いだてん感想あらすじ

『いだてん』感想あらすじ視聴率 第34回「226」

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私なりに考えていた。
どうすればこのドラマを楽しめるのか?

こういうときはあれだ。
HBO!

というわけで、大河の一話より金をかけてそうなアレを見ながら、あらすじをまとめました。

スヤ「やっぱり娯楽の王道はオリンピック! 国民みんなが望んでいること!」

金栗「ひゃーーーひゃああああーーーー! ひゃあああああっあーーーあひゃああああああああ!!(オリンピックのために上京するぞ)」

スヤ「見て、河童の田畑さん!」

田畑「さぁ五輪じゃんねー、オリンピックじゃんねー。きみにも、きみにもキュウリ。だって河童じゃんねー。おっと、もう一本あったじゃんねー!」

メガネの妻および暑苦しいあいつ「ニコニコ」

田畑「よし! いくぞ!!」

あやしげなラッパ音とともに、現実という試練がやって来る

田畑「大勝利じゃんねー!」

*おおっとぉ*

田畑が(以下自主規制)

嘉納「ぎゃああああああ!!」

低視聴率ドラゴン襲来、炎上

〜完〜

???「またこのオチかよ。来年はこうならんといいがな」

???「そこはもちろんぬかりなく……」

 

美川の存在意義とは?

じゃあいってみましょう。

226事件は……もう、これでいいか。

映像化された中でも、最低の226だということはひしひしと伝わってきます。
理由はいいでしょ。

だって、説明すると悲しいだけですし。
東北の農村についてとか、最低限の歴史背景をすっ飛ばすから、もうわけがわからない。

はい、226はほぼ終わり。
あとは朝日新聞社内でのシャウトアンドシャウト。

ここで、台無し枠がまた増えます。

熊本の美川です。

美川がドラマを台無しにする。

彼は金栗が糾弾した「スポーツ女子をいやらしい目で見る、悪しき男」の典型じゃないですか。その盗撮写真で金儲けしていたんですからね。

金栗がいくらカッコつけようが、友情があるからってそんな盗撮男を見逃したら?

小汚い悪党同士でつるんでいると思われかねない。
それが本作のテーマなのでしょうか。

そんなのぶち壊しじゃないですか。
あの金栗のアリバイセリフが褒められていましたけれども。

あれから何が学べるの?
学んだの?

女優の水着が肉感的で視聴率に繋がるというニュースが出てしまう。

盗撮犯を見逃すどころか受け入れる大河の主人公って、前代未聞かと思います。
金栗をここまで侮辱するほど、個人的な怨恨でもあるんですかね?

根性論まみれの体育教育、ドッヂボール導入者相手にそう思う気持ちは理解できなくもありませんが。

おそらく気づいていないのでしょう。美川でケラケラ笑う方は、それがどういうことか気づいていませんよね?
愛嬌あるお茶目さんって言い切ってファンアートを描く人は、そこは見てみぬふりなのかな。

盗撮密売犯をお咎めなしで、面白い奴……。結局、あの方、反省されました?

「きっと今なら美川はタピオカ売ってそう〜」とか呑気に言っているのかもしれませんね。

満州で苦しんだ人は、今ならタピオカにノリノリのタイプだって言いたいのかな。一度、自宅から一番近い「満州開拓団慰霊碑」でも行ってみたらどうでしょうか。

『あまちゃん』のミズタクは、アイドルを管理しながら性的な関心は一切見せておらず、素晴らしい脚本だと感心したものですが。

『あまちゃん』はじめ過去作品の長所すら、ぶっ壊していく本作の破壊度には、すさまじいものがあります。

でも、私はこの作品をクドカン氏のバイオグラフィーに加えるつもりはありません。
そうするにせよ、特殊扱いにします。

 

ジャンプとシャッフル

本作の時系列ジャンプやシャッフルって、はじめのうちこそ作劇上意味があって効果的でしたけど。

今はうるさいだけ。
ガチャガチャ吹っ飛んでいるだけになりつつある。

朝日新聞社でもクーデターやってますが……。演技指導さんよぉ。銃の構え方はじめ所作が全然ダメ。
昨年もさんざんダメ出ししましたけど、軍人の所作指導なんてやれるわけないですよね。

去年の西南戦争なんて、味方陣地に砲撃してたもんな。あれでNGにならないってどういうことなんだか。

軍人の動作が甘いと、クーデターと言われてもどういうコントだとしか思えなくて辛い。

彼らは将校クラスでしょ?
日本軍にどういう恨みがあってこういうこと延々とやるの?
まったくもってバロン西をカットした本作は、そのあたりが実にぬかりがない。

この先の太平洋戦争でも、長髪イケメン、シャンプーしたばかりみたいな日本兵を並べるんですかね。イケメンは正義です。

はい、イケメンね。
落語家タイム。五りんがイケメンですてきぃ!

