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花燃ゆレビュー

花燃ゆ感想マンガ第48回「富岡製糸場の危機」はあっさりクリアしたが大河ドラマとしては崖っぷちの危機

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こんにちは、武者震之助です。もゆるんが今日も公式ツイッターでイラストを募集していますが、『平清盛』や『八重の桜』、『あまちゃん』、そして『あさが来た』とちがって全然集まらないことに哀愁を感じます。それでも公式サイトには展示してあるね、まったくないわけじゃないんだね! よかったね、もゆるん!

疑惑の「再婚促す手紙」で痛々しく今週も純愛ドラマスタート

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さて。ようやくこの苦しみに満ちたドラマ鑑賞も終わりが見えてきました。ついに邪魔な姉の寿も世を去り、あとは再婚待ったなしです。アバンで寿の死を繰り返し、再婚を促す手紙のおさらいも済ませ、アリバイ作りはできました。

OPが終わると、姉妹が目指した母親たちの学びの場ができたと美和は語りかけます。それにしても前も突っ込みましたが、美和が自分が教えることで無知な女どもにも生きる力が身につくとか言うのが腹立たしいですね。朝ドラで炭坑で働く女たちをリスペクトするあさが出てくるだけに、本当に腹が立ってきます。今週も群馬の女性が『源氏物語』をもの凄く馬鹿っぽい口調で説明するのですが、本当に下品で。

この学校もツッコミどころだらけです。
まず学んでいる間仕事はどうなっているのか。その他たくさんありますが、そもそも根本的に「美和には人に勉強を教えられるスキルがちゃんとあるのか?」と、そこがひっかかります。

制作者側は美和というヒロインは賢く、松陰仕込みの学識があると思っているのでしょう。しかしはっきり言いますが、美和から聡明さを感じたことはありません。兄が勉強を教えている時だって熱心に聞くより、イケメンに媚を売ることに夢中だったではありませんか。そしてとどめは「まるでここは女たちの松下村塾みたいです」だそうで。確かにそうですね〜、本作の松下村塾って勉強そっちのけでおにぎりやふぐや女の話ばっかりする学級崩壊でしたもんね。勉強する様子よりくだらない雑談をしているこの塾は、本作基準の松下村塾そっくりですね。

一方楫取(かとり)の方は生糸生産が軌道に乗りました。毎回生糸がピンチとか言っていたら進歩なさすぎですもんね。世界一の生糸を目指すとかビッグマウスぶりを発揮していますが、『まれ』と同じでそういうこと言うと説得力ありませんよ。少なくとも先週、キャパシティをはるかに超える量を受注して「どうしよう! 納期間に合わない!」とかトロくさいことぬかしてた奴が言っていい台詞じゃない。

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群馬の田舎ものめ、アイスクリーム食ったことねぇだろうドヤ

そして美和は新たなスイーツレパートリーのアイスクリームですよ。こやつめ、ははは。志はブレブレだけど、スイーツ作りと不倫だけはぶれないドラマだな、オイ。そのアイスクリーム作りの現場に、全国各地から来た女工たちがやって来ます。この場面も美和の作るアイスクリームメーカーの大きさに対して女工たちの食べる量が多すぎるので不自然ですけどね。まあ些細なことですよね。一昨年の八重もワッフルを焼いたりしていましたけど、愛用ワッフル型が現存し、お菓子作りにまつわるエピソードがたくさんあった八重はともかく、美和はなあ。ここで毛利安子(銀姫)も罰ゲーム的出番が。毎週一瞬だけ出番があって、ものすごく馬鹿みたいな台詞を言わされる安子様がお気の毒で。

美和は女工が幼くて可哀相だと楫取に話しかけます。製糸場をホワイトな世界遺産として盛り上げようと、『ヒストリア』なんかでもやたらと「女工哀史だけじゃない!」と歴史修正的な紹介が増えていましたが。関連書籍なんかちゃんと読めばそんなおきれいごとだけじゃないとわかるんですけどね。まあ、美和や楫取と同郷の長州出身の女工は、優遇されてかなりマシだったそうですけど。

