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西郷どん感想あらすじ

『西郷どん』感想あらすじ第11回「斉彬暗殺」

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こんばんは、武者震之助です。

今週は割と好意的な感想も多いようです。
勢いは確かにあった!
前回までよりはマシ!

じゃあ面白いかと言われたら、それは違うんですよね……。

大らかな心で、何事も突っ込まず、「チェスト~! 気張れ~~~!」と言いながら見たら楽しいのかもしれない。
しかし、テレビの前の私の顔は、明るい西郷どんよりも、井伊直弼に近い表情であったのは確かです。

いろいろ申し訳ありません。好意的意見で作品を2度楽しみたいという方は、お引き取りください。

 

真正面から「次は慶喜」とプッシュできそうです

江戸城に乗り込んだ斉彬は、徳川家定に会い、阿部正弘と共に篤姫をプッシュ。

これが工作開始ということなのですが……むしろ正面突破という場面に見えます。
こんなにストレートに将軍と面会&アピールできるなら、篤姫を大奥に入れるなんてことはせず、「一橋公を世継ぎに!」でイケちゃいそうというのが率直な感想。
世界のケン・ワタナベ補正で迫力十分です。

にしても家定は……完全に残念な子ですよね。
ニュースでは【家定がかわいい】とかそんな意見もありますけど、それは又吉さん自身のキャラが可愛く見えるのであって、歴史上の人物を演じての成果ではないような。
子役、狆、薩摩犬は確かに可愛いですが。

井伊直弼はめっちゃガン見して、斉彬に喧嘩売って来ます。

いいですねぇ。ヤンキー漫画の廊下でメンチ切り合う不良同士みたいな、島津斉彬と井伊直弼。
そういうふうに面白がればいいのかな。

ここで将軍継嗣問題の、いささか雑な説明です。

 

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慶福の描かれ方がさすがにヒドい……

不自然なまでにボリボリお菓子を貪る徳川慶福(後の徳川家茂)が出てきます。
徳川御三家の子がこんな行儀の悪さで、菓子を貪るのかなぁ?と。

確かに彼は甘い物好きですけどね。
こんなガツガツと食べさせるのは、いかにも能力がなく、まだ幼い、したがって【井伊直弼の思い通りに動く】という設定が色濃く出過ぎな気もします。

第1回で西郷どん達が【菓子を盗みに行く】という場面も辛かったですが、江戸時代の武士階級にあるまじき品性のなさだけは、どうにかして欲しい。

そうまでして【無能さ】をアピールせねばなりませんかね。
徳川慶福は確かに若く、西郷隆盛らとは対立する立場ですが、一方で勝海舟も能力を認めていた人物です。

おそらくや後に、その勝海舟と西郷が互いに認め合う仲で描かれるのでしょうから、慶福をあんなマヌケに描いてしまうと、ひるがえって西郷の能力も疑わしいということになりかねません。

【関連記事】徳川家茂(徳川慶福)

さらにもう一つの矛盾として、この国の一大事に品川宿で遊び惚けている一橋慶喜(徳川慶喜)をしきりに「英邁」と持ち上げるのもどうなのかなぁ、と。
当時の日本には、他にマトモな人おらんのかな?と思ってしまう視聴者さんもいるかもしれません。

 

5人目の息子・虎寿丸までもが

薩摩藩邸では、篤姫らの前で、島津斉彬の子・虎寿丸と西郷どんが相撲を取ります。

と、それまでピンピンしていた虎寿丸が、派手なモーションで倒れてナレ死。
この倒れ方ですと、病死というより、スナイパーに狙撃されたかのようで。
派手さを重視するあまりにリアリティが犠牲にすれるのは、本作の演出でしょうか。

これで斉彬は5人の子を失った……おかしい! 何かがオカシイ!という風に煽ってきます。

いや、それ、江戸時代あるあるなんですよね。

例えば直前に出ていた徳川家定、その父・徳川家慶。
彼は14男13女の子だくさんでしたが、ほとんどが早逝し、元服後も生存したのは家定一人でした。

斉彬を呪っている!と嫌われているお由羅島津斉興の子も、3人いるうち2人が夭折しています。
生存した久光が大変健康で、その息子が血筋を繋げましたが。

篤姫は「虎寿丸が死んだのに平気で仕事する義父上冷た~い」とかなんとかウダウダ言います。
先週、父親が死んだことを嘆いた直後に、ビーチで西郷どん相手に「秘め事じゃ」とかぬかしてた人だもんなぁ。

そんな時間があるなら、幾島の背景に少し時間を費やしても良さそうです。
近衛家と島津家の関係を匂わせておくのは、今後の展開に必要なのでは?

