MAGI感想

MAGI(マギ)感想あらすじエピソード1選ばれしものたち【長崎篇】


熱血! ヴァリニャーノの策

ここで、ナレーションでキリシタン事情が説明されます。

そして舞台は、九州・有馬の協会へ。
撮影したのは、明治村かな?

ヴァリニャーノが登場。カブラルとメスキートと話始めます。

ここから字幕つきの英語です。
まぁ、当時の宣教師が英語を喋っていたはずはありませんが、そこはそういうもの。

ヴァリニャーノは、想像を超える布教に驚きながらも、課題があると苦い顔なのです。

このやりとり。
当時のキリシタン信仰の問題点がコンパクトにまとめてあります。

・入信する領主の目的が火器という武器入手であり、信仰心がない
→上の者に下が従うならばよいのでは、という事情

・神仏像を破壊する宣教師がいる
→異教徒の信仰対象を壊すことは当然だと見なす宣教師もいる中、ヴァリニャーノはそれでは人心が離反すると危惧がある

そこでヴァリニャーノは、日本人司祭を育成しようと提案するのです。

しかし、他の宣教師は日本人への人種差別が露骨にあるのです。

日本食みたいなものを食べているのに、と馬鹿にする相手に対して、肉食では理解が得られないとヴァリニャーノは反論。
限られた予算内でセミナリオ(神学校)を作り、その中から少年を選抜し、法皇へ面会させたいと計画を語るヴァリニャーノです。

この戦国の中で、少年も西洋より成熟が早いのだと。

ヴァリニャーノの見方は、人種差別を乗り越えていて革新的なのです。

彼は、西洋が東洋に勝るとは考えておりません。
むしろ、東洋の素晴らしい少年を西洋に示したい、そんな思いがあるのです。

そして東西の架け橋を結ぶ――それこそが、ヴァリニャーノの思いなのです。

しかし、こんな思いは宣教師には理解できない部分もあるようです。
彼は若い頃、情熱のあまり暴力沙汰を起こしたこともあるとか。ナポリの名家出身であるため、父の力でアジアの責任者になれたのだろうと推察されております。

ヴァリニャーノの描き方が実にうまい!

この会話で、キレイごとだけではない布教事情、理想に燃えるヴァリニャーノのことをきちんと描いています。

彼は、人種偏見がない。
日本と理解しあってこそ布教であると理想に燃えています。

しかし、当時からすれば、
「何いってんだ、コイツ? 東洋人ごときに媚びているわけ?」
「どうせコネで出世したボンボンじゃん」
と、小馬鹿にされ潰されそうになるのです。これがいいんです。

だって、最近のダメ大河はじめ駄作って、誰かがエエことを言うと周囲が皆納得するじゃないですか。
当時の偏見や差別を背景に入れてこない。
現代人そのものの考えがあっさり通るわけです。

それが、本作では違います。
むしろ当時は、差別があって当然ですからね。

もうひとつ。
近年のNHKドラマにおけるキリスト教描写は、あまりに酷いものがありました。

2014年大河ドラマ『軍師官兵衛』もボロボロでした。
キリシタンは心キレイな人がなるという勝手な理想化があったうえに、仏教徒の女性を主人公に接近させるために、キリシタン設定にしましたからね。

海外の目線は、宗教描写に厳しいものです。

変な美化はいらない。リアリティと正確性が求められます。

本作はこの点、NHKよりはるかに上出来です。
キリシタンの内部事情もきっちりと描くのです。

 


「有馬せみなりよ」の少年たち

ここで、有馬せみなりよの場面へ。

礼拝の仕草、聖歌が美しい。
うーん、これは未知の世界だ!