ここで楫取、政府が官営工場を民間に払い下げることが増えていると語ります。政府もその政策を進めているとして西郷従通が出てきました。うわっ、朝ドラでなくこっちで出てきてしまうと負け組感あるなー。そして主人公らに敵対する役目は薩摩に回ってくるんですね。陰湿。

萩では兄の民治(梅太郎)は松下村塾を再開していました。それも寿の遺志であったと、滝と史実ではとっくにもう死んでいる亀(民治の妻)が語ります。そこまではよいとして、亡くなった寿をろくに偲ぶこともなく「その思いは美和も同じ」と滝が美和を褒めにかかるからがっくりします。朝ドラの主役姉妹母の梨江が、露骨にあさばかり贔屓したらどうなるか想像してみてください。本作はホームドラマをうたいながら、その部分で小石を噛みしめたような不快感を挟んできます。こういう露骨に美和ばかりを優遇する母親が、その一例なんですよね。しかもその直後に「家族の思いはいつでもひとつ」とか滝が言うからもう……。

群馬では船津が、「女たちの松下村塾」で飯の炊き方を指導しています。結局この船津って何なんだろう。そしてこの授業、女たちが大口を開けてゲラゲラ笑っていて、うーん……。元祖松下村塾も、女たちの松下村塾も、民治が再開した松下村塾も、全部学級崩壊して学ぶ側がふざけた様子なのは一体何なのか。いや、たまに何かおかしくて笑っているのならまだしも、いつ見てもふざけているじゃないですか。

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「姉に言われたから兄を側で支えるの」キラリ 女から嫌われる女のすべての要素を兼ね備えた美和

楫取は女工たちの学びの場を提案。あー……はい。やたら終盤になって女子教育推しですが、女紅場や同志社女子大学に教員や設立者として関わった新島八重、日本女子大学設立に尽力した広岡浅子と比べたら規模が劣り、そもそも捏造まみれなのですが、それでも敢えて描くのは何なんですか。ドMなんですか。このあたりのパートはもう何も言うことがありませんが、美和から「姉に言われたから兄を側で支えるの」と聞かされた阿久沢せいの表情が、なんだか笑えました。「マジかよコイツ、どんな言い訳だよ」みたいな感じで。と、思っていたらせいが「お似合いだと思うんだけどな〜」とか言い出して斜め上すぎんだろと。

それにしても美和は、何かとかこつけて県庁まで楫取に会いに来るんですよ。執務中だろうに。同居しているならいくらでも話す機会かんてあるのに、お泊まりスキャンダルもあったのに、頭どっかふっとんでますか。それを見た阿久沢夫妻、お似合いだとか再婚したらどうかとか言い合います。江守徹さんと三田佳子さん、ベテランが何故こんな台詞言わされているんだろう。

次の場面では美和がおにぎりを夜食に握っています。自らの原点の再確認でしょうか。楫取は美和との再婚を促す寿の手紙を読み返しております。この二人がお似合いとは特に思いませんが、じらされるのが鬱陶しいのでとっとと再婚して欲しいですね。まあ、どうせギリギリまで引っ張るんでしょうけど。ラテ欄に「互いに意識しだし……」とかあった気がしますが、おまえらいい歳こいて一体何度互いを意識しだしているんだと。

美和の元に秀次郎(元夫の久坂玄瑞が浮気して作った子)がやって来て、母上と呼びます。あのネグレクト案件を思い出すと今更どのツラさげて母親気取っているんだと言いたくもなります。秀次郎はスポンサーである美和のご機嫌を取るため、素直に振る舞っていますが。このあたり本当に退屈です。今更ですが、甘ったるいBGMをかけながら、美和と楫取が辛気くさい顔で何かもそもそ言っているだけ! そればっか!

