スカーレットあらすじ感想

スカーレット21話あらすじ感想視聴率(10/23)別の道もあるんやで

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スカーレット21話 感想あらすじ~視聴率は19.6%でした

スカーレットあらすじ感想
スカーレット視聴率

ふと思ったんですが、本作はOP前のアバンが長い。

これはストーリーがポンポン進む、そんなテンポの速さを考慮した親切仕様なのでしょう。

今朝もついていこう!

 

好きやからこそ、迷います

喜美子は、デイリー大阪の印象をちや子に語ります。

働きやすい。
上司のヒラさんも優しい。

絵を描きながらじっくりと、よう考えました。その上での結論です。

それができたのも、ちや子に自分の人生は自分で考えたというてくれたから。こんな時間だけど……そう確認しつつ、話したい喜美子です。

「ええよええよ、話ぃ」

そう促されつつ、喜美子は語ります。

こういう絵を描くことが好き。
お金も、働くことも好き。
荒木荘も。大久保さんも、怖いけど好き。

ヒラさんもええひと。
新聞社の雑用もやってみたい。
新聞に載っているようなこと。それを、知ることもできる。

これはちょっと切ないことかもしれない。
数学と絵は得意でも、読書経験や語彙力は平均以下かもしれない。そんな喜美子です。しかも、本人のせいではない。

進学を勧められるほど賢いのに、学ぶ機会がない。
好奇心旺盛な喜美子にとって、新聞社は刺激的なのでしょう。

女の興味関心は男と結婚のことばかり――そんな昨年のNHK大阪朝ドラに漂っていた、淀んだ空気とはもう決別です。

「ちや子さんの職場は大変そうだけど、好き」

「好きばっかり。好きばっかりやな」

そこで、喜美子は逆転の発想をしました。

嫌いなことは何やろ。そう考えたのです。

途中で放り出すこと――。大久保にまだ認めてもらえない。ここでやめたら途中で放り出したたことになる。そういうのあかん、嫌いや。

ほな辞めへんの?
そう聞かれて喜美子はこう来ました。

ヒラさんが言っていた。
ちや子には、ちやこにはブンヤの誇りがある。

それで思い出した。あの言葉です。

「女にも意地と誇りはあるんじゃあ!」

意地と誇りを持って、この仕事をやり遂げなあかん。
大久保さんに認めてもらうまで、荒木荘の何から何までわかるまで、目を瞑ってでもやれるようになるまで辞めない。

ここでがんばるのです。

 

別の道もあるんやで

そう決意を語ってから、せっかく提案してくれたことを謝ります。

「ううん、自分で決めたことや。なんやかえって、うち惑わしただけみたい」

でもちや子さんは優しい。
自分で考えて決めることを、喜美子は彼女から学んだ。

そうでなくて、お給金だけ、ジョーのことを考えていたら?
転職したかもしれません。

ちや子に、喜美子はこう返します。

うれしい。他にもあるってわかったから。
ここだけやのうて、うちにもやろう思たら、他にやれることがある。

ここの他にも、自分の進む道があるんや。それがわかっただけでも、すごくうれしい。
力が出る。前よりずっと頑張れる。ありがとうございました!!

これがNHK大阪、このチームが出した朝ドラのテーマなのかもしれへんね。

良妻賢母以外にも、生きる道があること。そのことを示すことこそ、女を応援し、励ますことちゃうか。
そこへ踏み込んできた気がする。

「いつかここを卒業したら、荒木荘を卒業したら次行きぃ。やりたいこと見つけて、やりたい道に進んだらええ」

お金ためていつか卒業する。
喜美子はそう聞かされ、じっと絵を見ます。

「お金貯めて自分でやりたいこと……」

「月給千円で難しいけどな、がんばりぃ」

「がんばります〜」

「長い道のりやな〜」

でた、ちや子は関西の人だ。
ええ話でまとまりそうなのに、オチでこういうことを言う。照れ隠しです。

この照れ隠しは登場人物の性格だけでなくて、ドラマそのものがそうなんですよね。
グッとくるセリフも名場面もあるのに、あげて落とさないとムズムズする。そういう照れを感じます。

