ゲーム・オブ・スローンズシーズン2 DVD

ゲームオブスローンズ

ゲームオブスローンズ シーズン2 登場人物や背景をスッキリ解説!

パウパウパウパウドンドンドンドーン!
なんか暗くて陰湿で、人がやたらと多いこのドラマ。よくわからないけどシーズン1を鑑賞し終えた、という方。お待たせしました!

お楽しみはこれからです。
ここからは戦国時代や三国志マニアがまたあの興奮を味わえる、まさに「国盗り」、まさに「乱世」の開幕です。

 


シーズン2の見所は「五王の戦い」序盤(一部はシーズン1)

シーズン2に入ると、人も増えてガンガン物語が走り始めます。
テーマは「五王の戦い」。
まずはその内訳を見てみましょう。

◆鉄の王座:ジョフリー・バラシオン&外戚ラニスター家
ロバート王の後継者として正式指名された王。前王の嫡子ではなく王妃サーセイとジェイミーのラニスター姉弟の不義密通の子であるとして、他の王たちが蜂起しました。
王の手:タイウィン・ラニスター(代理ティリオン・ラニスター)
長所:ラニスター家の智謀と政治力
短所:各方面に敵がいる、戦があまり強くない、ジェイミー・ラニスターの不在

◆北の王:ロブ・スターク
北部総督エダード・スターク非業の死を受け、叛旗を翻した若き王。まだ若いながらも無類の強さを誇り、ラニスター家随一の名将ジェイミーを捕縛しました。
長所:戦争に強く、タリー家との強固な同盟関係
短所:政治力が低い、ロブの経験不足

◆正統なる王:スタニス・バラシオン
ロバート王最年長の弟であり、我こそは正統なる王として名乗りをあげたスタニス。正統性ならば彼が随一です。にも関わらず、新興宗教を保護して反発を買っています。
長所:正統性、シーワース率いる艦隊、凄腕の妖術使いがいる
短所:新興宗教を強要するため反発をかう、人望に薄い

◆王弟:レンリー・バラシオン
ロバート王の弟として王位継承者として名乗りをあげたものの、継承順位ではスタニスに劣るため正統性はありません。ティレル家との婚姻で得た財力と軍事力。ほぼそれしか長所はない状態です。
長所:ティレル家の財力と軍事力、レンリーの人望
短所:レンリーの経験不足

◆塩の王座:ベイロン・グレイジョイ
9年前に鎮圧された反乱の夢よ再びと、混乱に乗じて挙兵。ただしさほど動きは活発ではありません。
長所:圧倒的な艦隊の力
短所:陸にあがれば河童状態。正統性がまったくない

 


主要な事件&戦いList

◆ゴールデン・トゥースの戦い
When(いつ):298
Where(どこで):西部、ゴールデン・トゥース
Who(誰が):ラニスター家ジェイミー・ラニスターVSタリー家(スタークと姻戚関係)
What(何を):タリー家の娘であるキャトリン・スタークが、ティリオン・ラニスターを誘拐したことへの報復攻撃
How(どのように):ジェイミー・ラニスターの圧勝
影響・結果:ジェイミー・ラニスターはタリー家の本拠地リバーランに進軍する

◆リバーラン包囲戦
When(いつ):298
Where(どこで):リバーランズ、リバーラン
Who(誰が):ラニスター家ジェイミー・ラニスターVSタリー家当主エドミュア・タリー
What(何を):タリー家の娘であるキャトリン・スタークが、ティリオン・ラニスターを誘拐したことへの報復攻撃
How(どのように):ラニスター家による包囲が続くが、ジェイミー・ラニスター捕縛により中止
影響・結果:指揮官捕縛による終焉

◆ママーズフォードの戦い
When(いつ):298
Where(どこで):トライデント川流域ママーズフォード
Who(誰が):「王の手」エダード・スタークVSクレゲイン家(秘密裏にラニスター家のタイウィン・ラニスター)
What(何を):ティリオン・ラニスター誘拐に不快感を抱いたラニスター家は、グレガー・クレゲインに北部領で殺害強奪を行わせる。彼を止めるために、エダード・スタークはベリック・ドンダリオンを派遣した
How(どのように):ラニスター家勝利、ベリック・ドンダリオン戦死(ただし、ミアのソロスにより蘇生)
影響・結果:スターク家とラニスター家の対立が決定的になり、このまま「五王の戦い」へ

