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その日、歴史が動いた

ガラシャの旦那さま細川忠興さん大往生【その日、歴史が動いた】

更新日:

戦国時代は武将や政治家としての能力はもちろん、個性の強い人たちが群雄割拠していた時代であることは言うまでもありません。
切り捨て御免を地で行くような人もいれば、超愛妻家もいたりして。
……おかしいな、今日の主役の名前を伏せるつもりだったのにもうバレてる気がする。

正保二年(1645年)の12月2日、戦国のキワモノナンバーワンの名をほしいままにした細川忠興が亡くなりました。
83歳の大往生です。
彼のエピソードは妻・ガラシャ関連を始め、一度聞いたら忘れられないものも多いため、多分歴史好きの方ならご存知の方が多いでしょう。
ですので、今回はちょっと趣向を変えて、忠興の人物像を推測してみたいと思います。

細川忠興/wikipediaより引用

 

妻のキリスト教に反対も離縁も浮気もせず

ネタ武将……もとい忠興のエピソードが数多く伝わっているのは、その苛烈な性格が原因だと思われています。
ガラシャを覗き見た庭師を手打ちにしたとか、戦では敗残兵を皆殺しにしたとか、真偽不明なものも含めてとにかく血生臭い逸話の多い人であることは確かです。
しかし、彼は戦国随一のチート・細川藤孝の子でもあり、普段は文武両道の優秀な人物でした。
知れば知るほど二次元から出てきたかのような相反する面を持った人ですが、ちょっと仮定を入れてみましょう。

それは、彼が良くも悪くも「一本気な人だったのではないか?」ということです。
ガラシャへの執着に近い愛情も、茶の師であった千利休の切腹前に会いに行ったのも、関が原のきっかけになった石田三成襲撃への参加も、全て彼が「一度他人に持った印象を変えない」性格だったとしたら説明がつくのです。

ガラシャがキリシタンになることには大反対しながら、彼はガラシャを離縁せず、存命中は他所の女性と子供を作ることはありませんでした。利休にたいしては、当事ですら苛烈で知られていた忠興がケンカをしたとか口論になったとかいう気配がありません。

 

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三成への恨みもまじめすぎるから?

忠興は朝鮮の役で渡海していますので、補給問題など他の武将と同じような理由で、三成に対して嫌悪感を持っていただろうことは想像できます。

これらを総合してみると、やはり繊細というよりは一途、一途というよりも一本気というのが忠興によく当てはまる形容ではないかと思うのです。
……辞書引きながら書いてますので、意味は間違ってないはずですハイ。

彼の晩年にもその名残が見えます。
長生きしたためか、それとも苛烈な所業の因果が巡ってきたのか、忠興は家督を継がせた三男・忠利(ただとし)と、特に可愛がっていた四男・立孝(たつたか)に先立たれているのです。
特に忠利が病に倒れたと知らされたときの手紙は、それまでとはまるで別人のような慌てよう。
忠利の子・光尚(みつなお)に宛てて書かれたもので、筆まめで手紙魔としても知られていた忠興が「私はもうどうしていいのかわからない」(意訳)と動揺を露わにしています。
老いさらばえたといえばそこまでですが、何千通も手紙をやりとりした愛息子に先立たれる恐怖は底知れないものがあったのでしょうね。
これもやはり息子へずっと同じ気持ちでいたからではないでしょうか。

教養人としても名高かった忠興ですが、意外にも時勢の句とされるものは伝わっていないようです。
代わりに、臨終間際の一言が記録されています。
「戦場が恋しい」と。

世間一般には歓迎される太平の世の中で、忠興は最期まで一本気な戦国武将だったのでしょうね。

長月七紀・記

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