 

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西郷の危機管理能力がほんの少し上がってる

江戸の薩摩藩邸では愉快な郷中フレンズ大山格之助有村俊斎らが、
「虎寿丸の急死はおかしい!」
と騒ぎ始めました。

前述の通り、乳幼児の死亡率が非常に高い江戸期です。
しかも幕末のこの頃はコレラのパンデミックが発生しており、まったくおかしくありません。

薬丸自顕流の達人で、寺田屋騒動では傷一つ負わずに戦った手練れの大山格之助。
役者殺しの朝ドラ『わろてんか』ですら輝いていた北村有起哉さんが、ないごて、こげな無残なことに……。

ここで西郷どんが
「シッ! 誰が聞いちょるかわからん!」
と眉をしかめたのは、先週と比べて智謀が若干アップしている感がありました。よかったよかった。

どうやら残念フレンズたちは、高輪で隠居中の島津斉興とお由羅のせいだと思っているそうです。
今さら斉興が、危険を冒してまで孫を殺すメリットがどこにあるのでしょう。

 

久光はただのバカ殿ではありません

一方薩摩では。
大久保一蔵が、久光の読みたがっている本を探しています。
久光はイギリスとの戦争について学びたいらしいです。

どうやら久光はただの馬鹿殿ではないと言いたいらしい。
そうなんです。
むしろ久光は、幼い頃から聡明で勉強熱心な少年として有名だったそうで。

それを今更、
「久光くんってバカじゃないんだね! やったね!」
みたいなことを言われてもなぁ。
由羅と一緒にマザコン描写とかしてしまうから妙な人物になっただけであって、随分と回り道しますね。

【関連記事】島津久光

大久保は、虎寿丸の死について語り、藩を割りたくないとか言い始めます。

いやいや。
火のないところにモクモクと煙を立てているのは、陰謀論大好きなアナタたちでしょ。
そもそも、そんなこと、容疑者と騒ぎたてている由羅の子・久光に言いますかね。

大久保は、もうちょっとマシだと思っていた時期があった気がします。
確かに「ラブじゃき!」とかなんかジョン万次郎の言うこと信じて突っ走っていたりしたけど。

 

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徳川・松平・薩摩の密談パーティ

我が子が亡くなったばかりの斉彬。
そのショックをものともせずお仕事に励みます。
【わっぜよか場面用BGM】が流れて来たので、おそらく感動する場面のつもりなんだなぁ、と思います。

そして斉彬は密談パーティを企画します。

井伊直弼との対立後に、工作に励む――すごくダイナミック密談になりそうでワクワクします。
メンバーは以下の通り。

・水戸斉昭 一橋慶喜
松平慶永 橋本左内
・島津斉彬 西郷どん

橋本左内がなぁ……。
どうしても前回放送の影響で「何の効果もない、当時とっくに下火になっていた瀉血を、ドヤ顔でしていた左内さん、チッスチッス」という気分になってしまいます。
医療ドラマでヒット飛ばす脚本家さんなのに、どうしてああなった。

それ以上に、御輿に担いだ一橋慶喜が、遊郭に入り浸って絵を描いて楽しんでいるドクズなので、そんなメンツが揃った時点で絶望感を感じてしまい……。

ナゼ本作の一橋派が負けるのか?
って、そりゃ、メンバーの素行・素養が悪すぎるからという気にさせられてしまいます。

 

「ないごて篤姫を御台所に!」

ここで、雰囲気だけは大物感漂う皆さんが、将軍継嗣問題について語ります。

篤姫を家定に嫁がせ、子が産まれたらどうするつもりだと問われる斉彬。
しかし、そもそも「子ができるわけない」と一同は語ります。

ここで西郷どん、
「ないごて篤姫を御台所に!」
とか言い出す。

西郷どんや篤姫のように、脚本家さんが思い入れを持っているであろうキャラは、脚本家自身が感じた疑問をそのまんま言わせている気がします。
別に思い入れを反映させるのはいいんですが、それも注意しないと、キャラクターの智謀がとことん下がってしまうワケで。

稀代の英雄・西郷が、この程度の理解力しかないのか。
藩主の宴席で堂々と軽く質問する下級藩士って、どうなの?
と、西郷を重用している斉彬まで残念な人に見えてしまいます。

斉昭は我が子を将軍にしたくてウキウキです。
ちょっと前に倒幕をほのめかすようなことを言っていたのに、どっちなのさ。

一回ごとに注目キャラを変えていくことで新たな刺激を生み出す本作では、回をまたいでの整合性と面白さを求めてはいけないのかもしれません。

 

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ミュージシャン目指すバカ息子じゃないんだから

ここで慶喜がこう宣言します。
「ハァ? 次期将軍なんてやりたくねえし! 幼子が死んだのに、酒飲んで喜ぶなんて最低だよ!」

う、ぅうぅぅうっうっ……。
幕末のトップクラス大名の集まり――のハズが、ファミレスで飲んだくれているおっさんお兄ちゃんレベル><;
サイゼリヤでワイン飲みながらワイワイ話し合ってる場合じゃないんだから。

確かに残念なおっさん達の御輿に担がれるのは嫌だろうけど……。
これじゃあ昭和の家族ドラマで、
「俺は親父みてえな銀行員なんてなりたくねえよ! バンドやるっつってんだろ!」
って宣言するモヒカン息子みたいな慶喜です。

虎寿丸について言うのは、優しいとは思いました。
しかし、優先順位っていうか、今、未曾有の国難がいくつも重なっている状況です。
子供が死んで悲しいとか、俺は将軍やりたくねえし、とかそういうこと言っている場合じゃないんですよね。




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しかも慶喜、このあと「飲み直すか」って品川宿直行ですからね。
ダメじゃん!
あと、なんか、突然、それを監視している不審者が現れました。

 

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