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西郷どん特集 幕末・維新 その日、歴史が動いた

薩長同盟 「尺牘」の朱文字から滲み出る坂本龍馬の苦労と功績

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のっけからどうでもいい話ですが、このコーナーは三年以上やっている割に、誰もが知ってる有名な出来事を扱ってないことがあるんですよね。自分でもびっくりします。
本日もその一つ、日本の歴史を大きく動かしたアレのお話です。

慶応ニ年(1866年)1月21日は、薩長同盟が締結された日です。

桂小五郎木戸孝允)と西郷隆盛が手を結んだ重大な出来事として、日本人の誰もが知っている一件ですね。
日付や場所については異説もたくさんありますので、ここでは言及しないでおきましょう。秘密裏に行われた会談ですから、むしろはっきりわかったらマズイでしょうし、「途中で場所を変えた」という説もありますし。

この話の流れを理解するには、当時の薩摩と長州の立場がどんなものだったのかを掴んでおく必要があります。

 

薩摩はコメ不足 長州は武器が買えずに困っていたので

まず長州は、第一次長州征伐が終わった後で、幕府からも朝廷からも目をつけられている状態でした。具体的に言うと、武器の購入ができない状態になっていました。めっちゃ困る(小並感)

一方、薩摩は、倒幕に向けて出兵の準備を進めていたものの、「このままだと兵糧が足りなさそう……まだ他に協力してくれる藩のアテもついてないし、どうしよ(´・ω・`)」(※イメージです)ということで、こちらも困っておりました。
徴兵はすぐに可能でも、お米の収穫は早められませんからね。

ここで両者を結びつけるため活躍をしたのが、坂本龍馬と中岡慎太郎です。

龍馬の会社・亀山社中を通して薩摩名義で武器を買って長州に送り、薩摩には「長州から兵糧を買えばいい」と勧めてWIN-WINの状態を作りました。

が、それだけで話はうまく行きませんでした。

 

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桂も西郷もしかめっ面じゃん!><;

龍馬が数日遅れて会談場所にやってきたところ、桂も西郷もしかめっ面で、とても和解が成った雰囲気ではありません。まぁ、蛤御門の変でドンパチをやったばかりですから仕方のないことではあります。
しかし、「同盟締結まで行かなくても、ちょっとくらいは話が進んでいるはず」だと思っていた龍馬にとっては、不思議で仕方ありません。

『どうしたのか?』と尋ねてみたところ、桂は「こちらから同盟を持ちかけると謝ったことになるから嫌だ」、西郷は「こちらから頭を下げることはできない」と言います。
……要するに、意地の張り合いだったわけです。

まぁ、現代と違って単なる意地ではなく、今後の藩の立場がかかっているわけですから、仕方のない話かもしれませんけど……この会談が始まったのって実は1月8日なんです。
つまり12日間も何も話が進展せず、それでいてきちんと会談場所にはやってくる、というのは何とも異様な雰囲気ですね。

邸の人々も「気まずすぎてお茶も持って行けないんですけど(`;ω;´)」という気分になっていたのではないでしょうか。

 

龍馬の裏書でようやく成立に至った

実際、龍馬がやってきたとき、桂は諦めて帰ろうとしていたそうです。そりゃあなぁ。

間一髪間に合った龍馬が物理的にも間に入り、何とか話をまとめることができました。第三者でが話を切り出せば、お互いの面子が潰れることはないですものね。

ようやくこれにて一件落着……といきたいところですが、実はこの会談にはまだ続きがあります。秘密裏に設けられた会談だったので、誰も記録を取っていなかったことが後日わかったのです。おいおい。

まあ、ここで誰かが勝手に記録していたら、「そっちの都合がいいように書いたんだろ!!」みたいな話になりそうですし、ある意味平等で良かったのかもしれません。
そのため、桂が龍馬に「あの時の会談、こういう内容でしたよね?」という手紙を書き、確認を取っています。それに龍馬が朱で「この内容で間違いない」と裏書きし、ようやく薩長同盟は成立したのでした。

この手紙は現在宮内庁に所蔵されていて、三の丸尚蔵館のページで一部を見ることができます。朱といっても現在使われているオレンジがかった色ではなくて、真っ赤に近い色なので結構毒々しく見えますね。

これです↓

尺牘(龍馬裏書)(せきとく,りょうまうらがき)/宮内庁HPより引用

 

この後、第二次長州征伐が起こるのですが、この同盟が結ばれていたため、薩摩は「ウチ参加しませーん」という態度を貫きます。
他の藩も「二回も同じところ攻めなくてもよくね?」とやる気をなくしており、幕府軍は見事ボロ負け。こうして、倒幕の流れが加速していくのでした。

長月 七紀・記

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参考:薩長同盟/wikipedia 今日は何の日?徒然日記

 





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