いだてん感想あらすじ

『いだてん』感想あらすじ視聴率 第45回「火の鳥」

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いだてん45話 感想あらすじ~視聴率は6.1%でした
いだてん全視聴率
いだてん感想あらすじ

2020年大河:麒麟がくる出演者
主役:明智光秀

今日も絶叫からスタート。

まーちゃんが嫌われていただのなんだの言っておりますが……ここで思うことは、どうして田畑が主役になったかということですね。

東京五輪を描く。
どうして彼の不快感漂う愚痴とうだうだした悩みを描く必要があるのか?

忠臣蔵を経済で読み返すような、そんな映画があります。
そういうミニマムな舞台裏を面白がる。骨太な歴史を避けてそういうことをするトレンドは把握しております。

しかし、残念ながらこれはもう2019年末、潮目が変わって終わるということです。

クドカン氏以下、本作チームは極めて不幸ではありました。

特に残す必要もない、世界の潮流からすれば周回遅れの軽薄なノリと企画に引き摺り回される。
腐りかけた食材で料理を作れと言われたようなものです。残念でした。

この作品に関わったことでキャリアが暗転、停滞する方。

本作がディスコグラフィーの最終行になる方。

複数名出るとは思います。
時代の流れは常に一歩先を見ていた方がよい。そう痛感できたという意味では、素晴らしいドラマかと思います。

まーちゃんは組織委員会を去ります。
本作を契機に大河やドラマそのものから去る方もいるかもしれません。

彼らの気持ちを想像すると悲しくはなりますね。

 

東洋の魔女パートに来ました

大松監督辞意表明だそうです。
誰が演じるかを踏まえますと、最高のジョークではありますね。

2019年の大河も降板できたらよかったのかもしれません。

◆NHK「球辞苑」チュート徳井降板で新MCナイツ塙

さて、東洋の魔女パートは、彼女のインタビューでも見ながら確認しましょうか。

‪◆安藤サクラ、“東洋の魔女”主将を熱演 回転レシーブで全身にアザ

「私のようなバレーボール初心者が、オリンピックに出場する日本代表選手のように見えるようになるためには短すぎる時間だったかもしれません」

このアピール、何度目だ……。
鍛えるのが大変だったという、リアリティショーじみた裏話は必要なのでしょうか。

そういうアピールを繰り返されますと、むしろ不信感が募ります。

どうして運動能力が高い俳優を使わないんですか?
綾瀬はるかさんじゃダメだったんですか?

これがのんさんだったらまだわかる。
『あまちゃん』主演ですから。

でも、彼女は『まんぷく』主演ですよね。

不信感が募るといえば、唐突なオファーも疑念を抱いてしまいます。

『まんぷく』と本作は重なるキャストが多い。
NHKの二枚看板主演が、唐突に抜擢って本当なんでしょうか?

初心者をアスリートにする。
滑舌の悪い方を落語家にする。
本作は何がしたいんですか? 文化祭気分でやりたいってこと?
受信料で文化祭ね。楽しそうです。

本作の関係者インタビューは信頼できません。

その一例がこれ。

◆『いだてん』神木隆之介、たけしの優しさ明かす「器の大きさが無限大」

その器の大きさがわかる音声データが欲しいところですね。理由は後述します。

 

うるさいから確かに黙って欲しい

マダムがこんな台詞を吐きます。

「田畑が黙っているならうまくいく」

はい、面白いとは思った。

本作は酒飲んでうだうだするばっかりですよね。

酒を飲んで何が悪い? 楽しんでいいじゃんねー。
と、思います?
ここでちょっと大河ブランドについて考えてみましょうか。

本作はブランド大好きです。内輪のりも好きですね。
コンパニオン選びに金栗が来る。こういうしょうももねえギャグが決定的に内向きです。

しかし、これは受信料を使った大河なんですよ。

こういうノリは極めてよくない。
ねっとりと指摘させていただきますが……。

大河にはブランドネームがある。
大河で流したことは、史実なんだと信じる人も多い。

ここに目をつけて、宣伝に使えると気づいた人がいるんでしょうかね。
そう思えてくる。そんな2010年代末。

えへらえへらとでたらめを流すドラマで、史実誤認のアホみたいなネタを流し、無邪気にそれを信じてしまう人がいる。
そういうことをどう考えるのか。

二階堂盛義顔が全国を走った話はどうでもええ。
そんな些末なことじゃなくて、問題は山積みです。

まず、背景のドス黒さ云々はもういい。

NHK内部にも、もう大河は終わりかねないと危機感を募らせている人がいることも理解できました。

東洋の魔女が青春コールだの。ますます文化祭くささが炸裂する本作。
受信料文化祭はまだ終わらない。時代劇の未来は終わりかねない状況です。

一体どうなってんだ。

 

MVP:柳生宗矩

朗報でござる!
朗報じゃああああ!!

◆吉田鋼太郎さん主演『柳生一族の陰謀』制作開始!

しつこくしつこくこのレビューで言い続けていた。
オリンピック広報ドラマはいらんから、柳生一族と強い麻呂を見せてくれと。

そう言い続けていたら実現しおったーーー!
我が受信料は柳生一族に注ぎ込む!