もう森山未來さんを見ることすら辛いっす……。
なぜ?って、彼だけ真面目だから。熱演の無駄遣いだから。顔が疲れているから。

VODあたりでがんばってほしい。
彼の身体能力と演技力は、海外でも需要があるはず。

それにしても、どういう226なんだろう。

もう、場面転換がおかしいレベルに入っている。
高橋是清を出すにせよ、当時の写真を出すにせよ、適当にコラを作っているレベルとしか言いようがない。

『こういう粗雑な本作を理解できる私ってスゴイ!』と思う視聴者さんがいらっしゃるかどうか不明ですが、難易度が高いことと、作りが雑であることは別物です。

本作で近現代史を勉強したら危険です。
あのクドカン氏ともあろう方が、こんな背骨すらないような本を書くとは思えない。何かがおかしい。

それにしても、このドラマ、田畑が一番要らないってどういうシステムなんだろう。

・アリバイ的に高橋是清を思い出す
・アルカイックスマイルめいた顔の妻(名前を失念しました)がいる
・でも、何があろうがオリンピック、オリンピック!

そんな田畑は、自分に関わった政治家が死ぬと叫んでいます。

占い師にみてもらえばよいのでは? そういうの好きじゃんねー。

もうやだ。こんな新聞記者いやだ。
新聞記者への侮辱でしょ。

政治情勢とか、時代背景とか、不景気とか。
そういうことを分析して、政治家に不満が向かう背景を考えてこそ、ジャーナリストではないんですか。

こんなの小学生の学級新聞委員以下だわ。
このドラマの持ち上げを書いている、田畑の後輩の心痛を想像するだけで、もうぶっ倒れそう。

そして、誰かがまたシャウトしていると思ったら、嘉納治五郎でした。
顔が疲れ切っています。

お詫びに彼の単独ドラマでも作ったらいいとは思う。
単独で功績を追うにふさわしい、立派な方です。最終回が憂鬱だけども。

はい、今週の田畑アリバイタイム。

「こんな時にオリンピックですか!」

だから、なぜ、あなたがそれを言うのか……。
時代背景をスカスカにごまかして、田畑のシャウトで表現する。そういう前衛もどきの演出はもうたくさんです。

40分間、あのハズキルーペのCMを見せられているようだ。
すごい罰ゲームだな。

ともかく叫んでいればなんか表現できるらしい。

 

『彼岸島』だ、でかした!

ナゼ、最近のNHKは『彼岸島』システムを取り入れるのか?

「あったよ!」

「でかした!」

と叫んでいるだけで終わるあのシステムだよ……。

受信料で『彼岸島』やめーや。
あれはギャグホラーとして最高なのであって、まっとうなドラマが導入すべきシステムじゃない。

いや、流石に『彼岸島』に失礼だな。
五りんが説明すると終わるシステムもあるし。

8bitかつ『彼岸島』システムだから安心!

そんな中、気になるのは、出演者の喉です。のど飴を差し入れたいレベルのシャウト。

シャウトして、白人様をもてなしていれば、なんか楽しいシステムらしい。
そんな日本スゴイシステムを導入されてもどうすればいいんだよ!

2019年に脱亜入欧か……。
どういう世界なの。
何が起きているの。

それにしてもこのラトゥール接待も、別に美談でもない。226も意味不明でしたが、接待はさらに意味がわからない。

あと、演出なんですけどね。一部の頃はそんなことを感じたことがなかったんですけど、季節感と光線量があわなくなった。
ずれてる。もっと言えば、衣装もずれてる。

『47 RONIN』は常に桜が舞うワンダージャパンだったけど、大河でそういうことやられても困るんだ……。

 

ちなみにお前の好きな作品を貶されたらどうなんだ?とは言われるんですが。

『47 RONIN』への罵倒はむしろ大好物ですので。
あの映画は罵声まで含めて大好きなんですよ〜。

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ジャイアントゴーレム忠臣蔵から頭を戻さないと。

本作の進行に、一体どれだけの労力を削減しているのだろう。
もう、義務感だけのやっつけ仕事になっている。現場の荒みきった様子を想像するだけで、気分が重たくなってくるのです。

あ、でも、よかった。朗報がある。
孫基禎と南昇竜をちゃんと出してきたんだ。

うん、想像がついてきた!

