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NPS公式サイトより引用

歴史ウォーカー

あのグランド・キャニオンに知られざる先住民の遺跡が【この夏オススメの海外史跡vol.1】

更新日:

天候不順が続く我がニッポン(今年の梅雨は、妙に寒いですね)。

長いジトジトが明けて迎える夏休みには、海外の何処かへ脱出、英気を養うのも有りでしょう。
武将ジャパンの読者の皆様におかれましては
「海外の史跡を見たいなぁ」
と考えのかたもおられるか、と。

そんな皆様向けに、今回からシリーズで海外の史跡を紹介していきたいと思います。

第一弾は、あのグランド・キャニオンです!

 

忘れ去られていた先住民の史跡

グランド・キャニオンと申しますと、
「えっ? 雄大な大自然ってイメージしか無いけど」
とお考えかもしれません。

それが、ですね、あるんです。
数世紀に渡って忘れ去られていた先住民の史跡が。

以下は、グランド・キャニオン自然公園のYouTubeの公式チャンネルです。

 

公式チャンネルの紹介文を拙訳します。

遠い昔、人が住んでいた場所を発見してみませんか?

自然公園サービス(NPS)と、北アリゾナ博物館(MNA)では、グランド・キャニオンのコロラド川にある9つの遺跡を発掘しました。
3年に渡るフィールド・ワークの成果です。

また、約40年間のNPSとMNAによるグランド・キャニオン回廊の発掘プロジェクトとしても、最初の大きな成果となりました。
NPSでは「現場の保存」命令を受けており、今後の保存が困難な場合にだけ遺跡を発掘するようにしております。

今回の発掘した遺跡は、文字通り川に流されるなど、自然の侵食によって消えようとしていました。
NPSとしては、遺跡が完全に消失してしまう前に、ここに住んでいた人々の詳細を知ろうと、発掘調査を開始したのです。

考古学者らが発掘し、数日間から数週間かけて全容を明らかにする一方、上記に示したビデオを撮影しました。

映像収録の直後に、遺跡は埋め戻され、敷地は再建され、更なる自然の侵食から消え失せてしまう事を防ぎました。

収録映像と下記のバーチャル・ツアーは、かつては人々が住んでいた場所を体験する唯一の方法であります。

以下のリンク先をご訪問下さい。
インタラクティブな360度のバーチャル・ツアーで遺跡を探訪・堪能できます。

リンク先は、上掲画像の通りNPSのHPです。
発掘そのものは2007年から2009年にかけて行われていたそうで、デジタル処理に少々時間を要したようですね。

現場からは石器や陶器の破片が出土。
こうした出土品や木炭などを持ち帰って分析し、家屋の壁や室内の跡を入念に記録しました。

また、灰の中から焼けた綿も見つかり、当時の住民の間で綿花の栽培が行われていた事実も発掘されています

 

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カヌーやバックパッカーにも「ここもオススメですよ」

なお、NPSでは、発掘中にレンジャーによる2000隻のカヌーの体験者やバックパッカーに、遺跡見学の案内をしたそうです。

埋め戻した事を思えば、期間限定の見学。
ちょっとお得感がありますね(笑)。

で、今後の集客に?とも考えたらしく、バーチャル・ツアー映像が制作されました。
専門家を雇用したとの事ですから、気合が入ってますね。

対象となったのは4つの遺跡。
インタラクティブな360度での映像として、発掘の始めから終わりまでがバーチャルに体験出来るそうです。

 

日本のインバウンド政策の参考になる?

4つの遺跡は、何処からでもお好みで訪問可能。クリック1つでツアーが出来ますし、 マウスをクリック&ドラッグするか、各画像の下にあるツールバーを使って、360度のパノラマ画像をナビゲート出来ます。 また、それぞれの画像内の青色の情報ターゲットに、関心を持ったポイントの詳細が分かるようになっています。

ただ、どうした訳か、先住民が何時頃この地で暮らしていたかが記載されていません。そこが惜しいかな。今後の研究結果を待つという所でしょうか? まぁ謎めかして世間の関心を引っ張っていくという戦略なのかもしれませんが(笑)。

いずれにせよ、仕掛けとして面白いですね。グランド・キャニオンに、そんな歴史があったと知っている人は少ないでしょうし、じゃあ、NPSにも足を運んでみるかと考える観光客も出てくるかもしれない。

日本のインバウンド政策に、参考となる戦略と言えるのではないかと思ってしまいました。

南如水・記




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【参考】
NPS
Youtube

 



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