◆グリーンフォークの戦い
When(いつ):298
Where(どこで):リバーランズ、グリーンフォーク
Who(誰が):スターク家VSラニスター家(ティリオン・ラニスター麾下のヴェイルの諸族含む)
What(何を):「五王の戦い」緒戦、ロブ・スタークの初陣
How(どのように):ラニスター家が2千名ほど討ち取り勝利するものの、同時期の「囁きの森」でジェイミー・ラニスターが捕縛されたため撤退する
影響・結果:ラニスター家は勝利をおさめたものの、ハレンホールで立て直しを迫られる

◆囁きの森の戦い、野営地の戦い
When(いつ):298
Where(どこで):リバーランズ、リバーラン近郊、囁きの森
Who(誰が):スターク家VSラニスター家
What(何を):リバーランを包囲するラニスター家主力と、スターク家の戦い
How(どのように):スターク勢がラニスター勢を待ち伏せし、徹底的な打撃を与える
影響・結果:ラニスター家は「壊滅的」とされるほどの大打撃を受けた上、随一の勇将ジェイミー・ラニスターを捕縛されてしまう
リバーランド包囲戦の終了
ラニスター家は軍勢再編成のためにハレンホールへ撤退
ジョフリー・バラシオンは一連のスターク家の動きを反乱とみなし、エダード・スタークを斬首刑に処す

◆ジェイミー・ラニスター捕縛の影響
ジェイミー・ラニスターの捕縛というのはムチャクチャ大変なことです。戦国時代に例えるならば徳川家康の右腕・本多忠勝や、豊臣秀吉子飼い筆頭の加藤清正クラス。三国志ならば呂布や張遼クラスが捕まったようなものです。ほぼ初陣のロブ・スタークがここまでしたというのは凄いことなのです。
しかし、皮肉にも彼の処遇はスターク家と諸侯の間に亀裂を入れました。
我が子の解放を求めるキャトリンは、ブライエニーをつけて彼を解放してしまいます。加藤清正クラスをいきなり放すということがどれだけ危険か、ということです。しかもジェイミーは戦闘時にカースターク家の者を討ち取っていました。むざむざ息子の仇を解放されたカースターク家は激怒し、ケヴァン・ラニスターの幼い息子を殺害しました。ロブはそのことでカースターク家を処断せねばならず、亀裂が入ることになります。

◆王都の虐殺
When(いつ):299
Where(どこで):キングスランディング
Who(誰が):ジョフリー・バラシオン新王VSその敵対勢力
What(何を):権力を手にした新王による敵対勢力排除
How(どのように):エダード・スターク処刑およびサンサ捕縛、アリア捕縛未遂
ロバート王の落とし子たちの殺害
「冥夜の守り人」ヨーレン率いる徴兵隊の捕縛
影響・結果:サンサ・スタークはラニスター家の人質になる
アリア・スターク、ジェンドリー・ウォーターズ、ホットパイはハレンホールに連行される

◆オックスクロスの戦い、イエローフォークの戦い
When(いつ):299
Where(どこで):西部、オックスクロス、イエローフォーク
Who(誰が):スターク家VSラニスター家
What(何を):父の死を受け北の王となったロブ・スタークと、ラニスター家の戦い
How(どのように):スターク勢がラニスター勢を待ち伏せし、徹底的な打撃を与える
影響・結果:スタフォード・ラニスター(タイウィンの妻のきょうだい)戦死
配下のウェスタリング家敗北
タイウィン母の実家にあたるマーブランド家もこれに続き敗北

◆危険なロマンス
オックスクロスの戦いのあと、ロブは自由都市ヴォランティス出身の治療師タリサ・マイギアと運命的な出会いを果たし、二人はたちまち恋に落ちます。これはスターク家にとって危険なことでした。政略結婚は強力な力を持ちます。スターク家がここまで戦えるのも、ロブの母キャトリンの実家であるタリー家との姻戚関係があるからです。
ロブはロマンスと策略を天秤にかけ、前者を選んでしまいました……。

