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その日、歴史が動いた

なぜ2月11日となったのか? 建国記念日までの紆余曲折【その日、歴史が動いた】

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祝日の由来ってあんまり考えたことがないですよね。

興味があるとすれば、「土日とくっついて何連休になるか」ということくらいでしょう。

2月11日・建国記念の日は残念ながら飛び石連休ですが、たまにはその由来に思いを馳せ、アカデミックな気分になってみてはいかがでしょうか。

その日、歴史が動いた

当初は1月29日に制定していたがその日は…

そもそもどうして2月11日という中途半端な日が建国記念の日になったのかというと、またしても明治政府が厳密なんだかテキトーなんだかわからない制定をしたからです。

日本が新暦(現在の暦)になる前=旧暦を使っていた頃は、1月1日を初代・神武天皇の即位した日として諸々の祭礼が行われていました。

当初は「じゃあ、新暦に変換して今度からは1月29日ね」ということになっていたのですが、ここで「待った」がかかります。

実はこの日だと旧正月とダブってしまい、本来の「神武天皇即位」を祝う意味が薄れてしまうのです。
事実多くの国民が「今度から旧正月をお祝いするんですね!畏まりました!!」と勘違いし、政府は「こりゃいかん」と思い直しました。いつもの話ですが、なんで実施してから気付くんでしょうね。

当時の政府は「西洋に追いつけ追い越せ」が最優先でしたから、国民がどう思うかなんて考えなかったのかもしれませんが。アンケートとか世論調査なんて概念はなかったでしょうし。

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干支やら何やらを考慮してチョイス

そこで「このままだとマズい。何とかそれっぽい理由をつけて別の日にしよう」という話になりました。

そして干支やら何やらを考慮して選ばれたのが新暦の2月11日だったのです。

占いの世界に理屈を云々するのはナンセンスな話ですので、日付については深く考えないでおきましょう。

 

でもこの時点で「神武天皇即位を祝う」という当初の目的がどっか行ってる気がするんですけどアレーオカシイナー?

さすが明治政府、目的のためには経緯の整合性など全く気にしていません。その図太さに天晴れ日の丸を掲げたくなります。

昔は「祝日に国旗掲揚」をどこの家でもやってたそうですけども。

 

いかんいかん、また明治政府へのダメ出しになってしまいました。

えーと、そういうわけで2月11日は当初「天長節」として祝日になったのです。

この名称が「建国記念の日」になったのは、またしても戦後GHQが「神道に関するものは全部ダメデース!」という方針だったから。自分とこは”独立記念日”なんて旧宗主国にケンカ売ってるとしか思えない名称の祝日があるくせによく言ったもんだ。さすが世界のジャイアン。

建国をしのび 国を愛する心を養う日

日本が主権を回復した後の昭和27年(1952年)頃から「やっぱこの日は祝日じゃないと」という声が上がり始め、5年後に国会へ議案として提出されました。

しかし「神武天の……」と言い掛けた時点で海の向こうから「ダメデース!!!」というブーイングが飛んでくるのは目に見えていたので、名称と共に意義を変えることになったのです。新嘗祭の日が勤労感謝の日になったのと同じ経緯ですね。

 

建国記念の日は、現在、“国民の祝日に関する法律”的には「建国をしのび、国を愛する心を養う」日とされています。

天皇のての字も出さないことで、あっちこっちからのバッシングをかわしたのでしょう。こういうとき(も?)日本語って便利ですよね。

ちなみにこの法律には他の祝日の目的も書かれていますので、知っておくとちょっと自慢できるかもしれません。

 

というわけで、国旗を掲げるとか「建国を(ry」とまではいかなくとも、「日本に生まれてよかったなあ」くらいのことは思ってもいい日なのではないでしょうか。

つい先日はあっちこっち大雪でしたから、そんなこと考える余裕のある人はいないですかね。

 




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