いだてん感想あらすじ

『いだてん』感想あらすじ視聴率 第37回「最後の晩餐」

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私なりに、今週も考えていた。

どうすれば、大河ドラマを楽しめるのだろう?

こういう時はニュースチェックを……。

‪◆長谷川博己主演 来年大河「麒麟がくる」7年ぶり初回75分「世界観しっかり伝え じっくり堪能」

俳優の長谷川博己(42)が明智光秀役で主演を務める来年2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(1月5日スタート、日曜後8・00)の初回放送が75分になることが24日、分かった。大河ドラマの初回75分は13年「八重の桜」以来7年ぶり。過去6年は60分だっただけに、大河ファン、戦国時代ファンには朗報となった。

読んでいるだけで胸がドキドキするような、そういう朗報ですね。早く見たいなぁ。

でも、気になりますよね。
その予算とスタッフはどこから? んん?

まずは今年の大河ですね!

 

杜撰な計画はスルーします

はい、今週も五りんからスタート。

ある朝ドラでも思ったのですが、若者に緊迫した情勢をハキハキと語らせたら何かごまかせる――そんなテクニックでも習得したのかもしれません。

古今亭志ん生の昭和パートですが、パートごとのつながりが不明瞭。
ただの見知らぬ家庭のホームビデオを見せられている感が半端ないのです。

このあと『まんぷく』の世良さんが国会で何か喋っています。

要するに、日中戦争なのにオリンピックじゃないぞ、ということです。

そしてシャウト!
叫び続ける会議タイムは、セリフに強弱がなく演出がよくわかりません。

嘉納治五郎を盛り立てたいような暑苦しさを感じますね。

・万博
・夏季五輪
・冬季五輪

重ねてましたからね。

幻の東京五輪(1940年東京オリンピック)はナゼ開催されなかった?

日 ...

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まーちゃんは占いマダムの店で、世良みたいな人……ではなく河野さんですね。
彼にヒトラーと並べるなと熱弁を奮っていますが、この理屈が通じるのは日本だけですよ。

金栗は暑苦しい顔で走っています。しかもスローモーション。
スヤも子供も能天気です。

出征兵士の見送りがここで出てきます。彼等の出兵も「すぐに片が付くと思っていた」と語られるわけですが。

出た……。
なんだか日本が不幸な天災にでも巻き込まれたかのような論調ですね。

これはもう世界的にみて有害な話そのものですが、さもありなんではあります。
満洲がらみをすっ飛ばして、適当に流してきたもんね。

ボタンタップで、なんかすごい災厄イベントに駒が止まった論調と申しましょうか。
これを世界規模で押し通すのは危険かと思いますので、反面教師としては有用かもしれません。

 

日中戦争? 出征? 関係ないじゃんねー

ここで播磨屋タイム。
女神シマジュニア再臨を祝うイベントです。加齢が無茶苦茶なので、もう何がなんだかわかりません。

金栗夫妻のどうしようもないタイムも始まります。

上海爆撃でも、オリンピックのことしか心配していない。

いくらヒトラーと無関係だの、スポーツを愛する私は善良だのしつこくアピールされようとも、爆撃を五輪の障害にしか思わないって無神経ではありませんか。

出征兵士がいるんですよ。
しかも金栗って、第一次世界大戦でストックホルム大会の選手が戦死する経験もある。

バランスがめちゃくちゃです。

あのあたりから、いやな予感はありました。
人類史上最大の悲劇だったのに、金栗は「五輪五輪五輪五輪……」そればっかりでした。

五輪から見つめた近現代史を、どうしてこの程度の描き方で、取り組もうと思ったのか。
構成としてもお粗末だと思います。

東京五輪の開催は、太平洋戦争の苦しみを味わっていたからこそ。そういう描き方もできるはずでしょう。

そういうのを丸無視して、自分勝手三昧。
せいぜいが、棒読みでいとこが出征したと血色のいい水泳選手が語るくらいです。

それを聞いてもまーちゃんは無視して、全種目制覇しろと怒鳴る。相変わらずの無神経さに泣けてきそうです。
喪中休暇を許さないブラック企業みたいですね。

この背景で、河野が暑苦しく叫んでいます。

どうしてシャウトしかないん?

