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その日、歴史が動いた

最後まで 他人頼りの 公家大名 掛川城も アッサリ陥落【その日、歴史が動いた】

更新日:

 

クリスマスも終わり、すっかり年の瀬ですね。
が、戦国大名にはンなもん関係ありません。
さまざまな記録を見ていると、むしろ「年末年始なら敵も油断してるだろ」というアバウトな理由で戦をおっぱじめることすらあったりします。
うまくいくかはやはり大将の器量にかかってくるのですけれども。

本日のメインもそんな戦いの一つでした。

今川義元

これが公家大名の末期也/画・富永商太

今川義元の息子、忠臣・朝比奈泰朝の奮戦で何とか籠城へ

桶狭間の戦い(1560年)から8年後、永禄十一年(1568年)の12月27日、今川氏真が逃げこんでいた掛川城が、徳川家康により包囲されました。この人、織田信長に桶狭間の戦いで敗死した今川義元の息子さんです。
そして、先日の今川館の戦いの続きのお話となります(薩た峠の戦い 今川館の戦い)。
ここへ追い込んだ信玄が、家康へ根回ししていたためあっさり包囲されてしまったんですね。
しかし今度はきちんとした城ですから、そう簡単には落ちません。
ここを任されていたのは朝比奈泰朝(やすとも)という武将でした。
この人は氏真と親戚で、同い年でもあったので元から仲も良く、このときも落ちぶれた主君を見限らずに忠誠を尽くしています。
この時期の今川家にとって随一の忠臣です。

蹴鞠の達人ながら戦は苦手な今川氏真(Wikipediaより引用)

蹴鞠の達人ながら戦は苦手な今川氏真(Wikipediaより引用)

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一応、半年粘ったが、最期はアッサリ・・・ 

彼の戦る気に押され、城兵の士気も高まり、掛川城は半年近く持ちこたえます。泰朝△。
しかし、さすがに援軍が期待できない中でいつまでも持ちこたえることは出来ず、翌年5月17日に氏真の安全と引き換えに掛川城は開城しました。
信玄も家康も城と駿河が手に入ればよかったので、「氏真?好きにすれば?」と言わんばかりにこの要求は受け入れられます。
そして城と土地をなくした今川家は、戦国大名としては終わりを迎えたのでした。

 

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悲壮感のない流浪の余生 

とはいえ、氏真個人の命運はまだまだ尽きません。(江戸時代の1614年に死去)
まずは上記の泰朝に付き添われ、正室の実家・後北条家を頼ります。
当主・北条氏康は「じゃあ娘と一緒にウチにいなされ」と屋敷を与えてくれましたが、次代の氏政は「義兄弟と姉妹よりも家を守らないとね!」と方針を変えてしまいました。
そのため氏真はずっと後北条家を頼るわけにも行かず、あっちこっちへ流浪するハメになるのですが、あまり悲壮感がありません。

ちなみに忠臣の見本・泰朝さんはこのあたりで消息を絶ってしまっています。
自分がついていったら主君の迷惑になるとか考えたんでしょうか。
それもまた忠義の形ではありますが、世知辛いというか何というか……。
引くべきときに引いたところはやっぱりカッコイイですが。

あれ、いつの間にか氏真よりも泰朝さんメインになってたぞオカシイナー?

長月 七紀・記

氏真の活躍(だめっぷり?)を4コマ漫画化しました!

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参考:http://indoor-mama.cocolog-nifty.com/turedure/2007/12/post_f838.html

 





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