宗教的な描写って専門知識や考証も大変ですし、なかなか大変なことだと思うのです。
暗い室内も美しく撮影されていて、大谷さんの音楽もマッチしていて、常にクオリティが高い。

ヴァリニャーノは、少年の派遣と法王派遣への情熱を燃やしています。
情熱だけではなく、資金のことも問題として把握しています。ビジネスもちゃんと考えた描写がいいですね。

そのためには、信長の朱印状が必要だとヴァリニャーノは考えているのです。
そこで、キリシタンへの心境と信長の性格を確認したいわけです。

フロイスから、右大臣の位返上を聞くヴァリニャーノ。
信長はすべて自分で決めたい男だと、フロイスは観察しておりました。

フロイスとヴァリニャーノの考え方は真逆。
フロイスは不安がり、ヴァリニニャーノはそんな性格ならば布教を許すのではないかと希望を持つのです。

こういうの一つとっても、いい脚本なんですよ。

あとキャスティングと描き方。
最近の駄作大河ドラマって『西郷どん』が典型的でしたが、外国人役をお笑いタレントを出すおもしろ枠にして、話題性を狙うだけですよね。

文化祭じゃないんだってば!

それに描き方も
「日本人スゴーイですね!」
と言わせるため、バラエティ番組かとツッコミたくなる扱い。

もう、差別ど真ん中だから。
人格もあれば、策謀もある――そんな来日外国人描写に飢えておりました。

 


せみなりよの少年たち

ヴァリニャーノは、セミナリオで神仏像を破壊する少年を止めます。

その土地の人間を大事にしなくてはいけない、今後このようなことはやらせないと宣言します。

彼は千々石ミゲル。
城主の弟であり、兄からは海外に行けと促されているのです。武士らしさと身分の高さを持つ少年というわけです。

次に登場するのが、時計を分析する少年です。
ラテン語すら習得した、原マルティノ。知性と好奇心がある少年であります。

三人目は、花を植える心優しい少年でした。
彼は海の向こうに行き、強くなりたいと願います。中浦ジュリアンは、母ひとり、子ひとり、だからこそ強くなりたい。そんな境遇です。

しかし、これでは足りないとヴァリニャーノは考えています。

もう一人、欲しい。
三賢人が欲しいとはいえ、往復八年です。死んでしまうかもしれない。残酷ですが、そう考えねばならないのです。

当時は『パイレーツ・オブ・カリビアン』前夜でもあります。

進歩した航海技術を背景に、海賊が荒稼ぎする時代にさしかかりつつあるのです。

一人死んだら困るから、保険で四名。そう言い放つヴァリニャーノ。

旅がいかに大変か。それを理解している、冷徹にすら見えるセリフがいいのです。
実際に、困難な旅路ですから。

 

最後の一人は誰だ

教会には、下働きの少年がいました。
キリシタンに拾われたものの、持て余されてしまったのだとか。

ヴァリニャーノたちに、裸に磔にされた男を拝んで何になるのかと語る少年。
少年は、人間の心には憎悪があると叫びます。

彼に何があったのか?

十字架を見つめる少年の脳裏に、忌まわしい記憶が蘇ります。

彼は、あの日向国で逃れていた落人のなれの果てだったのです。

あの場面がここにつながるのか!

海辺で、ヴァリニャーノは少年を説得します。

生きる目的を見つけるように説得する彼に、人が憎しみあう意味を問いかける少年。
その答えを知るためにイエスは生まれてきたと語るヴァリニャーノ。
答えのないまま、死んでいったイエスを笑う少年。

彼は自分とイエスを重ねているのでしょうか?