河野vs金栗という、最悪のシャウト対決も始まりかけます。
新聞社に乗り込んでくるも、退職しているとか。河野は眭固(すいこ)でいいかもしれない。

というか……。
金栗はどうしちゃったんですか?

今更ですけど、国会で主張しているとなれば、議員の居場所に行くのが普通では?

当時の記録映像にナレーションを被せて、せめて近現代史の勉強をしてもらいたいのですが。有害だけどね。

結局は、金栗とまーちゃんが室内シャウトするだけ。
本当に、何を描きたいのでしょう? 本作は。

しかも議論になってない。
金栗は、自分が若い選手を育成すると、なんちゃらの一つ覚えみたいに喋るだけ。
走る気持ちを語るだけです。

非常事態って、理解できております?
まーちゃんにそんな理解を求めてどうしますか?

まぁ、そのまーちゃんも、いとこが出征した選手を怒鳴り散らす、ただのハラスメント野郎ですからね。

しかも結論は、
「スポーツに矛盾はつきものだよ!」
と、怒鳴りながら意味不明論調で丸めようとする。

何か言った気になって、何も言ってないやつっすわ。

 

いだてん教団結成

まとまらない議論を、無理にまとめるのが。

・じゃんねー連呼
・シャウト
・感動的なくっさいBGM

とにかく中身が何もない。
なのに役者には熱演を課しているかのようで、見ているこちらはチベットスナギツネ顔ですよ。

ここで女神シマジュニアと、スヤが並んで若い選手はいだてんの生まれ変わりと言い出すから本当に気持ち悪い。

いだてん――もうこの言葉の時点で気持ち悪い。

まーちゃんは弁舌のいだてんだの(能弁な神様思いつかんの?)。

若い選手はいだてん二世だの。

足元凸凹の被災地を走っていだてん気取りだの。

ただの宗教やん。いだてん教団やん。
どうして週ごとに、宗教度合いを増してゆくん?

このあと、テキトーなナレーションで戦争処理。
そうそう、厳しい状況には宗教ノリって大事じゃんねー!

このあと、まーちゃんの家でも宗教です。

アレがナニして、ナニしてアレが……って、なんじゃ、こりゃ。
笑うとこ?

メガネ妻は、夫を河童に戻すべく、河童尽くしです。
どうしてこんなくだらないギャグが通るのか、サッパリ理解できません。

きゅうりをかじれば、キミもまーちゃんじゃんねー!

このあと、嘉納治五郎は明治村あたりを移動し……いや、劇中ではカイロを目指すそうです。屋内ロケが続く理由は、予算だよ……。

嘉納治五郎は、なんだか素晴らしい対策ありそうじゃないですか。

無策です。
大国だから押し切るとドヤ顔。
舌戦スキルは燃え尽きたんだな。

三国志』にせよ、『信長の野望』にせよ。
実装したのは顔芸武将だけだからさ。

そこで、まーちゃんが土下座して、五輪を返上しようと訴えます。おいおい。

なんなんですかね、本作は。
国家一大事業のオリンピックを、総勢5名で決めている程度の展開じゃないですか。

これでまあ、国民の総意だのなんだの言いますよね。
半径5メートルで決めとるやん。

しかも舌戦が無茶苦茶です。

「返上なんて後ろ向きなことを言うなー!」

「前向きに返上しろと言ったんだー!」

……は?

『花燃ゆ』の文ちゃんおにぎり作りの方が、論理的に見える日が来るなんてスゴイ。

 

IOC総会、今回も会場は狭かった……

んで、IOC総会。
カイロと言ってもそこは明治村。

しかも、満洲国だのなんだので怒る中国が、一方的に悪者な印象もありますね。

77歳の嘉納治五郎――30年もつとめたおじいちゃんを騙すなんてひどぉ〜い。
そういう誘導に、めまいがしてきました。

だったら、もっと若い代表を派遣すればいいだけだし、そもそも戦争するなよ。

戦争しながらオリンピックやろうとして、
「順道制勝!」
って何ですかね。

でも、なんだか開催は決まったってさ。ほへー。

まーちゃんは違和感を覚えていると嘆いています。

「日本はそういう国。政治とスポーツを分けて考えられない。もう軍事国家だよ! お国のためのオリンピックなんていらない!」

いいセリフですね。アリバイとしては星三つ。
新聞記者が、ここに及んでようやく吐いたセリフだということを見逃せばね。

平沢が再登場。
五りんもなんか言います。

「看取ったってことは‥‥」

はいはい、死ぬんだね。そういう盛り上げ方、しらけるんでやめてもらえますか。
どんだけ視聴者を小馬鹿にしていればそんなことできるのかな?

