いだてん感想あらすじ

『いだてん』感想あらすじ視聴率 第29回「夢のカリフォルニア」

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今週は五りんパートからスタート。

実は落語が好きでない。
絶品だという古今亭志ん生の『富久』を確認したかっただけ。

だったら観客で楽しんでいればよかったのでは?
と素朴な疑問が湧いてきてしまいますが、そんな人物がホイホイ弟子入りできて、しかも二つ目昇進だそうで。

落語家に見える方が、むしろ少数派……違います、これが神の如き狙い。真意よ!
こういう手作り感こそ、文化祭めいたほっこり感が出るんですね。
なんて奥深いんだ……。

はい、さっくりと満州事件が流されます。
辛気臭い歴史描写は、アバンで流す程度でいいんですよね。

見たくないものはさっくり排除する。それが今のトレンドかもしれません。

流行に敏感な作品なのでしょう。
時代とがっつり組み合っていて、近現代史なんてアウトオブ眼中。そういう流れにぴったりな放送日です。

1932年(昭和7年)、こんな時だからこそスポーツ大国になった日本を見せると嘉納治五郎が叱咤激励し、ロサンゼルスに向かいます。

政治も近代史もサックサク。
第一次世界大戦辺りからわかってはいたことですが。
もう、時代が変わるまで、近代史は扱ってもらわなくていい。そう確信できます。これぞ世界的なトレンドだったんですね。

 

夢のカリフォルニア!!

ロサンゼルスでは、日系人の歓迎が描かれます。

だいたいわかってきた。
流れがわかってきた。
ツンデレ日系人が出て来て、交流するんでしょう。

こういうわかりやすい軽いノリって、大事ですね。

さぁ夢のカリフォルニアへ。

 

五輪の描写が大会を追うごとにショボくなって……るというのは私の勘違いで、これはホームドラマっぽくまとめてるのかな。なんだか新鮮です。

ここで今大会からできた選手村が出てきます。
修学旅行感があってワクワクするぞ!

歌って踊る選手団♪
これはもう、YouTubeに【踊ってみた動画】がアップされるのを期待しているのかもしれません。

夏らしくて素敵!
ラジオ体操感覚!
好きな人にはたまらないでしょう。

「オリンピック最高ーーーーーー!」
バッチリカメラ目線で叫ぶまーちゃん。

目的を達成することこそが、使命ですからね。
来年のオリンピックPRにも余念がありません。

熱中症とか。
国際社会の目線の厳しさとか。そういうことは考えなくていいのです。

めんどうくさいから。
別のドラマに任せておきましょう。

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そういう暗い話は、PRに不要、いけいけどんどん、日本スゴイ、オリンピック最高!

現地では、日系人迫害ですって?
人種差別をするアメリカ人が悪いんですね。

NHKにはこういう番組もあります。

◆特集ドラマシリーズ「ハルとナツ」

 

プールサイドでクールジャパン!

選手村は、ゆるい修学旅行気分です。

ふんどしで歩くなだの、飲食禁止令だの、犬のしつけめいていますが、わかりやすくていいですよね!

いや、だって、本作の序盤は難しいとさんざん言われてましたから。
低難易度がトレンドなんだから仕方ない。おセンチな展開はいりません。

トレンディな大河ドラマこそ、フレッシュで斬新、革命だったのかもしれません。
夏空みたいなクリアな目線で、楽しくほっこりきゅんきゅん路線ですね。

英語力の低い選手団は【説明台詞】だらけです。
労働者が日系人に仕事を追われたと、突然、雑な説明をされ、背筋が寒くなってきました。

【日系人差別の理由=勤勉な日系人への嫉妬】

この図式で描き、だらしない黒人を描く……これで本作が国外進出でもしたらどうなってしまうのか。むしろ、怖いもの見たさな感情が湧いてきますね。

日本人と同じ水に入りたくないという描写も出てきますが、黒人描写の後にこれをやるなんて、クソ度胸ってやつです。
ハラハラドキドキでした。

 

練習もそこそこに、日系人の歓迎会が描かれます。

日系人がかわいそう、白人が悪い。
満州の件でも日本は何も悪くない。
反日差別に負けずに勝つ日本人スゴイ!

なんだかすごい描写になってきましたけど、狙いは何でしょう?
日本は正しいって、国際社会に見せたいのかな。

ドラマが話題になって世界へ放映されたら、ちょっと気になるのが、今後、外国人キャスト見つけられるのかな、ってことですね。

でも、大丈夫。
クールジャパンの本丸、皆様の受信料から作られたNHKの看板番組です。

 

新聞を読みたくなる、ありがたいドラマ

まーちゃんは、英語で威張り散らします。

そこでまた朝日新聞記者が登場。
まるで宣伝ドラマで朝日新聞を契約したくなる方がおられるかもしれません。

このあとも、善良なる普通の日本人心理を刺激するドラマが続きます。

大和魂!
あざ笑う白人!
って、金髪アングロサクソン系ばかり……ラテン系はおらん? ちょっと不思議です。

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さあ、いくぞっ!
威勢がいい日本人!
顔芸と奇声で嘉納治五郎も頑張ります。

ここで、五りんが美濃部パートをさっくりと説明し始めました。

落語パートはミニマムにぎゅぎゅっと押し込められてきましたが、これは吉報だと思います。

落語はいらないってさんざん言われてきました。
その声が、やっと届いたのかな。

視聴者の声が届いてこそ、祭りは盛り上がりますよね。

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なめくじ長屋なんて、五輪に関係ない。
いくら熱演を見せようと、もったいないってもんです。

落語と五輪パートのつなぎが、どんどん悪化していきますが、まぁ、それでいいのでしょう。

パーッと笑い飛ばせる難易度こそが、本作の真髄であり本質。
いわば牛丼です。

ガーッとかっこんでリーズナブル、それがいい。
映像と脚本があっさりしていても、それも狙いなのでしょう。

選手団は浮かれてヘラヘラ修学旅行をしている話が続くだけで、アスリートとしてのコツ、奮闘、作戦はありません。

そういうのは難しいからカット!
オタク気質のマニアが求める要素は邪魔ですもんね。

明るくパーッと、イェーイ、59秒3だぁああ!