「クソレビュアーさ〜ん、朝鮮半島の二人出てきましたよぉ〜」

「やっぱりクドカン先生は国策になんて乗っかっていない! さすが!」

そうなるよね。
見出しも想像できる。

「『いだてん』はプロパガンダじゃない! 朝鮮人メダリストが登場し、歴史修正を否定!」

本当に本作は、そこだけ驚異的に器用ではある。
関東大震災で方言を問い詰められる金栗もちゃんと入れた。

来週が楽しみになってきたな……。

とかなんとかこちらが考えていると、ラトゥールが120パーセント日本スゴイ番組系のことをされていて泣けてきた。
時代考証が雑な子供が遊んでいるわけですが。

子供がさ、あんな示し合わせたように男女比まで狙ったように、遊んでいるもんですかね。
丸太がどこからでも生えてくる『彼岸島』システムだと思うと、心がほっこりします。本当に8bitのRPGみたいです。

当時のあの手の路地には、馬糞があってもよいところですし、子供も綺麗すぎる。

そんなもん再現する時間はないのです。
これは8bitなんだよ。16bitですらないからには、仕方ないんだ。

 

ハグは感動するよね!

熊本では、金栗が手紙を見せております。

なんか違和感あるなぁ……と思ったら、加齢表現が甘くないですか。
義母は今いくつなんだ? かなりご高齢のはずです。

金栗は、身重の嫁を置いて上京したいと言い出します。

一部がよかっただけに、金栗の出番はミニマムにしていただきたいところではある。
あの頃の好印象がどんどん消えていく……。

方言指導も緩くなっておりませんか?

一部の頃から比べて、数段落ちた気がする。
さすがに録画で全てチェックする気もありませんが、綾瀬はるかさんの演技力も殺されてしまっている気がしてならない。『八重の桜』ではあんなにお上手だったのに。

それをいうならば、演者全体が数段落ちている。
彼らはやっぱり花なんだ。
綺麗な土や水がないと、綺麗に咲かないんだ。

いや、だって、画面の中では義母にシャウトして抱きつく金栗ですよ。

どういう顔をしてこれを見ろというの?
感動?
笑い?

私には恐怖でした。
これまマトモな交流を見せてこなかったのに、突然、自分よりはるかに若い男性が抱きついてくるって、義母にとっては恐怖しかないでしょうに。

いったい金栗ってどういう人なんだ。どこまで無神経なんだ。
これを笑え、泣け、と? もう、ほとんど暴力に見えます。

このあと、嘉納が喋っています。

英語指導があまりないのはわかった。もういっそ吹き替えシステムでいいじゃんねー。
そのほうが負担減に……あ、予算増か。だったら、一人の声優が全キャストを演じるような、そんな『彼岸島X』システムも欲しいところだな。それはそれで見どころはあると思います。

もう照明効果もぶっ壊れている。
和室の撮影でこれが本気だとは言わないでほしい。ボロボロになりつつ、やっとやっと作っていることはすごくわかる。

もう、そんなことをして、誰が幸せになれるんですか。
可哀想すぎます。

まぁ、そりゃ、やるべきことをミニマムにしかできないのはわかる。

背景や脇役を見ていると感じるのですが、絶望的なまでに手が回らなくて、準備できていないことがひしひしと伝わってくる。

疲れ切った顔の店員が働いている店で食べる食事は、美味しいと思えない。
本作はまさにそういう状態です。

出演者全員の顔に、暗い影が落ちています。
これでお祭りと言われても、どういう祭りなんだとしか言いようがない。

人柱系の祭りなのか……。

そして来週はベルリン五輪と。
来週こそが、決戦となることでしょう。

 

MVP:ハセヒロさん

もう、今年の時点で、彼ですよ!!

なんか某朝ドラ関連で誤解が広まっていますが、彼はむしろ名優だと思っておりますので。

◆【オールナイトニッポン.com NEWS】岡村隆史、NHK大河「麒麟がくる」の長谷川博己、染谷将太らの演技に圧倒

 

出ておじゃれ! 出てきたぞ!

絶許武将日本彦麿(くそれびゅーのくげ)の時間です!

いいですね、心清い方はさようならですよ。

 

最近、麿が大暴れしている。すごく増えた。
麿が分身の術を使っている。残像がすごい。麿、麿、麿、麿、麿! ホッホッホ!