人のためには死なない、自分のために死ぬと語る少年。それは信長と同じだとヴァリニャーノは語ります。

少年は態度を少し変えるのです。
彼が祐益、伊東マンショとして知られる人物です。

ここでナレーションが、宗教改革について語りだします。

そうなんです、決してこの流れは、綺麗事じゃないんですよ。
宗教改革で信者が激減する中、なんとしても補わなければならない。
実は宗教をめぐって、ヨーロッパでは戦争も虐殺も起こっているのですから、平和な理想論じゃ片付かないのです。

そのあたりの裏事情をハッキリと理解するのは、プロテスタントと出会った徳川家康でした。

さて、少年たちはいよいよ旅について学びます。
水夫の死者の数を知り、身構える少年たち。それでもヴァリニャーノはやりたい、東西の間に橋を架けたいと語り出します。

お、おお! ここもうまい!
ナゼ、彼らがはるばる海を越えたのか?
その理由をきっちりと説明します。

大河ドラマの法則には従っておりませんが、ドラマとしてはものすごくよい初回です。レベルが高い!

ヴァリニャーノのキャラクタもいいんです。純粋なようで、熱血なようで、ちゃんと利害も考えている。
そういうものでしょう。綺麗事だけじゃないし、汚い計算だけでもない。

それが人間であり、歴史です。

ここで、マンショは反発。
ミゲルと言い争いになります。マンショは信長に会うことが目的でした。

戦いで失うものが多かったマンショは、むしろ戦い、負けぬ人物でありたいのです。

そんな彼に、マルティノは文明があるから見たいと思わないのかと説得にかかります。
ジュリアンは、信仰心がもたらす強さをしたいと語るのです。

四人の描き分けがちゃんと出来ているわけです。

 


信長の探求

信長は、本能寺で明智光秀と会話しております。
光秀はキリシタンに冷たい目を向けており、信長を止めようとするのです。

しかし、信長は知りたい。

彼の脳裏にあるのは、南蛮の武器や文明のことではない。
精神性を知りたい。
そういう目的があると、わかってきます。

ふぬけた答えがあれば斬ると言い切る信長からは、精神性をはかりたいということが伝わってくるのです。

こういう、何から何まで丁寧に語らず、行間を読ませる、巧みな脚本だと思います。
それにこういう形式は、配信向きでもある。

配信ならば、いつでも早送りも巻き戻しもできるわけ。
気になった場面は、すぐに止めて巻き戻して、見返すことができるわけ。

そういう鑑賞スタイルに合わせてきましたよね。

テレビのように、ボーッとながら見していてもよいという、ふぬけたスタイルでは成し遂げられないレベルの高さがそこにはあるのです。

そんな信長に面会するため、西洋服を身につける四人。ここがちょっと学園ドラマのようなのです。
歴史ドラマであっても、こういう少年のわきあいあいとしたところもある。

こういうのが正解!

最初から、
「これは学園ドラマで〜す!」
と言い切るものは論外。なんじゃそりゃ、って。『花燃ゆ』っていうんですけどね。

一方でヴァリニャーノとフロイスは、贈り物のチェックです。
ここで出てきたのが、のちに弥助となる奴隷でした。

黒人を見て、興味津々の少年たち。
この弥助への反応が、本当にうまいと思うんですよね。

人種差別的だとか、誰かがスゴイと言いたいあまり、黒人に対する態度を不自然な反応にしてしまう脚本演出もあります。

ところが本作は、このあとの信長といい、好奇心に満ちて驚いている。
そういうところをきっちり描きます。これがリアリティでしょう。

信長は、こう言い出します。
バテレンは右手に十字架、左手に鉄砲を持って来たのだという噂がある――。

本当かどうか、光秀に聞いてみる信長。

白でもなければ、黒でもない。そんな存在こそ、彼の心を掴んでいるのです。

光秀に、信長はこう尋ねます。
信長は右手に憎しみ、左手に刀を持って乗り込んで来たという噂があるのだと。

それをどう思うか問われ、光秀は信長の両手には何もないと答えるのです。

両手とも、空か。そう返し、さすが光秀だと笑う信長。

うーん、コレが本能寺の変の理由かな?
こういう深いセリフに引き込まれるのです。

ヴァリニャーノは少年たちにふるまいに気をつけるように告げて、面会へと向かいます。

続きは次回!