戦国武将がずーっとヒロインと恋だけしている。
そういう歴史乙女ゲーみたいな、タップだけで進む感があって、トレンディではあります。

内政も合戦も不要。
『信長の野望』じゃあるまいし、屋外ロケでお金をかける意味も別にないですしね。

「一種目モ失フナ」
という目標が突然出てきて不思議に思われた方もおられるのでは?

どの種目の誰が、現実的にどの程度メダルの可能性があるのか。
事前に説明がないから、唐突過ぎて、正直ついていけません。
なんせ監督筆頭にシャウトばかりで……いやいや、これもきっと深い意味があるはず。

一応アリバイ的に練習へ向かいます。
と、まーちゃんが日本人にわかりやすいイングリッシュで黒人守衛にキレます。

まるでルー大柴さんみたいで「HEY! HEY!! HEY!!!」
こういう言い回し、無駄に攻撃的ではありませんか。

 

水着がセクシー!!

そんな中、女子選手が到着します。

トレーニング云々言われたところで、サービス要員にしか見えないんだよなぁ。
まぁ、それでいいんでしょうね。

以前、気合入りまくりの女子アスリートが陸上競技に出ておりましたが、可愛らしくて、筋肉ムキムキではない。そういう女の子の方が萌えますもんね。

無駄に女の生き方だの、どうのこうの言われてもウザいだけだし……どうでもいいし、関係ないし。
主張したい人だけ主張すればいい、という話なのでしょう。わざわざ大河でやる意味はありませんよね。

女子選手がパーティで人気で、それにまーちゃんが嫉妬する。
ほっこりきゅんきゅん描写です。

史実だ!
と言うのなら、ロス五輪でセレブ、ハリウッドスターとパーティをしたバロン西がいないのがなぁ。
西は、いけ好かない存在なんでしょうか。

セレブで、イケメンで、スタイル抜群で、金メダリストで、英語ペラペラ。
しかもNHK大河が持ち上げるようでそうなっていない鹿児島ルーツ。戦死までする。

妬ましいし、ムカつくし、都合悪いし、競技描写がめんどくさい。
デカい馬なんて出せるわけないじゃん。乗馬訓練めんどくさいし。

ロス五輪最大のスターだろうと、まーちゃんに強い印象を残そうと、そんな存在のバロン西を出すわけないでしょ!

期待していたやつがいたとしたら大馬鹿者。
なんちゃらの助とかいう奴が、がどこぞのレビューサイトにいたらしいけど、バカなんですよ、そいつ。

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まっ、そんなことは気にしないで、今あるプールサイドのトークを楽しみましょ。
イケメンが叫んでいるだけで、最高じゃないですか。

女子選手がダラダラトークも、修学旅行の覗き見しているみたいで最高。
ほっこりきゅんきゅん。
そこに、日本スゴイ番組に出てきそうはな、日本を褒める白人様も出てくる。トレンディ〜〜!!

そういうのが好きな人にとっては、完璧な布陣ですよね。

まーちゃんの食事中に、日系人少女が出てきます。
あまりにわざとらしい、拙い日本語……。

もうちょっとリアリティある演技指導できなかったのかな。
英会話教室のCMのような「日本人が考える外国人の拙い英語」であり、英語特有の発音による癖が全部すっぽ抜けている気もする。

それでもいいんだ。
空気を読め、空気を読むんだ。
そんなこと誰も気にしない、気にしないぞ♪

『二つの祖国』をダンボールに詰めて、マイク・シノダのラップを歌いながらぶん投げるとかいう奴は、ただの変人。
ひねくれもの。クラスでぼっち飯している奴の成れの果て。そう言い聞かせればいいだけ。

マイク・シノダは最高だなっ!

※ほっこりきゅんきゅん動物ほのぼの映画にも、楽曲提供していたもんね!

マイク・シノダに集中してしまって、なんか気力が途切れていたんですが。

日系人の扱いが悪い理由って、アメリカだけでなくて日本にもあります。
それすら踏みにじるダイナミックな描写にいろいろニッコリですが、まぁ、しゃあないっすな。

わざとらしく、まーちゃんの女(こういう書き方って意見が別れますけど、記号的にそうなってるもんね)が出てくる。

もう、ずっとまーちゃんプレゼンテーション。
まーちゃんの五輪プロモ。

「まーちゃんはメダルが欲しいんじゃなくて、明るい社会を考えているんだよね!」
的な、唐突すぎる動機付けには涙が止まりませんでした。

女神シマの、震災復興名義に続くスゴイ映像ですね!

はい、もうあと数分だ。
運命の選考会だ。
なんか知らんけど、きっと感動するんだよな。間違いない。
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