あと10分ちょい、嘉納治五郎さようならショーですね。

人を死なせて泣かせるのは、本作大好きな手。
五りんのナレーションも、作りすぎていてわざとらしい。

森山未來さんのナレーションは、最近力が抜けている。悪くはないけど、士気低下は感じられる。

逆に五りんは頑張っているのですが、なんだか空回りっぷり、やりすぎ、作り込み度があがっていてこれまたどうしたものでしょうね。

若い人にあんまりきついことを書きたくないし、発声指導の底が抜けていませんか。そこは同情しますけれども、うーん……どうしたものでしょう。

役者さん。
特に若い役者さんに気の毒なことをさせて欲しくないなぁ……。

 

グッバイ嘉納治五郎

このあと、35分間近から怒涛の回想シーンです。コスパいいもんね。

しかし、回想シーンを一緒に見返すと、どうして一部からここまでクオリティが落ちたのか、見ていて悲しくなってきます。

さんざんいろいろ言いましたが、嘉納治五郎思い出タイムはなかなかよかった。

誰も怒鳴り散らさないから。
論理が破綻していない会話だから。

嘉納治五郎の描写そのものは、あまりにもあんまりだとは思いました。

加齢演出ができるスタッフは、『なつぞら』に流れたのだと思ってしまう。
死を前にして、ゆっくりと力を失ってゆく、そういう描写じゃない。

いきなり怒鳴って「ゲフゲフゲフ!」と咳き込むなんてさ。

まぁ、大方の視聴者は気にならないのかもしれません。
『なつぞら』の加齢表現にピンときていない感想も結構見ちゃったもので。

でも、そういう視聴者を甘く見積もる演出って、作り手のプライドがないわけでして。個人的には好きじゃありません。

それにしても。

【死=咳き込み】

だけで表現するのどうなんでしょうか。
呼吸器系だけで人は死ぬんじゃないぞ。まぁ、この場合は肺炎だからセーフですね。

「ダメだ、笑いに持っていけませんね、すみません」

五りんはそう謝ります……って、それでも日中戦争は笑いに持っていけたの?
その神経にビックリです。

このあと嘉納治五郎の屍を前にメソメソするお葬式タイム。

まーちゃんが、いとこが出征した選手を怒鳴りつけていたことを思い出すと、味わい深いですね。
自分の周囲の人間が死ぬと、悲しい。それ以外はどうでもいい。素晴らしい精神性です。

こういうことを言っちゃなんですが、嘉納治五郎がまーちゃんを買っている理由も、よくわからない。

作劇場の都合以外で、そうなる理由がありますかね?

日中戦争で無茶苦茶なのに、オリンピックしか頭にない。

世の中の苦しみには疎いのに、オリンピック関連だけでは自分は悲劇の主人公として陶酔できる。

このあと、古今亭志ん生が倒れたってよ。

 

MVP:森山未來さん

ほどよく抜けた感じの発声もいいですね。

 

総評

今週も室内シャウトでした。
アリバイもどんどん上達しています。

こんな国でオリンピックをするのか?
見せていいのか?
失礼じゃないのか?

そういうまーちゃんの言葉。
安全圏から不正を知っているとだけアピールしつつ、苦しむ周囲には居丈高でした。

本作のこういうアリバイだけをつまみ食いして、すごいと言い切り、それを理解する自分はこの国に危機感を抱いているとアピールできる――その気持ちをSNS投稿すればバッチリなのでしょうか。

そういうアリバイの作り方には、天才性を感じます。

はい、ここから先はお引き取りいただいて結構です。

 