◆レンリー・バラシオン暗殺
When(いつ):299
Where(どこで):ストームランド、ストームズエンド
Who(誰が):スタニス・バラシオンVSレンリー・バラシオン
What(何を):ティレル家と姻戚関係となり蜂起したレンリーを、兄スタニスが暗殺
How(どのように):「赤い女」ことメリサンドルの妖術による殺害
影響・結果:レンリー・バラシオンの死により、ティレル家はラニスター家に接近する。レンリーの未亡人となったマージェリーはジョフリー・バラシオンの王妃となることを目指す
殺害現場にいあわせたレンリー配下のブライエニー・タースは暗殺を疑われ、キャトリン・スタークに忠誠を誓う
ブライエニーはスタニスの犯行だと確信、スタニスへの復讐を誓う
スタニスは実弟を暗殺した負い目を背負う
メリサンドルの妖術を目撃したダヴォス・シーワースは困惑する
五王の戦いは、四王の戦いに

◆ウェスタロスの宗教
ウェスタロスで最も普及している宗教は「七神正教」です。七神とは〈厳父〉、〈慈母〉、〈乙女〉、〈老嫗〉、〈戦士〉、〈鍛冶〉、〈異客〉(〈父の神〉、〈母の神〉、〈乙女の神〉、〈老婆の神〉、〈戦士の神〉、〈鍛冶屋の神〉、〈異邦の神〉です。メリサンドルが燃やしたのは、この七神の像です。キングスランディングのベイラー大聖堂は、七神正教の寺院です。僧はセプトン(男性)、セプタ(女性)。キリスト教に最も近い宗派です。
北部の人々が信仰しているのは、「古の神々」です。ウィンターフェルにあるウィアウッド(オープニングにも登場する赤い葉のついた大木)を通して過去や未来を見ることができると信じられており、スターク家の人々はよくこの木の前で物思いにふけっています。スターク家の人々は七神正教も、古の神々も、両方信じています。
鉄諸島で信じられているのが「溺神」。わざと溺れさせられたあと、人工呼吸で蘇生されます。シオンらが受けている危険な儀式は、この宗教のもの。
ル=ロールは、スタニス・バラシオン、メリサンドル、ミアのソロスが信じる宗派です。シンボルマークは燃える心臓。この宗教の司祭は赤いローブを身につけています。暗殺術、蘇生術、剣に炎をまとわせるといった術を使用できます。メリサンドルは世界を破滅から救う者を探しており、彼女の見立てではそれがスタニスだということ。

◆グレイジョイ家北部急襲、ウィンターフェル陥落
When(いつ):299
Where(どこで):北部、モートケイリン、ディープウッドモット、ウィンターフェル
Who(誰が):グレイジョイ家、シオン・グレイジョイ指揮下のシービッチ号乗組員VSスターク家、ウィンターフェル守将ブラン・スターク、ボルトン家
What(何を):ロブ・スタークは艦隊派遣をグレイジョイ家に依頼するため、スターク家後見人シオン・グレイジョイを鉄諸島に派遣する。しかしシオンは援軍を送るどころか、北部を急襲してウィンターフェルを陥落させた
How(どのように):ラニスター家との戦闘で北部が手薄になったところを、グレイジョイ家が上陸し急襲
影響・結果:スターク家のウィンターフェル残留家臣たちはほぼ全滅
ブランとリコンの兄弟は、ホーダーとオシャとともに脱出に成功するが、公には死亡したことになった
ブランとリコンの訃報を受けたキャトリンは、残る我が子解放のためにジェイミー・ラニスターを解放してしまう
シオン・グレイジョイはボルトン勢に襲われて捕縛される

