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花燃ゆレビュー

花燃ゆ感想マンガ第45回「二人の夜」大河史上最もゲスな展開きたー!うげー!

更新日:

こんにちは、武者震之助です。

まずは訃報です。

・「花燃ゆ」武術指導の林邦史朗さんが死去

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1560441.html

大河の殺陣師をつとめてこられた林さんです。今まで迫真の殺陣をありがとうございました。心からご冥福をお祈りいたします。

そしてニュースはこちら。

・【花燃ゆ】井上真央、明治編から「もうひと盛り上がりしたい」 | ORICON STYLE http://www.oricon.co.jp/news/2061646/full/

女性記者を集めたプレスミーティングって、大奥編開始時もやりましたね。

・「花燃ゆ」大奥編スペシャル企画・異例の女性記者オンリープレスミーティングに行ってきた - エキレビ!

http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150801/E1438360136378.html

うわー、センスがうすら寒い。それにしても、参加した記者の皆さんもこうつっこみたかったのではないでしょうか。

「いつまで美和と楫取の不倫で引っ張るつもりですか?」と。

西南戦争の報告を聞いた木戸孝允は、こう言ったそうです。

「西郷、もういい加減にせんか」

私も今回のサブタイトルを見た瞬間、こう思いました。

「花燃ゆ、もういい加減にせんか」

と。それではいってみましょう、今週のサブタイトルは!

「二人の夜」

これはもう少女漫画大河じゃないですよね。レディースコミック大河ですよね? 寿さんはまだ存命ですよね? あのですね、夫亡き後妹と再婚するのがいけないんじゃありませんよ。妻が存命中なのに「二人の夜」とかそんなとち狂ったサブタイトルつけるのが嫌なんですよ。

萩の乱に不倫を誓い、運命の糸をつないで姉追い出しに成功、そして二人の夜と来ましたか。一体何がしたいんでしょうか。

そしてまたもこの人がやってくれました。

・「花燃ゆ」に籾井勝人NHK会長が指摘 「みんな死んでしまった」 http://news.livedoor.com/article/detail/10795005/

戦国と幕末ローテの大河でそれはないわ! なら幕末長州題材にするなよお! 来年もたくさん死ぬわ! あのおにぎりポスターを見た瞬間、私は「このおにぎり食べているイケメン、夭折率75パーセントかあ……」と思ったんですけれども。どうやら会長は違ったらしいですね。それにしても『まれ』はメインキャラ誰も死にませんが、どうしてあんなに低迷したんでしょうね。不思議だなあ〜。そういえば私はイザベラ・バードなんか死なない大河作っちゃえと以前書いたことあったような気がするんですけれども、いかがでしょうか、籾井会長!!

歴史でない時代劇でない ゲスな三文ドラマである 「ゲスの極み乙女。」がブームだからOK、OK

それでは、大河史上に残る汚点をレビューしたいと思います。

明治十年(1877)、春。美和は安子(銀姫)に手紙を出しています。ここで先週始めた女工教育にふれるわけですが、美和のこの手の活動って自分の生活範囲内でちょこっとやるだけなんですよね。友閑セレブ気取りの女が、趣味の範囲内でやるボランティア活動みたい。美和はこれまでも、コレラ患者の娘、久米次郎、興丸、秀次郎にも勉強を教えていますが、それもさわりだけでぶん投げていますので、はたしてどうなることやらと呆れています。

OP後、この女工勉強ネタが続くのですが……世界野球にチャンネルを合わせた人は大正解だと思いますね……はい。その頃、生糸に粗悪品が入り始めていたとのことで、楫取が対策に乗り出します。

この生糸の品質についてもサラリと歴史修正的なことをしているのが本作なので、ちょっと補足をば。かつて日本の工業製品は安くはあるものの、品質は悪いということで悪名高かったものでした。メイド・イン・ジャパンが本当に高品質で持つことがステータスシンボルとなるのは、高度成長期からしばらくしてのことです。本作ではいきなり生糸が高品質であったかのようにされてはおりますが、必ずしも全ての日本産生糸がそうでなかったことは頭の隅にでも入れておいた方がよいとは思います。そんなわけで、本作のように突然誰かが手抜きしたため低品質になった、ということではないと思うんですね。生糸の品質がらみのところは、もう話を追わなくていいと思います。

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さあ名知事伝説を創れ!(クローズアップ現代班にまかせたら?)