ニュースの時間です

このあたりで、実像記事が出てきます。

今更だし、正直アクセスもさして稼げないだろうと思いますよ。アリバイめいているなと……。

で、ドラマと実像が近いなんて言わないでくださいよ。
彼らがシャウトするだけの暑苦しい奴。オカルト友の会だっただなんて、思いたくないですよ。

本作の描き方って、よりにもよってこの人物から、こういうところだけ引き出すのかという感じ。
取捨選択が圧倒的に間違っている感がすごいです。

まぁ、日本オリンピック史からバロン西をカット。孫基禎と南昇竜をああいう描き方するドラマですもんね。
そこはセンス抜群ですね。

◆‪阿部サダヲ演じる『いだてん』田畑、その実像は - 前田浩次|論座 - 朝日新聞社の言論サイト 

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ひと段落したら、むしろ名誉毀損あたりで揉めそうな予感すらうっすら感じる本作。
余力がある今のうちに、対策を立ててもよさそうです。

嘘。問題。そういうものは一度振り切っても、姿を変えて追いかけてきます。

決別しない限りはね。

 

『クソレビュアーの陰謀』第一話「岩手物産茶屋の罠」

絶許武将日本彦麿(くそれびゅーのくげ)もそろそろ飽きたので、新企画です。

大河なのに、近現代だと歴史モノの息吹が薄れてしまう。
そこで、レビューそのものを娯楽時代劇めいたノリでやっていきます。

ここは峠のある茶屋。
岩手物産にこだわりのある善良なる江戸っ子・善良太郎は、その茶屋に立ち寄ることにした……(※廃藩置県前というツッコミは無視します)。

「へえ〜、岩手物産茶屋だってよ。『あまちゃん』ファミリーが売りだなんて、こりゃ小粋だねえ。まめぶ汁あるかな?」

「へいらっしゃい! おまちどお、『まんぷく』からなんと! あの製塩集団が登場!」

◆『まんぷく』放送後も出ずっぱり! 瀬戸康史、前原滉、毎熊克哉ら「塩軍団」俳優の活躍を追う

「いや、それは求めてねえな。まぁ朝ドラだしいいか」

「おっ、旦那ぁ、朝ドラがお好きなんですね?『まんぷく』からなんと! あの俳優も参戦! 第二部での出番は多いですよ!」

◆『まんぷく』は桐谷健太の新たな代表作に 萬平の親友にしてご意見番・世良勝夫の熱さ

◆<いだてん>加藤雅也、宮藤官九郎脚本に「ここまでやっていいのかと思うぐらいぶっ飛んでいて楽しい」

「いや、それはなんか違うんじゃねえか。『あまちゃん』ファミリーから、ここはのんさんは出て欲しいんだけどねえ」

◆ついに「いだてん」出演!?のん、サプライズ起用が現実味を帯びてきた

「朝ドラ主演女優ですか? おまちどっ! 鮮度抜群、話題性最高、カンヌを熱狂させた『まんぷく』から登場でさぁ! しかも東洋の魔女主将ってんだから気前がいいや」

◆安藤サクラが視聴率で苦戦する「いだてん」出演を決意した理由とは?

「いやよ、俺ァな。のんさんを求めてんだよ」

「ったく、わかってるじゃないですか! そんな旦那に、『まんぷく』からなんと! セクシーシーンシステム、幽霊お告げシステムも採用! 他にもなんと!」

「いや、むしろ、そんなものはいらねえんだが……」

「さあ、次の『まんぷく』からの要素は……こんな作品を鑑賞することそのものがセクシーです!」

「いや……この大河にそういうのは求めてねぇなぁ……」

江戸っ子も気づき始める。
岩手物産茶屋に来たはずが、ウニもまめぶ汁もなく、ひたすらチキンラーメンとカップラーメンが出てくる。

これはいかなる事態か?

「旦那ぁ、せせこましいこと言いますねぇ。いいじゃねえか。こりゃ岩手名産でさ。シーフード味ならウニ丼みたいなもんでしょうや。江戸っ子だって、カップヌードル食いねえ!」

