西郷どん感想あらすじ

『西郷どん』感想あらすじ第6回「謎の漂流者」

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大久保親子赦免の褒美を勝ち取った

吉之助は、城まで呼ばれて山田為久に再会します。
斉彬ではないことにガッカリする吉之助と斉彬のソウルメイト設定はあるのか、ないのか。

ここで斉彬登場。
その後ろには、牢屋であったおしゃべりな刺客さんがいました。
なんでも斉彬は吉之助を試したらしいです。

なんなんだよ、もう。

第1話では、立派な武士となるために武芸に励んできた吉之助が、右腕の負傷で挫折する様が描かれました。
第2話以降、吉之助は藩内の窮状を斉彬に訴えようとしていたので、武芸ではなくて知力や優しさで目にとまる設定かと思っていました。

それが、相撲大会優勝と刺客撃退いう武芸で実力を認められているわけでして。
序盤のストーリー構成、どうなっているの?
矛盾を感じてしまうのは私だけでしょうか。

斉彬は褒美をとらせると言い出します。
そこで吉之助は、正助父子の赦免を願います。
よかったですね。もう何でも斉彬に頼めば良さそうで。

ただ、斉彬は片付けねばならない厄介ごとがあるそうで、ちょっと時間が欲しいと言うのでした。

 

コイバナのダシに使われてばっかりや~

このあたりのことを、吉之助家のツリーハウスで語り合う吉之助と正助です。
このツリーハウス、気になっているのですが何なのでしょうね。トムソーヤ的な?

ここで正助は、糸と海老原との縁談を止めるのは今しかないと言い出します。
コイバナ、まだ続くんか!
万次郎から聞いたアメリカの知識とかのほうが、一般の視聴者さんも気になったりしません?

正助は、吉之助に糸を止めろと言い出します。
もうっ、吉之助の鈍感♪と言わせたいんですね。わかります。

あの日以来、外出禁止の糸。
そこへ吉之助の妹・琴と熊吉がやって来て、赤山靭負の月命日と偽って連れ出します。

こうやって恩人の赤山も、コイバナのダシにされてしまうんのかぁ……。

墓参りをしていると、正助がやって来て真剣に語り出します。
「男と女が好き合うことをラブちいう。糸さぁは、吉之助のラブしとっとやろ。自分のラブを伝えるべきじゃ」

や、や、やめて(*´艸`*)
思い出すだけで笑いがこみ上げてきます。
ラブ。もうラブ推しが止まらねえ。

糸、ラブのために走り出す~、アオハルかよ。

 

西郷、ついに嫁をもらう

糸、吉之助の家に行くと、吉兵衛が何かを話しています。

どうやら西郷に「嫁」が来るそうです。
相撲大会で吉之助を気に入った相手との縁談が進んでいる、というわけです。

糸はショックを受け、走り出します。
そして欄干のないあの危ない橋で、吉之助と再会。あの下駄をぶつけたときに、お互い手作りプレゼントしたね、とかなんとか言い合います。

しかも海老原はよか男だの、正助はもっとよか男だの言うわけですよ。

「もうよかです」

糸は、海老原に嫁ぐ決意を固めたと言います。
メリケンはラブで結婚できるのに、日本はどうしてそうではないのか、私は間に合わなかったと主張する糸。
日本にも、例えば約300年前に恋愛結婚はいますけどね、豊臣秀吉夫妻とか。

岩山糸西郷吉之助さぁのことを好いちょいました。子供の頃から大好きでした!」
「ええっ?」
告白タイムです。そして糸はすれ違ったまま結婚しました。

ノンキだなぁ。
こんなペースで、西南戦争まで大丈夫なのか?
そんな心配ばかりしてしまいます。

 

MVP:おしゃべりな刺客さん

牢屋内、大声で任務内容をペラペラシャウトする場面で、なんだか呆然としつつも、思わず笑っちゃいまして。

 

総評

「見よ、これが真の【月9】大河だ!」
そう言いたくなりました……。

何度も主張しておきますが、私は「史実を再現しろ」とは言っていません。
むしろ、武田勝頼がヘリコプターに飛びつく『戦国自衛隊』なんかが大好物です。

『戦国自衛隊』はトンデモ歴史映画の最高傑作! 人の精神暗黒化に戦慄を覚えよ

ただ……大河ドラマは、そういう
「わかっていながら、むしろぶっ込んでエンタメを目指す系」
の作品枠ではないですよね?
それはスペシャルドラマ『荒神』枠ですよね?

本作は、ただただ不勉強で史実をつまみ食いしているも同然です。
万次郎が語るアメリカの知識も、何もかも、間違いだらけで……。

ナゼ今週、無理矢理に万次郎を出したかというと、アクロバティックに「ラブ推し」をするためでしょう。
その結果、面白くなっていますか?
そこまでして、カップヌードルのCMみたいな青春ドラマをやられても、言葉もありません。

本作を現代物としたら、純粋に楽しめるエンタメとして見たら、という意見もありますが、私はあまり賛同できません。

ドラマとしての基本も出来ていないように思えます。

吉之助と斉彬の関係性は毎週縁があったり、忘れかけたり、ぶれぶれ。
吉之助が腕を負傷して武芸ができなくなったという設定を、忘れているとしか思えない言動の数々。
立ち聞き、偶然の再会、ありえないほどゆるゆるのセキュリティ頼りで、話が進む。
登場人物の言動が全体的に浅はか。
あきらかにおかしいペース配分。
もう6話なのに個性すら見えてこない、モブ状態の郷中仲間(大山格之助とか村田新八とか有馬新七とか……)。

有馬新七(増田修一朗さん)

