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「伊達政宗――生誕450年記念」へGO!GO! 間もなく最終日っす

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2017年とは――宗教改革からから500年。
ロシア革命から100年。
そして、我らが伊達政宗公のご生誕から450周年! おめでとうございます!

そんなメモリアルイヤーですから、仙台市および宮城県ではイベントもりだくさん。

そんな中、仙台市博物館の「伊達政宗―生誕450年記念(URL)」展を見てきましたので早速ご報告させていただきます。
2017年11月27日が最終日ですので、今週がラストチャンスですぞ。いざ、東北へ!

 

政宗・小十郎・成実の甲冑が並ぶ!

見所満載である今回の特別展。
ファン垂涎、目玉展示といえば、やっぱり伊達政宗・片倉小十郎・伊達成実三名の甲冑が並ぶところでしょうね。

片倉小十郎といっても、息子の景綱ではありますが、それでもあのドラマでも並んでいた甲冑の実物が並ぶ……想像するだけで目頭が熱くなるんではないでしょうか。

さて、会場の仙台市博物館。ポスターがずらりと並び、トイレの表示も政宗&愛姫でテンションがあがります!

 

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展示物で政宗の人生を追う

この展示は政宗の人生を追えるようになっておりまして。
彼本人のものだけでなく、豊臣秀吉徳川家康の書状、上杉景勝の甲冑なども揃った、贅沢極まりない展示物。
全戦国ファン垂涎ではないかと思いますね。

本展は、プロローグとして描かれた政宗像から始まります。

彼は隻眼であることを気にしており、肖像画は両目で描くようにと伝えていたのです。
現代の眼帯を強調された絵を見たら本人は複雑な心境かもしれません。

ちなみに仙台市博物館の公式キャラクターは、甲冑は政宗のものでありながら、両目があります。
これは政宗本人ではなく、政宗にあこがれている少年という設定だそうです。

お膝元だからこそ両目のある政宗(ぽい少年)というのは、なかなか面白いと思います。

 

気恥ずかしいのからホッコリまで、政宗の書状が大量にあるよ

そしていよいよ第一章からは、ともかく大量の政宗直筆書状、書状、書状!

戦国武将の直筆書状というとものすごく貴重なものではあります。
ただし、人によります。

政宗の場合、祐筆を使わず、しかも筆まめであったこと等、好条件が揃っておりかなり大量に残っています。

伊達政宗の手紙(Amazonより)

ビッグネームの割にレア度は低い、そんな特徴があるんですね。
実は2017年にも新しく発見されておりまして。

<伊達政宗>自らの酒癖を物語る 直筆わび状 | 河北新報オンラインニュース 
政宗自筆の手紙発見 浅野長政の家臣へ日程調整のビジネス文書 | 河北新報オンラインニュース 

今回の特別展には、そんな政宗の書状がどっさりとあるのですからタマリマセン。

実は政宗は、かなりの達筆です。
教養あふれる人物であることが、筆跡からもわかります。

書いた時の気分にムラがあるのか。
うっすらと曲がっていたり、紙のスペースが足りなくなって余白に追伸をごちゃごちゃ書き込んでいたりするのが、茶目っ気真骨頂って感じでワクワクしませんか?

朝鮮から送った母親宛の書状。
愛姫が硯箱にしまっていた政宗五歳当時の練習用書状。
そんな政宗ファンなら絶対見たい書状もあります。

あるいは
「二日酔い辛いから、腹痛ってことにして、家臣との朝ミーティングやめとくわ」
「カッとなって作十郎(政宗の愛人)を殴ってごめんね。でも本当は大好きなんだよ。またイチャイチャしようね♥」
なんて内容の書状も見逃せません。
もしも自分の手紙が、第三者に見られたら恥ずかしくて赤面必至ですが、そこは有名税ということでご納得いただきましょう。

さらには現地の解説文に
「政宗は酒に酔った上での失敗や醜態が多いことで知られているが……」
という内容が書かれていました。
すみません、ちょっと笑ってしまいました。

書状だけではなく、政宗の甲冑、茶器コレクションと、彼の卓越したセンスがあふれたものばかり。政宗との距離がぐっと近づくそんな展示です。

さらに、政宗ファンならば、本人だけではなく家族構成や家臣についても気になるはず。

そこをちゃんと抑えてくれるのも、本展の素晴らしいところです。

彼の両親、正室と側室、子供たち、親族、家臣に関する展示品も充実。
周囲の人たちのキャラクターや政宗との関係も見えてくるのであります。

 

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二階だけで帰るなよ! 実は一階にもみどころが!

さて、展示を見て、ミュージアムショップでお土産を買って、お昼をレストランでとって、それで帰ろうなんて思わないでくださいよ。
実は一階にもみどころがあります。
千葉真弓さんのマンガ『独眼竜政宗』が展示がされているのです!!

河北新報で連載され、Webにも掲載されているこちらの作品。最新の研究と史料を駆使した、伊達政宗ファン必見の傑作です。
政宗関連の漫画は多数あれど、本作が最良ではないかと私は確信しております。

この展示は無料とは思えないほど充実しておりまして。
作品だけではなく、パネルの解説や遊び心あふれるおまけ漫画が楽しめます。
撮影およびSNSでの拡散も自由ですので、いろいろな楽しみ方ができそうです。

あっ、そうだ。図録の購入もお忘れ無く。
展示を振り返ることができるだけではなく、政宗の生涯について、最先端の研究が反映されていて、伝記としても役立ちます。

展示内容からお土産物まで充実の「伊達政宗―生誕450年記念」。
濃厚な展示で、大変美味しゅうございました。

文:小檜山青




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【参考】仙台市博物館「伊達政宗――生誕450年記念」

 



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