さてここから楫取県令様伝説が始まります……県庁職員の老母をわざわざ訪ねてくれたとかなんとか……はー、世界野球……ここでまた阿久沢と楫取のやり取りですが、こんな雑魚をとっとと排除できないでどこが有能なんでしょうか。

一方美和はいかにもスタジオセット内の畑を歩いています。そこへ石原良純さん演じる船津伝次平が出てきます。これがぼうぼうの頭で野人めいた風貌で粗野な言葉です。船津は名主の生まれで和算や俳諧に優れていたそうなのですが、それが何故こんな野人にされているのでしょうか……小松先生は「群馬のド田舎の農民なんて、いくらえらくてもこんなもんでしょ?」とかお思いなのでしょうか。群馬の皆様から悲痛な悲鳴があがるのが聞こえてきそうです。ひどい、ひどすぎる。

それにしてもこの船津といい、新井領一郎・星野長太郎といい、群馬の地元で敬愛されてきた人物と楫取の関係を無理矢理強調することで、楫取自身にドヤ顔をさせるパターンばかりですね。前半は松陰や高杉、後半は群馬地元の人物をダシにして楫取を持ち上げる、と。

一方で西南戦争は燃える城のイメージ処理とナレーション、いきなりアップになって切腹する西郷でおしまい。田原坂? 抜刀隊? そんなもんあるわけないじゃないですか〜。木戸は楫取への手紙処理で死去。

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『花燃ゆ』における維新三傑の勝者は大久保さん!

木戸孝允:功績をほぼ楫取に吸収された挙げ句、楫取しか日本の舵取りができない、楫取に日本を託すなど、公開処刑レベルの恥ずかしい台詞を大量に言わされる損な役回り。しかも楫取には「お前」「奴」呼ばわりされるのに、相手には常に敬語を使う屈辱。明治期は伊藤と二人内閣状態で頑張ったのに、最期を手紙処理される。唯一輝いていたのは、脱退騒動で無様だった楫取を罵倒した時だけだった。NHKは東山さんにまともな役をお詫びとして用意すべき

西郷隆盛:一人薩摩藩。長州の足を引っ張る無能扱い。いつの間にか消えた

大久保利通:出演を免れた真の勝ち組の上、朝ドラで五代友厚の盟友というおいしい役回り。土方歳三といい、本作から免れて朝ドラに出た人は幸運である

 

さてそんな木戸の死後、辰路は木戸未亡人の松子(幾松)に話を聞きます。楫取もえらそうですが、ここで手紙処理かと思われた木戸、最期の日々が回想で入りました。いやー、本当にこのドラマに東山さんって資源の無駄遣いにもほどがあるでしょう。ここでしんみりしている松子に、辰路がドヤ顔で「せわぁない」とか言うからズッコケましたよ……流行らねーよ! びっくりぽんも無理矢理とか強引とか言われているけど、このデスワードに比べたら百億倍くらいマシだから! もうあきらめろよ!

