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ネギとカラシで最高です/wikipediaより引用

飛鳥・奈良・平安時代 その日、歴史が動いた

納豆の歴史だけに豆知識なんつって・・・すいません

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多分どこの国でも同じだと思うのですが、国民的な食べ物でも人によって好き嫌いはありますよね。きのこ・たけのこ戦争とか、お好み焼き定食はアリかナシか論争みたいな。

7月10日は納豆の日ということで、今回は日本独自の食品の中でも割と好みの分かれやすいコレのお話をさせていただきます。納豆だけに豆知識なんつって……すいません。

納豆は冬の季語 一度冷やさねば作れない 

納豆の日は夏であるのに、俳句の季語としては冬のものだったりします。これは制定の理由がなっ(7)とう(10)の語呂合わせだからだそうで、ふぐの日も2(ふ)9(く)で2月9日でしたし、こういうの多いですよね。

冬の季語になった理由は、納豆を作る過程からきているようです。

というのも納豆を作る工程で一度冷やさねばならないのですが、昔は人工的に低温環境を用意することが難しかったので、自然と冬に作るものとなり、冬の季語になったという実に単純な理由でした。
「納豆時(=冬)に医者要らず」なんて言葉もありますし、栄養的にも特に冬食べるといいんですかね。時間的には夜がいいそうですが。

基本的には健康にいいものなのですが、最近は闘病中の場合ドクターストップがかかってしまうこともあるようです。ワルファリンなど一部の薬と、納豆にたくさん含まれているビタミンK2との相性が悪いのだそうで。

ワタクシの父もいくつか病気をやってまして、「もう納豆食べちゃダメなんだよ(´・ω・`)」と残念そうにしておりました。好きなもの食べられないって辛いですよね……。
皆様もお気をつけください。

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『養生訓』の貝原益軒は毛嫌いしていたようで

さて、納豆に関する最古の記録は平安時代のものです。が、今のような糸を引く納豆ではなく、塩と麹で発酵させた「塩辛納豆」だったようです。

中国で調味料として使われていたもので、仏教と共に日本へ伝わりました。今でもお寺で作られている「大徳寺納豆」などはこのタイプです。あんこと合わせて和菓子に使われているそうですので、いい感じに塩気を与えてくれるんでしょうね。

糸引き納豆ができた経緯ははっきりしておらず、一般化していたと思われるのは室町時代あたりからです。そして江戸時代には物の本や文化人の間でも、納豆に対する評価が表れ始めます。

例えば「こうすれば長生きできるよ!」という方法をいろいろ書き記した”養生訓”という本で有名な貝原益軒は、「塩辛納豆はともかく、糸引き納豆なんて臭いし大嫌い。食べ物じゃない。あんなゲテモノ食べる奴の気が知れない」(超訳)と言っています。そこまで言わなくてもいいんじゃないですか先生。

貝原益軒/wikipediaより引用

福岡市の貝原益軒像/wikipediaより引用

江戸時代には塩辛納豆=上流階級のもの、糸引き納豆=庶民のものという価値観が定着していたので、武家出身の益軒には受け入れられないものだったのかもしれませんが。

一方、松尾芭蕉は泊まった先で納豆汁を作る音を聞いて「納豆切る 音しばし待て 鉢叩き」という句を詠んでおり、少なくとも嫌いではなかっただろうことがわかります。

このように何百年も前から評価が真っ二つに分かれているものなので、現代でも好き嫌いが極端なのは当然ですね。
一説には「納豆は寒いところでしか仕込めなかった」→「関東以北では日常的に食べるので好きな人が多く、関西以西では嫌いな人が多い」とか。

納豆の『納』の字は作っていた場所を示す

ところで「納豆と豆腐は誰かが間違えて漢字が入れ替わった」という話がありますが、実は違います。
納豆の「納」は作っていた場所からきたもので、「納所」で仕込んだ豆ということで納豆という表記になりました。

一方、豆腐の「腐」は中国語で「柔らかく弾力があるもの」という意味があるそうで、原義は「柔らかい豆製品」なのだとか。

同じ漢字圏でも、日本語と中国語だと結構意味が違うこと多いですもんね。中国語で「手紙」って書くとトイレットペーパーだったりとか。確かに手にとって使う紙ではありますけども、日本語的な意味で”手紙で拭く”って言ったら「お前差出人に何の恨みがあるの?」とツッコまざるをえません。

最近では日本食ブームの影響か、海外の方でも納豆おkな人が増えているそうなので、そのうち全くニオイが気にならないものも開発されるかもしれませんね。

元は大豆ですから、マグロみたいに乱獲どうこうも言われないでしょうし。そもそも今スーパーで売ってる納豆の半分くらいはアメリカかカナダ産の大豆使ってますしモゴモゴ

長月 七紀・記

参考




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納豆/wikipedia 納豆研究会 納豆学会

 




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