◆グレイジョイ家の複雑な家庭事情
ヤーラとシオンの会話から察するに、ベイロンはろくでもない父親のようです。そうなってしまった一因は、9年前の反乱で二人の息子を失ったこともあるでしょう。
ベイロンはシオンの申し出にあきれていました。彼にすれば、息子の仇であるスターク家の元でぬくぬくと育ち、援軍まで要求した息子に腹を立てても仕方の無いところでしょう。
シオンの軽率な行動は不快極まりなく、スターク家に感情移入している視聴者にとっては許しがたいものですが、彼も彼なりに複雑な事情を抱えています。
グレイジョイ一族の艦隊の力は、もっと後のシーズンで判明します。

◆ストーンミルの戦い、ハレンホール解放
When(いつ):299
Where(どこで):リバーランズ、ストーンミルおよびハレンホール
Who(誰が):タリー家エドミュア・タリーVSラニスター家および配下のクレゲイン家
What(何を):タイウィン・ラニスター撤退後、残された残党をタリー家が追撃および掃討する戦い
How(どのように):ラニスター側の撤退は稚拙で、タリー家はやすやすと勝利をおさめた
影響・結果:ケヴァンの子であり、タイウィンの甥であるウィレムとマーティン・ラニスターが捕縛される。ジェイミー・ラニスターの解放に怒ったリカード・カースタークは、捕虜となった二人を殺害。ロブは軍規を守るため、リカードを処刑する。スターク家の遠縁にあたり配下であったカースターク家は、これを機にロブへの敵意を燃やす
ロブは祖父ホスター・タリーの死を受け、ハレンホールをルース・ボルトンに任せて去る
ロブとしてはこれを決定的な勝利としたかったものの、劣勢のラニスター家はティレル家との同盟によって息を吹き返していた
ラニスター家とティレル家の同盟条件は、ジョフリーとマージェリーの婚約。これを受け、ジョフリーとサンサは婚約解消となる

◆ブラックウォーター湾の戦い
When(いつ):299
Where(どこで):キングスランディング、ブラックウォーター湾
Who(誰が):ジョフリー王軍(ラニスター家、キングスガード、シティウォッチ他)VSスタニス王の軍(ダヴォス・シーワース他)
What(何を):スタニス王率いる艦隊がブラックウォーター湾を急襲、王位を目指す
How(どのように):数の上ではジョフリー側が圧倒的不利であり、タイウィンとティレル家の軍勢は出払っていた。ティリオンが鬼火(ワイルドファイア)による火刑で艦隊を焼き払い、勝利をおさめた
影響・結果:スタニス王配下の艦隊は壊滅的な打撃を受け、陸戦での王都攻略を目指す他なくなった
ダヴォス・シーワースの嫡男マットスが戦死
ラニスター・ティレル同盟軍がウェスタロス最大勢力となる

 


ラニスター家の歌「キャスタミアの雨」

ラニスター家のテーマソングで、ティリオンが口笛で吹き、ブロンと兵士たちが「ブラックウォーター湾の戦い」の前に歌っている曲。
ラニスター家は謀略に長けた家という印象が強いのですが、これはむしろタイウィンの代からです。タイウィンの父・タイトスは「笑う獅子」、「牙のない獅子」と呼ばれ、温厚な性格でした。ラニスター家の人々は陽気で皮肉屋、ジョークの類いが好きな人ばかりで、猛将タイプがほとんどです。タイウィンとその子ティリオンのような知将型は、実は少数派なのです。

 

そんなタイトスを侮ったのか、忠誠を誓うはずのレイン家が叛旗をひるがえします。若きタイウィンはレイン家を徹底的に叩き潰し、その名をとどろかせました。キャスタミアを根拠としたレイン家滅亡について歌ったのが、この曲です。レイン家と「雨」でダブルミーニングとなっています。

And who are you, the proud lord said,
that I must bow so low?
Only a cat of a different coat,
that's all the truth I know.
In a coat of gold or a coat of red,
a lion still has claws,
And mine are long and sharp, my lord,
as long and sharp as yours.

And so he spoke, and so he spoke,
that Lord of Castamere,
But now the rains weep o'er his hall,
with no one there to hear.
Yes now the rains weep o'er his hall,
and not a soul to hear.