知事がアホだから閉鎖も仕方ないと視聴者に納得させてしまう富岡製糸場のピンチ

それから今週最大のイベント、富岡製糸場閉鎖通達が届きます。先週のダイナミック受注ミスをみていると、楫取があほやから製糸場操業できへん案件なんじゃないかと思ってしまいます。毎週毎週まったく、製糸場のピンチやら何やらで女たちが立ち上がってどうこうとか、そんなんばっか。こんな場面にメインテーマを流されても失笑しかありませんよ。富岡製糸場が閉鎖の危機に陥ったのは史実だそうですけれども、その史実の前に捏造を入れすぎたせいで史実すら嘘くさいです。ここでやたらと花のアップを入れます。そういえばタイトルの『花燃ゆ』って結局どういう意味だったんでしょうか。今となっては花が燃えるというか、視聴率が炎上するという意味に思えますけど。

脚を使って危機をなんとかしようとすることに定評のある楫取。東京に赴き、西郷従通に会います。西郷は楫取を褒める公開処刑的台詞を読まされて、本当に出ること自体負けなんだなとしみじみ思いました。

このとき留守を守る美和は、楫取の席に座ってまるで県令代理になっています。そういえば留守の時はなぜか美和が代役していましたよね。県令夫人が代理でも非常識なのに、夫人でもない同居している夫人の妹が代理って、もういかしいとかそういうレベルじゃない。で、嘆願の結果はわかっていますね。楫取が歩き回ると解決するのがこのドラマなんですよ。製糸場存続おめでとうございます(ヤケ)。そして響く喜びの声。

「とみおかがそんぞくだーーー」「わーーーー」

うわあ、スゲー棒読み。

辛い……辛い……辛いんです。このドラマを見続けるのが。あと二回なのに、もうゴールが見えているのに、なんでこんなに辛いんだ……。楫取と阿久沢がさしで呑む場面で、そう言いながら頭抱えてしまいました。ベテランを使った阿久沢夫妻が本作終盤の見所のようにも思えますが、個人的にはこの二人がものすごく辛いんです。資源の無駄遣いをされているようで辛いんです。最高の食材を腐らせているようで辛いんです……。この二人が楫取と美和の間を取り持つ場面が、長いこと苦行を続けてきた中で一番きつく思えました。見ていて本気で胸がきゅっと苦しくなるんです。

やっと本編が終わるとまたキッツい予告。そして紀行です。今日もですが、なんでそれを本編でやらんかったという内容でした。世界遺産とタイアップできる大河なんてなかなかないのに、どうしてこうなった!

武者震之助・記

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霜月けい・絵





1位長篠の戦い 注目すべきは…


わろてんか伊能栞
(高橋一生さん)のモデル
小林一三とは?


2位 西郷隆盛49年の生涯!


3位 史実の真田幸村とは?


4位 最上義光 名将の証明


5位 ホントは熱い!徳川家康


6位 意外と優しい!? 織田信長さん


7位 直虎の後を継ぐ井伊直政とは?


8位 毛利元就の中国制覇物語


9位 伊達政宗さんは史実も最高!


10位 最期は切ない豊臣秀吉


注目! 史実の井伊直虎とは?





井伊家 井伊直虎 井伊直政 小野政次 龍雲丸
織田家 織田信長 濃姫 織田信忠 織田信雄 織田信孝 三法師 平手政秀
徳川家 徳川家康 結城秀康 徳川秀忠 松平信康 酒井忠次 榊原康政 本多正信 水野勝成
豊臣家 豊臣秀吉 豊臣秀長 豊臣秀次 福島正則 加藤清正 豊臣秀頼
伊達家 伊達政宗 伊達成実 義姫
最上家 最上義光 鮭延秀綱 山形城 大宝寺義氏 山野辺義忠
毛利家 毛利元就 毛利隆元 吉川元春 小早川隆景 毛利秀元 陶晴賢
島津家 島津義弘 島津の退き口
真田家 真田幸村 真田信之
立花&高橋家 立花宗茂 立花道雪 立花誾千代 吉弘統幸
浅井・朝倉家 朝倉宗滴 姉川の戦い 金ヶ崎の退き口
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◆長州藩 木戸孝允 木戸松子 高杉晋作 山県有朋


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