うん……昨年の、カンヌお墨付き女優による、くっさいベッタベタな海岸絶叫あたり、ほんまに辛かったと思う……あれには、さぶいぼ止まらんかったからな。

 

東京に舐められたらあかん

そんな荒木荘の朝です。
下着ショーを終えたさだ社長は、一週間東京出張だそうです。

バッチリ決めたファッションで出発するのに、こう来ました。

「着物で行こかな」

さださーん、あなた洋装を広めるんでしょ。
どんだけ時間かかると思っているんですか。これはツッコミ待ち。

「東京に舐められへんか?」

そうポーズを取るさだ。
誰も舐めへんと思う。いやむしろ、ベッタベタな関西センスでしょう。

いや、私だって信じられなかった。ネタだと思っていた。
全身豹柄のおばちゃんなんて、大阪で実物見るまで信じていなかった……。

そういうセンスを彷彿とさせる。堂々たる関西センスですわ。
豹柄じゃないし、オシャレだけれども。

さだも自信はあるはず。
ただ、大阪から東京へ向かう時、舐められへんかと気合いを見せるのはお約束ですから。

大久保はうまくあしらいます。

「何を今更。乳あてずれてまっせ」

さだ、あわててブラジャーのズレを直すポーズ。
実際にずれているかどうかは関係ないし、ここで笑いを取ってこそ。そういうノリです。

これは乳あても乳首も連呼される、そんな朝ドラやから。

「ほな行ってきます! 留守頼みますぅ〜」

「ええ、気をつけて。お気張りやっしゃ!」

大久保さんは、京都と大阪が混じった、ええ関西弁ですよね。
京都ほどおっとりとしていないようで、大阪よりは丁寧といいますか。北摂出身設定かなぁ。

 

圭介の妹

荒木荘では、ええ男の圭介が喜美子にこう語っています。

彼には6歳下の妹がいた。
生意気で「圭介、圭介」と呼び捨てにしていた。

喜美子と同年代ですね。

そんな妹は、終戦の翌年に病死してしまった。
原因不明の高熱。医者もようわからんと言う中、あっという間に世を去ったのです。

「最期に僕の手ぇ握りながら、逝ってもうた……」

原因不明と言いますか。手の施しようがなかったのかもしれません。
その頃は復員兵や引揚者が病気感染源となったことも考えられます。

『なつぞら』の北海道は例外としまして、圭介の妹がいた近畿地方都市部はまだまだ食料も不足していました。
栄養失調もあったのかもしれません。

圭介は、妹のような誰かを救うために医者を目指しているのかもしれません。
これは泣かせる……。

「きみちゃんが荒木荘辞めんといてくれて、ほんんまうれしいわ。ほっとした」

照れ隠しなのか。
雄太郎さんも「きみちゃんおったほうがうれしい」と付け加えつつ、こう来ました。

「今度、みんなでおいしいものでも食いにいこ。連れてったるわ」

そうベタな誘いをする圭介。
ドヤ顔で俺の天丼を勧めていた、そんな『なつぞら』の咲太郎とはタイプがやはり違う。

どちらもいい。世代も近いですし、東西代表好男子対決ですね。

こんなええ男なのに、昨日は乳首って二度も言ったんですよ。

 

えらいこっちゃ! 泥棒や!

そのころ、信楽で事件が起きます。

ジョーは丸熊陶業へ、ガタガタとリヤカーを引っ張って行きます。

「えらいすんまへん!」

そう断つつ、若いもんが無断でいきなり休んだと言っております。
そうして汗を垂らしながら戻ろうとすると、マツが走ってきます。

「どないしょどないしょ! ああどないしょ!」

もっと「どないしょ」を繰り返しているかな。
本作はともかくセリフの繰り返しが多い。関西やからね。

「うちが! うちが! 直子と百合子が!」

「わかった! わかった!」

慌てるマツをなだめつつ、ジョーが帰宅します。そこでは百合子が一人で泣いていました。
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