 

MVP:織田信長

本作の信長役はなんとも、象徴的です。

それというのも、吉川晃司さんは2009年年『天地人』(※筆者選の最低大河ドラマ四天王・戦国男性主人公部門作品)において織田信長を演じているからです。

ご本人はあまりの酷さに不満があり、口にしていたそうです。
そんな大河で大コケした枠に、同じ役者を使う……これは、相当の智恵者がおりますな。

しかも、豊臣秀吉は緒形直人さんです。
『太閤記』の緒形拳さんのご子息!
『おんな城主 直虎』で小野万福を公演した井之脇海さんもいる!

おめでとうございます、吉川さん!

彼はあまりにも納得出来ずに、散々疑問を呈していたそうです。
そのあとの『八重の桜』、そして『精霊の守り人』で見事なリベンジを遂げたものの、三英傑を演じたにも関わらず、あんまりな扱いでした……。

そのリベンジが今、叶いました!

コレはキャスティングに、そのあたりを狙ったのではないかと唸ってしまいます。

そしてこの信長像、ここ数年の大河を含めたドラマと比較しても抜群の素晴らしさでは?

本作はセリフに奥行きがありますが、その奥行きを吉川さんがさらに深淵にまでしています。

信長が何を考えているのか?
そのミステリアスさを強調するあまり、やけにエキセントリックになってしまたり、一発勝負変人芸になることも多いもの。

そんなことは通じません。
海外の、日本史知識がない視聴者もいるのですから。

そんな海外の目線を意識しつつ、日本人視聴者も納得できる、そんなよいところにピタリとおさまった、素晴らしい信長像です。

もう、本当に泣いてしまいそう……。

 


総評

先日、大河ドラマ『いだてん』レビューで
「2030年代には大河ドラマ枠が終わり、海外資本の配信がとって替わっている」
と書きました。

どうやらこの予測は、哀しくも当たりそうですね。

はい、Amzonプライムから来ました。

ともかく金がかかる帆船を作る予算だってある!
日本スペイン外交関係樹立150周年記念作品でもある!
近年研究史で扱われている日本人奴隷の話も盛り込まれているッ!
(※コレ、大河で扱うのはかなり無理があるのです。それというのも、日本の戦場で日常的に人身売買が行われていたという背景まで描き込まないといけませんので)

戦国時代の日本人奴隷
戦国時代&大航海時代は「奴隷時代」罪なき日本人は何処へ売られたか

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これはもう、完全に大河を打倒するべく迫って来ていますね。

大河ファンを掴みにかかった!
NHKはまずい、まずいですよ!

将来、上野樹里さん、井上真央さん、そして鈴木亮平さんが海外配信大河で輝いていても、まったく不思議ではありません。
それこそがこれからの取るべき道であると、昨年の大河総評で指摘しましたっけ。

2018大河『西郷どん』感想あらすじ総評・前編「チェスト関ヶ原!」

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海外の強みは、予算だけではありません。
それは忖度なしで作ることが出来る。それも大きい。

2012年の『平清盛』での歴史論争以来、大河ドラマはただ単に出来が悪いだけではなく、迷走する作品が増えました。
ネットでの叩きを恐れたのか、極端な守りに入ってしまったのです。

日本史のダークサイドは極力避けて、ほのぼのとした守る路線に突入したかのよう。

その象徴的な作品が2013年『八重の桜』でした。
歴史的にみればミスが少なかったにも関わらず、明治維新側を悪役にするのか、会津の人殺し女、残酷な戦闘シーンを流すなと、わけのわからないバッシング記事が出回る始末でした。

それに阿ったのか、あの作品は前半部文句なしの傑作だったにも関わらず、後半迷走しました。

後半になると、八重が会津の義を主張するどころか、薩摩藩士の娘に土下座までしていた『八重の桜』。
何もかもが中途半端、気の抜けたサイダーのようだった『軍師官兵衛』。
今更振り返りたくもない『花燃ゆ』と『西郷どん』。

2016年『真田丸』と2017年『おんな城主 直虎』こそ挑戦的でレベルの高い内容でしたが、大河最後の輝きと将来回想されるかもしれません。

2019年も、明るい材料は大河にはありません。
『いだてん』は、ドラマの出来こそ高いものの、あまりに異色テーマであり、それゆえ暗雲がたちこめているのです。

そこを補うように、コレですよ。
本作ぅ!!