現場で汗ながすって気持ちイイイイイ たいていセットだがな

群馬では美和と楫取が、船津の元で農作業中。ここで船津が県令が農作業とかびっくりだあ、と言うのですが……ああもう今週三点リーダ使い過ぎていて我ながら嫌なんですけどね。小松先生かそれともプロデューサーの責任かわかりませんけど、政治家の役目を根本的に勘違いしていませんか。女性に教育が必要だとか、農業改革とか、そういうのを政治家が実行するのは政治においてです。それが本作の場合、楫取が現地を歩いて老婆を訪れただの、農作業しただの。美和が女工に勉強を教えるなど。そういう目先のボランティア業務みたいなことばっかり描いているじゃないですか。楫取こそ日本の梶取りが出来ると本作では言いますが、国家や地方自治体を船で譬えると梶取がしていることは水夫の役目ばかりです。船長としての仕事はほとんど描かれていません。船長自らオールを握ることばかり美談めいた取り上げ方をするのは、バランスがおかしいんじゃありませんか。それでドヤ顔をしながら「木戸の願いに応えねばならんなあ」とか言うから、もう。

hanamoyu20151108

東京の寿は療養中です。木戸も退場し、優香さんのしっとりした寿の演技くらいしか見所がありません。寿の看病をしている久米次郎は美和が気に入らないと言います。今、久米次郎が我々の心の叫びを代弁したぞーッ! 寿はたしなめますが、あんなデスおにぎり女そりゃ気にくわないのは仕方ないことです。

久米次郎は群馬へと、父に会いに戻ります。理由が生き方をみつめるとかそんな理由なのですが、本当は父が美和と不倫しているのではないか確かめたいのでは? 県令邸に行くと、案の定美和が出てきます。美和がしたり顔で楫取について語るのを聞き、久米次郎は激怒。素晴らしい。いいぞ、もっと言え!! 椋梨といい、美和を罵る人は輝いて見えますね。

大河ドラマが2代目フジ昼ドラを襲名!パチパチ

ここから超展開。美和が家を飛び出した久米次郎を追いかけます。美和はそのうち楫取に遭遇。そこで崖崩れが起きてしまい、美和と楫取は同じ旅館同じ部屋に泊まることになります。二条窪で畑耕していた時も、都合よく悪天候に遭遇したような。この胡散臭い偶然の作り方、どうなのよ。それに同じ部屋に泊まるしかないにせよ、間に屏風くらい立てろと。美和は物欲しげな目でじっとり楫取を見るなと。
こんな状況で「ついに二人が同じ屋根の下!」とか思ってんじゃねーぞ! はぁー、これが二人の夜ですか。今まで本作に悪態をこれでもかとついてきましたけどね。今回は本気で脚本家とプロデューサーの正気を疑いましたよ。

そして予告では案の定、県令とその義妹があやしいと噂になっています。当たり前だよ! 自業自得だよ! 何がしたいんだよ! それでまた美和が「私この家を出ます」詐欺だよ! もういい加減にしてくれよ!

武者震之助・記

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霜月けい・絵





1位 直虎の後を継ぐ井伊直政とは?


2位 わろてんか主人公
吉本せい波乱の一生


3位 西郷隆盛49年の生涯!


4位 史実の真田幸村とは?


5位 最上義光 名将の証明


6位 ホントは熱い!徳川家康


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8位 毛利元就の中国制覇物語


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10位 最期は切ない豊臣秀吉


注目! 史実の井伊直虎とは?


注目 わろてんか伊能栞
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井伊家 井伊直虎 井伊直政 小野政次 龍雲丸
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毛利家 毛利元就 毛利隆元 吉川元春 小早川隆景 毛利秀元 陶晴賢
島津家 島津義弘 島津の退き口
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長宗我部家
武田・上杉家
諸家 足利義輝
剣豪・武術・忍者 宮本武蔵
キリシタン ルイス・フロイス
合戦 桶狭間の戦い 長篠の戦い 手取川の戦い 厳島の戦い 月山冨田城の戦い

◆薩摩藩 西郷隆盛 島津斉彬 大久保利通 小松帯刀 西郷従道
◆長州藩 木戸孝允 木戸松子 高杉晋作 山県有朋


◆古代 安倍晴明
◆江戸 葛飾北斎
◆世界史 クレオパトラ ルイ16世 チェ・ゲバラ


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