 西郷隆盛 島津斉彬 大久保利通 小松帯刀 西郷従道
◆長州藩 木戸孝允 木戸松子 高杉晋作 山県有朋


◆古代 安倍晴明
◆江戸 葛飾北斎
◆世界史 クレオパトラ ルイ16世 チェ・ゲバラ


わろてんか毎日のあらすじ感想レビューは……

-花燃ゆレビュー

Copyright© BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン) , 2017 AllRights Reserved.