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古田織部400年忌「大織部展」で「はにゃあ」で「乙」な茶器を見てきたでござる

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今年(2014年)は古田織部(1544~1615)がお亡くなりになってから400年目ということで、岐阜県多治見市で大織部展が実施されているとのこと。なぜ岐阜県かというと、もともと織部は美濃(岐阜)出身で、彼のプロデュースした織部焼は、美濃焼に大きな影響を与えているからです。

特に、岐阜県の多治見市は、織田信長からの許しで、陶器製造拠点の瀬戸(愛知県)から加藤市左衛門景光という陶工が移住して、窯を開いた美濃焼の本拠地です。織部のほか、黄瀬戸・志野・瀬戸黒などの多くの茶器が焼かれました。

古田織部というととやっぱり漫画「へうげもの」あたりが有名なのでしょう。

しかし、私自身「へうげもの」なんてあまり見たことがありません。さらに言えばぶっちゃけ、「別に茶器なんて興味ねえなあ・・」と思っていたらなんだかどこかから聞こえてくるのです(幻聴)

 

 「はにゃあ」で「乙」な茶器をリアルで拝もうず と。

 

へうげもので古田織部の名オノマトペ「はにゃあ」(「ざつ ブログ」より)

へうげもので古田織部の名オノマトペ「はにゃあ」(「ざつ
ブログ」より)ⓒ山田芳裕

その言葉によって、何だかそんな風に言われてくると、ちょっと見てきたくなってきたような気がしてしまいました。(本当かよ!!)というわけで、見たくても見られない方もちょっと雰囲気を味わいたいだろうと思ってのこともあり、どこからともなく聞こえてきた天の声?を見に行くために、足を延ばして「はにゃあ」で「乙」な茶器をリアルで拝んできました。

すごそうな茶器の写真がお出迎えの岐阜県現代陶芸美術館

場所は、岐阜県多治見市にある岐阜県現代陶芸美術館。車で多治見まで行き、駐車場で止めた先には早速このようなものが。

 

キャッチフレーズは「へうげもの、参集」

キャッチフレーズは「へうげもの、参集」

おお、なんだか凄そうな茶器の写真がお出迎えしてくれていますね。そんな期待を胸に先に進んでいきます。

 

この看板の先にはちょっとしたトンネルがあり、そこには多くの焼き物が並べられているのであります。そのトンネルの先に、現代陶芸美術館の入り口があるのです。

image008

きれいな建物です

入口(3階)から、入ってみたのですが、中はかなりきれいな感じで、この美術館自体まだできたばかりなのでしょうか?ずいぶん心地いいところでありました。そして、エレベーターで2階に下りて、少し歩くとありましたよ。大織部展の入り口が。さっそくチケット(大人800円)を購入。案内などをもらいます。

 

そして、中を見てどんなものがあるか見学を始める。が、しかし!!!!

 

中の写真撮影はやっぱりダメ!

ああ、やっぱりだめなのですよねえ。そりゃそうだろうとは思ってましたけど。皆様には申し訳ないですが、中にある実物につきましては皆様に現地まで行って実物を拝んでもらうしかないのですよね。

 

というわけで中は見せられませんが、さっそく私だけでも中を拝みに行ってきました。

 

代わりにWikipediaから織部の肖像画

まずは入り口で古田織部の肖像画と木像がお出迎え。さっそくこの時代のトップクラスの茶人のご尊顔を拝ませていただいた後にお次はメインの茶器の見学。

 

展示物の中には、「へうげもの」でも登場したものが展示されており、その代表として、

「故萩茶碗 銘 是界坊」や「竹一重切花入 銘 園城寺」などといった、「あ、これは」といった「へうげもの」に登場する作品が拝めるため、原作ファンもかなり楽しめるのではないかと思われる作品が展示してあります。

表千家の方がへうげものを解説したブログ「茶道表千家 幻の短期講習会-マボタン」より引用。勉強になります必見です

表千家の方がへうげものを解説したブログより引用。勉強になります必見です

↑上の画像は茶道表千家 幻の短期講習会-マボタンより拝借

へうげもの18巻よりⓒ山田裕

へうげもの18巻より是界坊ⓒ山田芳裕

また、現代では作ることが出来なくなってしまったとされる天目茶碗や、国宝の「志野茶碗 銘 卯花墻」や、重要文化財指定がされているもの、古田織部が記したとされるものなど計165点が展示されております。

 

国宝「志野茶碗 銘 卯花墻」(所蔵する三井美術館HPより)

国宝「志野茶碗 銘 卯花墻」(所蔵する三井記念美術館HPより)

ちなみに、さすがにこれらの作品も見ても「はにゃあ」なんて言葉は出ませんでした。もとい出せませんでした(笑)。周りにいっぱい他のお客さんも見えますからね。

とりあえず、茶器が飾ってあるコーナーについては、ゆっくり見ていっても2,30分くらいで回れるようになっていると思います。

茶器を見た後は、織部が使ったとされる茶室のレプリカを見学。茶室って結構狭いんだなと思いつつ、こういったところで「乙」な茶器を眺めながらお茶を飲んでいたんだとなると、なんだか風流な気分を味わってしまえそうな気がいたします。

後は、皆様のために何か残せないだろうかとちょっと探索。中は写真撮れないので係員さんに聞いて写真が取れそうなところを聞いて、とってきました。それがこちらです。

とりあえず一枚目は「へうげもの」をモチーフにした写真撮影用のものであります。

あなたもひょうげものになれる!パネル

あなたもひょうげものになれる!パネル

顔の部分はスライド式でありますから、そこから顔をだして記念撮影という風にできる代物となっております。

原作ファンの方は、まあ、御一服と書かれているように、作品を長時間見た後の休憩がてらにちょっと写真を撮ってみてはいかがでしょうか?

 

 

へうげものとコラボコーナー

へうげものとコラボコーナー

こちらが、もう一か所撮影できたコーナー。大織部展と「へうげもの」のコラボコーナーであります!!!!展示物は今回の展覧会に出ている作品の中で、「へうげもの」で登場した作品の紹介コーナーや、「へうげもの」の中で誰が一番好きなのかといった人気投票コーナー、さらにはここでへうげもの自体が読めるようになっているのであり、そのための椅子までも設置して原作を知っている人も知らない人のためにも楽しめるようなコーナーが設けられています。

最後に、本日訪れた多治見市の景色を皆様に見せつつ今回の大織部展のレポートを終わりたいと思います。「へうげもの」も読んでみたいと思いました。

織部も愛したかもしれない多治見の風景

織部も愛したかもしれない多治見の風景(美術館から)

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