先週も今週も、いや、これまでも。
まったく無意味なことを繰り返しています。

万次郎はあんな変な警戒をせず、素直に「土佐に戻りたい」と言えばそれが通る状況でした。

薩摩藩だって、西郷にあんな変なミッションをさせずに、普通に訊問すればいいだけでした。
ラブを出したいから、ただそれだけでこの不自然な大騒ぎです。

一年間をかけて、西郷隆盛という人物を、しかも明治維新150周年のメモリアルイヤーにドラマ化する。
そういうプロジェクトなんですよね?
なのになぜ、これほど雑なのか、不思議なのです。

先週、キャストポスターが公開されました。

「西郷どん」躍動感溢れるキャストポスターを公開

これからもどんどん糸さぁと篤姫を推していくようです。
話題作りばかりのように見えて、切なくなってしまいます。

 

蛇足:高評価ニュースをみてみた

私の感想。毎週嫌ですよね?
細かいところほじくりかえしちゃって。楽しんでいる人もいるのに。

と、反省しまして。
本作の魅力探しの一環として、他のサイトを参照してみました。

こちらです。

「西郷どん」引っ張る鈴木亮平の全力演技と脇役の存在感

全体として男っぽい、男くさい大河だ。それだけに、西郷に思いを寄せる糸(黒木華)や後の篤姫である於一(北川景子)の出番には“ありがた感”がある。(碓井広義/上智大学教授=メディア文化論)

あ、そーいうことね、といろいろ納得しました。

なぜ日刊ゲンダイは直虎をやたらと叩くのか、とか、『真田丸』のきりは叩かれるのに、同じくらいで喋るうえに年齢設定がおかしい糸が叩かれないのかとか、引っかかっていたんですけど。

「男の世界」というのは男だけでは完成できないもので、ニッコリ笑って好きですと言ってくる、若くてピチピチして可愛くて素直なお嬢さんがいてこそ完成するのだとわかりました。受付嬢とか、女子マネですね。

岩山糸(黒木華さん)

その反対で、きりのように、ズケズケと自分の意見、耳に痛いことを言う女。直虎のように男を従え、自分の意志を持って行動する女は鬱陶しいってことかもしれません。
糸や篤姫とのラブ要素は「女性向け」と言われているのですが、要するに「おじさんの好きな世界向け」なんじゃないかと。

あらためてニュースリード部分の一文に注目いたします。

大河ドラマ「西郷どん」が面白くなってきた。昨年放送の「女城主 直虎」と比べるのも酷だが、吉之助を演じる鈴木亮平(34)のはつらつとした表情、セリフ、そして動きが断然気持ちいい。

この冒頭の文はよく意味がわからなかったのです。

昨年の直虎と比べて何が酷なのか。男がはつらつとした表情、セリフ、動きだと何がいいのか。
要するに女がズケズケとリーダーシップを見せている姿は不快で酷かった、その点男がはつらつとして女にモテるドラマは見ていて気持ちいい、ってことじゃないですかね?

本作が失敗したら、
「女性原作者、女性脚本家、そして女に媚びて恋愛要素を入れたから駄目なんだ!」
ということにされると思います。

大河で失敗すると、なんだかんだで誰かが女だったから、ということにされがちなんですよね。

『おんな城主 直虎』は贔屓しすぎだと自分でもわかっています。
でも女性主人公大河だとその時点で三割くらい厳しい評価が出るから、そのぶん甘くしちゃっているかもしれません。

フェアじゃないと思いますよ、「女主人公という時点で見る気がしない!」とか言われてしまうの。
大河だけではなくて洋画の『ゴーストバスターズ』リブート版、『スターウォーズ』や『マッドマックス』でも言われていましたけど。辛いですね。

しかし、私は現時点で「今年コケても、女のせいじゃない」と書いておきます。
本作の駄目さは、「おじさま上司との接待カラオケ感」にあると思うのです。
たとえばコレ。
『蒲田行進曲』トリオが大河『西郷どん』で35年ぶり集結 “階段落ち”再現の可能性も

いや、その、『蒲田行進曲』が35年ぶりに復活というのは、だから?としか……。
映画自体は確かに名作だと思います。ラストは、それこそ「うわっ」と驚きでしたが、そうかといってオリジナルが放映された時代には慣れ親しんでませんし、アラフィフ以下は大半の方が同様の感想を抱かれるでしょう。

「世界のケン・ワタナベ」にしても、確かに凄い役者だとは思うんですけれども。
それでもあんな変な斉彬像ですと魅力を感じません。

島津斉彬(渡辺謙さん)

脈絡もなく若い美女が微笑んでいてありがたい、という感覚もよくわからないんですよね。
特に理由もないのに惚れ込んでいるって、そんなのむしろキャバクラの営業ぽいというか、ピンと来なくて。

この記事を読んで、自分が二次会で上司からノリの悪い若手と罵られる理由と、本作がまったく好きになれない理由がわかった気がします。
前者は多分もっといろいろ理由はあるんでしょうけど。

というわけで、もし本作の女性原作者&女性脚本家が悪いのだとしたら、
「キャバレーにいる話のわかるママさんみたいに、おっさんに迎合し過ぎていること」
が原因かな、という気がしなくもないです。

まあ、これに比べたら去年の大河は「ガチで上司にくってかかる女子社員」ですね。
執拗に男性向けメディアにボコられたのも、女性から支持されたのも理解できます。

鈴木亮平のふんどし姿に、女性たち熱狂。「西郷どんの尻にありがとう!」

鍛え上げた肉体美と尻の筋肉で女性視聴者を釣りたかったから、相撲を入れたんでしょうか……。
それって、美女の入浴シーンで男性視聴者を釣るのと本質的に同じでは。

著:武者震之助
絵:小久ヒロ

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