海外配信は、戦略ミスをしません。

大河ドラマのバッシングへの極端な忌避感、日本史を美化するプレッシャー、主人公をともかくよいこちゃんにしろという、そんな縛りはない!
天正遣欧少年使節がテーマとして選ばれているところからも、そんな気配がビンビンに伝わって来ます。

近年のNHKドラマにおけるキリスト教の描写は、惨憺たるものがあります。
宗教という最もデリケートなものでありながら、あまりに無神経。
2013年『八重の桜』は、同志社関係者チェックがあったからよかったものの、2014年『軍師官兵衛』におけるキリシタン描写は、デタラメだらけ。

同年の朝ドラ『花子とアン』では、禁酒が鉄則のメソジスト教であったモデルがいるヒロインを泥酔させる、侮辱極まりない描写。
2015年朝ドラ『あさが来た』のキリスト教描写も間違いだらけでした。

Amazonが日本のNHKが醜態をさらすキリスト教を選んだこと。
これは、海外資本だからきっちりと描ける自信ゆえであると言えますし、日本国外の目を意識しているとも言えるでしょう。

どうしても、日本人初のドラマとなると、
「日本スゴイ!」
「こんな日本史に驚く外国人の皆さん!」
というアプローチになりがちです。

しかし、海外はちがいます。
サムライでしょ、忍者でしょ、というのは勘違い。

彼らの関心はむしろ、
「日本の戦国時代から江戸時代にかけて、キリスト教徒がどれほど残虐に弾圧されたのか?」
「日本で困難にもめげずに布教した宣教師の奮闘」
「日本で女性がどんなふうに扱われていたのか?」
このあたりだったりします。

ともすれば、こういう暗いところのある歴史は、むしろ日本側からは隠蔽したがりますよね。

『沈黙-サイレンス-』のヒットにも、こうした背景があります。

 

しかし、繰り返しますが日本からはなかなか発信したがらない。
正直に言いますと、私もこういうタブーに斬り込んだ日本史ドラマが見たいわけです。
その期待は、ものの見事に裏切られましたし、もう見られないのだろうという絶望感が日に日に募るばかりです。

私のように思う視聴者を救うドラマを、海外が発信する。
これは日本の時代劇、歴史ドラマ、そして大河ドラマにとって、終わりの始まり。

黒船来航です。

吉川晃司さんがこの舞台に立つということ。
これも嬉しくてたまりません。

大河を正面切って批判する、そんな勇気と度胸があり、とびきり素晴らしい役者が、海外で雄飛する。これに心躍らないわけがないのです!

今後、この流れはますます加速します。私はこの流れに喜んで身を投げますとも!
私が見たいのは、大河ドラマじゃないんですよね。

勇気あふれる、日本の歴史を扱ったドラマです。
配信ドラマ、大歓迎ですとも!

次は本作でも注目を浴びていた弥助あたりが、来そうです。

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そうガッツポーズをしたいほどです。

さて、話を戻しまして。

「大河ドラマ終了! 新日本史ドラマ、万歳!」
ナゼ、私はこう叫んだのでしょう?
それは、新たな国王を見つけたからです。

新たな国王がいなければ、暗君でもありがたがらねばならないもの。
しかし、もう新たな国王はそこにいるのです。

はい、皆さんもご一緒に!
せーの、
「大河ドラマ終了! 新日本史ドラマ、万歳!」

文:武者震之助
絵:小久ヒロ

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【参考】
MAGI EPISPDE1


 



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