「それもそうだな。カップヌードルシーフード、とっても岩手、ウニを感じるじゃんねー!! んっ? なんだ今の語尾はよ?」

「それにこちらはチキンラーメン! 岩手県の誇る食といえば、鶏肉でさぁ。これは実質的に、岩手名産ですぜ」

「チキンラーメンは岩手名産じゃんねー! ひゃあああああああ〜〜〜! はっ……なんだか叫んじまった」

「旦那ぁ、せっかくだから大河も高画質で見たいでしょうや。それならへへっ、4Kでないといけませんぜ〜」

「ひゃあああ〜そのとーりだああ、大河出演俳優の父上も勧めているし、買わなくちゃあああ〜〜!」

◆‪「いだてん」清さん役峯田和伸の父が4Kアピール

「お客さん、関西が好きだねえ。なら吉本のお笑いも好きでしょ?」

「いや、あいつらのネタは正直どうかと思うけどねぇ」

◆‪「黒人が触ったもの座れるか!」吉本芸人のネタに批判 「Aマッソよりひどい」

「旦那ぁ、それはそれ、これはこれでさ。ご覧くだせぇ、吉本と大河の夢のようなコンボでさ!」

◆‪「いだてん」出演中の菅原小春が「ルミネtheよしもと」に立つ可能性?

「わーーーー人見絹枝には号泣したじゃんねー! ルミネに行かなくちゃ!」

そこへ、ある素浪人らしきクソレビュアーが来るのであった。

「おや、随分と獣くせえお武家さんだねえ。あんた、『八重の桜』が好きとお見受けしますぜ。『あまちゃん』と同年かつ震災復興枠、つながりがありますからねえ」

「それはそうでござったな……」

「そんなあなたにも、はい、チキンラーメンです。会津も鶏肉有名でしょ? これも、実質福島名産でさぁ」

「……」

第二話「クソレビュアー、悪徳茶屋の罠を暴け!」続く(えっ、続くの?)

 

冗談は脇に置いて何が言いたいか?

この作品は、震災復興枠ドラマ『あまちゃん』ファミリーアピールをして、被災者の取り込みを狙っているように見えます。

しかし、第二部以降より顕著で、関西の特定企業広報ドラマ『まんぷく』関連が濃厚になっていく。

だまし討ちのようなドラマ。
チキンラーメンの岩手物産扱いもほどほどに。

いまだに……。

「民放が軍門に降る中! クドカンはこんなにも素晴らしいセリフを書いた! 素晴らしい、オリンピック礼賛じゃない!」
と、ポリアンナ症候群の真髄を発揮するSNS投稿を見かけますが。

HBO『チェルノブイリ』を見てからも同じことが言えるのだろうか。

関東大震災の朝鮮人虐殺にも触れた!
と言いますけど、あの程度の描写でそう理解できるのは、勉強熱心な方だからでしょう。

そのあと、金栗はそういう話はデマだと否定していましたが。

いつまでチキンラーメンを岩手物産じゃんねー!
と叫んでおりますか?
いきいきとした顔芸武将軍団に騙されているんですか?

それもそろそろ終わりですよ。

特定企業応援ドラマ『まんぷく』とズブズブべったりじゃんねー。

これ以上続けるとあなたは……朝令暮改できん残念な奴になるんじゃあああ!

豆知識
『まんぷく』ってどんなドラマ?

・主人公夫の国籍を台湾から日本に変更した

・台湾の伝統食文化ローカライズ版であるチキンラーメンを「日本人夫婦が思いついた」と歴史捏造

・戦死者、空襲被害者すら「負け組」と侮辱するようなセリフまみれ

・巣鴨プリズンに入れられた日本人は冤罪だー!と誘導するような気持ち悪さ

・そういう企業側の歴史捏造に沿った説がドラマだけではなく『ザ・プロファイラー』、『歴史秘話ヒストリア』でまで放送されるという異常事態

・最終盤3月になっても、関連番組やNHK主催イベントでテコ入れ続行

・要するに受信料でがっつり特定企業宣伝――モデル企業の売り上げがウハウハとさんざん報道される

・ドラマ終了後、即座に出演者がモデル企業広告に出演で、まさに広告ドラマ

・そのモデル企業は、大坂なおみ選手の広告で世界規模大炎上。海外では「あの人種差別企業のものは買わない」というボイコット運動すら広がる始末

・モデル企業の様々な部分については小説『燃ゆるとき』(→amazon link)をご確認ください

=朝ドラの一線を超えた極悪非道ドラマ

悪行の数々はまとめておきました。
総評冒頭だけでもその異常性がおわかりいただけるかと思います。

『まんぷく』感想あらすじ総評 マイノリティが胸を張れる時代に

そういうドラマに、出演者だけではなくて、プロットや展開、演出まで似てきている。
そこを気づかずに踊っていると、火傷そうで……。
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