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その日、歴史が動いた

溶岩によって大隅半島と地続きに!桜島の大正噴火から学ぶこと【その日、歴史が動いた】

更新日:

前回の大噴火は100年前だった 

地震雷火事親父に台風洪水火山の噴火と、外国人からすると「なんでそんなところに住んでるの?危ないじゃん」と言われてしまう我らがニッポン。

そりゃ先祖代々から住んでるからなんだけど……と言いたくなりますが、ただ住んでるだけじゃなくて過去の経験から生かしてきた対策があってのことですよね。

残念ながら、東日本大震災の時には明治や昭和の教訓が生かされず、あれほどの惨事になってしまいましたが……。

そして100年前、九州の最南端、国内有数の活火山を持つあの県でも、大きな被害をもたらした災害がありました。

大正三年(1914年)の1月12日、鹿児島県の桜島が大噴火を起こし、流れ出た溶岩によって大隅半島と地続きになりました。

地図だと根元が繋がってるのに「島」という名前なのは、たった百年前まではホントに島だったからなんですね。

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飛鳥時代からたびたび噴火を繰り返している 

桜島は飛鳥時代から噴火が記録されており、中でも応仁の乱真っ只中の【文明大噴火(文明三年/1471年)】、江戸時代の【安永大噴火(安永八年/1779年)】、そして今回扱う【大正大噴火】の三回が大きな被害を出しています。

大正大噴火の際には前兆とみられる現象が多々起きていたため、人的被害は少なかったほうですが。

というのも、明らかな白煙や井戸水の異常、海温上昇による魚介類の大量死、頻発する地震、はたまた真冬なのにヘビやトカゲがお散歩しだすなど、明らかな異常が出ているのにお役所は「煙は雲の見間違えでしょ?その他は気のせい!科学的に証明されてないから大丈夫!(キリッ」という毛ほどの役にも立たない態度だったため、住民が自主避難をしていたのです。

足尾銅山のときもそうでしたが、ホント19~20世紀の役所のダメっぷりときたら、呆れてものも言えません。

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 ”科学不信の碑”と呼ばれている

そして噴火の前日11日から女子供や老人を優先して避難が始まったものの、運の悪いことに避難した方向が溶岩の流れ出る先だったため、完全に死傷者をなくすことはできませんでした。

また、「お役所がそう言うなら大丈夫だろう」と信じた善良な市民は、いざ噴火が始まってから大混乱。

船で避難を始めようとするも、船の数が足りず転落・凍死・溺死が相次いだといいます。

このことから、現在桜島では「お役所や科学者のいうことはアテにならないから、常に避難できるよう準備しておく」ことが徹底されており、通称”科学不信の碑”という石碑まであるとか。

こうした心構えをしつつ、それでも住み続け桜島大根や桜島小みかんを守っている方々には頭が下がります。

 

噴火と一緒にM7.1の大地震も発生 

さて、この噴火については他の地方でも生かせる教訓があります。

大正大噴火は12日の午前、そして同じ日の夕方にはマグニチュード7.1の地震が起きたことです。

現在富士山に噴火の兆候があるとかないとかいう話が出ていますが、東海地震と連動する可能性もなくはないので、水や食料の確保・家族との待ち合わせ場所だけは確認しておいたほうがよさそうですね。

富士山が噴火すると、ふもとの山梨・静岡県だけでなく南関東の大部分が影響を受けるとされていますので、対岸の火事ではありません。

そこに地震が加わったらと考えると想像するだけでも恐ろしいです。

さすがに今の政府は百年前よりはマシだと思いますが、いざというとき「頼りになるのは自分や家族しかない」つもりでいたほうがいいかもしれませんね。

長月 七紀・記

参考

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http://ja.m.wikipedia.org/wiki/
http://www.library.pref.kagoshima.jp/honkan/?p=524

 





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