これは夢じゃ、夢でござーーーーーるーーーーーーー!!

 

総評

このレビューでしつこく強い麻呂を召喚していたら、『柳生一族の陰謀』がやってきおったーーー!

麻呂は波岡一喜さんですからね。これは殺陣がガチだ!
こうしちゃいらねねえ、受信料文化祭はもういらんわ!

 

斗争する骨太時代劇が見たかった!

はい、もう柳生の話です。
もう柳生さえあればいい。
柳生! 柳生! 柳生!

このリメイク、柳生宗矩が吉田鋼太郎さんというのもポイントでしょう。

麒麟がくる』の、松永久秀も吉田さんですよね。
松永久秀を熱烈に支持していたのが、柳生宗矩の父・柳生石舟斎です。

松永久秀が転生して柳生宗矩になったと想像すると、ワクワクが止まりません!

予告編を見ていて思った。歴史は繰り返すのだと。
作られた背景にも時代劇衰退への危機感があった。
それではいけない! 骨太な時代劇を作る! そういう熱い思いがあった。

熱いを通り越して暑苦しいメッセージもあるんですよね。

己れの信ずるままに行動し 斗争するドラマ
イジケたりシラケたりせずに
懸命に生き そして戦う大ロマン
そんなドラマを作りたいと思った

その結果が陰謀と生首ではあるのですが、よいメッセージだとは思う。

最近の時代劇はこれでよいのか?
そういことは10年前くらいから感じていました。

太秦映画村の寂れた雰囲気。
時代劇そのものから消えてゆく豪華さ。
所作が悪い。殺陣が鈍い。衣装がボロい。圧倒的なエキストラ不足。馬も足りない。
血飛沫も。生首も。陰謀も。忍者も。

そういう熱いドグマの時代劇って、じいちゃんばあちゃんの娯楽扱いされて、作品そのものが減る。
作られるにせよ、『武士の家計簿』のような新研究ベースが増えた。

『決算!忠臣蔵』はその典型例だとは思う。
面白いといえばそうですけれども、どうにもミニマムでコメディタッチになってしまい、骨太な外連味けれんみ不足ではあったのです。

もっと殺し合って欲しい――時代劇の原点はそこだと思うのです!

「お前の悪趣味なB級好きはわかったから、黙れ」
という意見は想定内です。

ただ!
これが世界的トレンドを絡めてきたらどう思いますか。

世界はむしろ、B級時代劇が流行している。
『柳生一族の陰謀』大ファンのタランティーノあたりが契機か?
いや、セス・グレアム=スミスかな?

ともかく、今はそういうぶっ飛び時代劇が熱い。

リンカーン大統領が奴隷解放を目指したのは、南部に巣食う吸血鬼壊滅という目的もあったんだよ!」

「な、なんだってー!」

 

「『高慢と偏見』にゾンビぶち込んでみた!」

「どうして混ぜるの!」

 

こういう作品を見ると、こう思ってしまう。

「それ、山田風太郎原作で深作欣二が映画化してた世界観だ! むしろ日本に長く歴史のある伝統!」

そして猛烈にイライラしてくる。
ここにああいう日本史ネタのぶっ飛び時代劇があればなあ。
それなのにまた経済ネタかよ……と思っていたら、似たような考え方の人いはいたらしく、『サムライマラソン』が殺し合いと忍者まみれで満足しました。

 

これ、イギリス人監督&脚本家なんですよ……。

『サムライマラソン』は来年大河の予習にもおすすめです。

光秀と信長役が出てますから。

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こういう忍者と殺戮が出てくると、B級だと思い込む。これは極めてよろしくない。

世界のニーズのためにも、もっと忍者が殺し合って欲しい。
幕府はもっと前向きな気持ちで刺客を放つべき。

そんな風に危機感を募らせている人はやっぱりいたようです。

なんせ、この手のぶっ飛び時代劇も世相を反映しておりまして。武士道がやたらと武士をあっさり殺す系は、戦争で世界観が吹っ飛ばされた戦中派のドロドロした不信感があるものなのです。

そこも踏まえて、これからはB級時代劇時代劇になると予測します!

気合いの入った『魔界転生』リメイクもきっと来るぞ!

◆COOL JAPAN「時代劇~Historical plays~」

 NHK 日本人は時代劇が大好き。今もBSなどでは大人気だし、大河ドラマゆかりの地は町おこしに盛り上がる。海外にも時代劇大好きな国はあるのか。日本の時代劇のクールを探る。

こういうことを言っていても、時代劇は衰退気味。
古臭いだのなんだの言って縮小したら、そりゃそうなるでしょう。

んで、VOD黒船が時代劇を作り直そうとしている。

NHKも、そこにやっと危機感を覚えたんですね。
だからこそ『柳生一族の陰謀』リメイクにはもう期待しかない!

2020年はオリンピックイヤーじゃありませんね。

柳生イヤーです。柳生です。
柳生の年じゃああああ!

映画『柳生一族の陰謀』はタランティーノにも影響を与えた深作欣二の時代劇

時 ...

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『アウトレイジ』を現実にせんでも……

はい、ここから先は朗報の正反対、凶報の時間です。

そうそう、本作の古今亭志ん生が最高にクールな提言をしておられました。
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