「出ておじゃれクソレビュアー! どうせ来年の東京朝ドラも貶しまくる、そのことくらいわかりまするぞ!」

いや、それがね。
先週も言ったんですが、大河と朝ドラは、複数の作品にわたって共通傾向がある。

『エール』には、何かあるんですよ。
来年の東京朝ドラは気合入りそうです。

「ただのお前の好みってだけじゃねえか!」って、そう思われるのでしたら、ご自由に。

「出ておじゃれ、クソ陰キャのスポーツ嫌い! どうせ運動会でぼっち飯だったことくらいわかりまするぞ!」

確かに私はスポーツが好きではありませんが。

ロサンゼルス五輪からバロン西をカットする本作スタッフとか。

糞便性大腸菌群の中にアスリートを飛び込ませたい方とか。

そのあたりよりは、好きだと思います。
うん、アスリートファーストは大事。精神衛生もね。

◆東京五輪 トライアスロンの会場は“大腸菌の海”?

下痢、嘔吐はしないが、ウンチまみれの海で泳ぎたいかといえば、泳ぎたくない。精神衛生上よくないということです

精神衛生か。
そういえばニュースを眺めていて、面白いことに気づきました。

本作『いだてん』について、レビューの掲載を途中で打ち切ったメディアも出てきているんですね。

個人ブログではなく企業メディアです。
どんだけアクセス伸びないのか……。

かろうじて息をしている本サイトはまだマシなのかもしれません。

◆NHK大河『いだてん』、視聴率低迷で責任問題に波及も「職員にとっても命運を懸けた放送に……」

このままで終われないとばかりにテコ入れをすべく、薬師丸ひろ子、麻生久美子、リリー・フランキー、桐谷健太、加藤雅也、塩見三省といったクドカンファミリーを新キャストに迎え、6月30日からは阿部サダヲが主人公となる第2部がスタートする。

「これで視聴率が上向かなければ、ドラマを統括する部長級が飛ばされるとウワサされています。職員にとっても命運を懸けた放送となりそうですよ」

ご存知のように、二部が始まってから5.0%を記録しております。

興味を持つ人がいないということは、当然、ウェブで関連記事を漁る人は激減する。
当然ながら、メディア規模が大きくなればなるほど減少割合も大きなものになり、どんよりとしているでしょう。

 

万策尽きたのか……

本作と本作の扱うテーマ。
もはや根本的対策はなさそうです。どういうシンクロだよ。

◆東京オリンピック、暑さ対策に人工雪。テスト大会で「降雪機」導入へ

◆NHK幹部、史上最低視聴率更新の「いだてん」テコ入れに「ビックリするような出演者は、まだ発表できません」

発表できないっていうより、その、あの……もう視聴者からスカウトすればよろしいのでは。

◆「ぶっ壊す!」と言われ続けるNHKが、今いちばん恐れていること

怖いといえば「侍シャウト!」のムッソリーニ海外デビューかな。
あれが海外ニュースが取り上げたら、恥ずかしすぎていたたまれなくなりそうです。

さて、ここでちょっと考えたいことがあります。
大河と観光です。

◆「楠公」大河ドラマ誘致協に東京・千代田区が加盟

なぜ千代田区が?と思いませんか? なんでも

全国で最もよく知られる正成の銅像が区内の皇居外苑にある縁

だそうで。
もうさ、そういうのやめときましょうよ。

それに楠木正成と皇室の関わりって、突っ込むと無茶苦茶ややこしい。

個人的には、絶対に触れて欲しくありません。
戦前じみた歴史観に突っ込んで、歴史ファンのツッコミ合戦になるか。あるいは『平清盛』王家バッシングめいたことになって、関係者が燃やされるか。

どのみち触らないのがいいでしょうよ。

それに、大河なんてもう観光客を呼べないんですよ。ほれっ!

◆大河ドラマ機にオープン…西郷どん村の店、7カ月で休業

まぁ、現島津家の当主がクレームを入れた、あの作品ではねぇ……。
そこは『八重の桜』クラスじゃないとね。

◆綾瀬はるかさん、会津藩公行列に今年も参加

『いだてん』に至っては、もう、もう……。

◆「いだてん」熊本は入場者低迷…光秀大河ドラマ館、地元が黒字策

8月末現在で目標の4割に満たず、運営赤字の拡大も懸念されている。

残り3ヶ月ちょいで目標の4割に満たず――大河ドラマが振興策どころか、地元に赤字をもたらすことになりそうです。
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