それでお前は何様なんだ、気高き殿が言った
私がこれほどまでに頭を下げねばならんとは貴様は何様だ?
たかが毛皮の色が違う猫同士じゃないか
片方は金色、もう一方は赤
獅子には爪がある、
私のものは長くて鋭いぞ、我が殿
貴公のものと同じくらいな

彼はそう言った、彼はそう言ったのだ、
キャスタミアの殿が
だが今は彼の広間で雨音がむせび泣くだけ
誰も聞く者はいない
ああ 雨音が彼の広間でむせび泣くだけ
その音を聞く魂すらもういない

 

シーズン2「五王の戦い」前半の結果

◆鉄の王座ジョフリー・バラシオンおよび王の手ラニスター家
合戦ではスターク家相手に連敗を続けるものの、外交および謀略で逆転。ブラックウォーター湾の戦いでスタニスに大打撃を与え、ティレル家との同盟により最大勢力に

◆北の王ロブ・スターク
合戦では連勝を続け無敵を誇るものの、政治的なミスが続き決定的な勝利を得られない。そうしているうちにラニスター家はティレル家と同盟を結び逆転。グレイジョイ家の襲撃によって本拠地ウィンターフェルとブラン、リコンを失うという痛恨のミス

◆正統なる王スタニス・バラシオン
スターク家との争いで弱体化したラニスター家を叩くという最高のチャンスがあったのだが、かえって艦隊を壊滅させるという結果に

◆前王弟レンリー・バラシオン
暗殺により勢力解体

◆塩の王座ベイロン・グレイジョイ
嫡男シオンがウィンターフェルを急襲し陥落させるものの、ボルトン家の逆襲により捕虜となる。王の一人に数えられるが、それ以外はほとんど戦っているとはいえない

 


「五王の戦い」名将伝

どこかのゲームで見覚えのあるパラメータ設定してみました。

【鉄の玉座】

◆タイウィン・ラニスター
統率 76
武勇 62
知略 99
政治 99
実質的な総大将。知略と政治力はおそらくウェスロス一。連戦連敗を策略で覆した稀代の謀将。

◆ジェイミー・ラニスター
統率 97
武勇 92
知略 58
政治 42
ラニスター家随一の猛将で、統率力は最高。彼が捕虜にならなければここまで崩れなかったはず。

◆ティリオン・ラニスター
統率 71
武勇 18
知略 98
政治 95
特殊能力:鬼火の火刑(キングスランディングにいる時のみ)
能力値は優秀なのに、いまいち評価されない不運なキャラクター。ブラックウォーター湾の戦い最大の功労者。

◆サー・ブロン
統率 82
武勇 89
知略 72
政治 54
ティリオンの傭兵としてすっかりラニスターになじんだ。彼の活躍はまだまだこれから。

◆グレガー“マウンテン”・クレゲイン
統率 45
武勇 105
知略 9
政治 3
武勇が突出しているわりに、他は使いにくい。決闘向けの設定。配下が勝手に乱取り虐殺を始めるので統率は低い。

◆サンダー“ハウンド”・クレゲイン
統率 71
武勇 94
知略 42
政治 8
状態:逃走
火がともかく怖い人。

【北の王】

◆ロブ・スターク
統率 98
武勇 105(+15ダイアウルフ補正)
知略 31
政治 19
この若さで戦闘指揮官としては驚異的な力を持つ。政治力がもっとあれば。

◆キャトリン・スターク
統率 24
武勇 31
知略 71
政治 86
嫌われがちな人物なのだが、ロブに対するアドバイスはほぼ間違っていない。タリー家との同盟をまとめたのも彼女の功績。ロブがもっと彼女の言うことを聞いていれば。

◆ルース・ボルトン
統率 74
武勇 72
知略 84
政治 88
能力はあるのだが、「義理 1」くらいの男なので……。

【正統なる王】

◆スタニス・バラシオン
統率 88
武勇 71
知略 79
政治 72
特殊能力:メリサンドルの妖術(成功率高の暗殺術)
なんだかんだで彼が一番王にふさわしい気もするのですが、実弟を妖術で暗殺してしまうのでいろいろ台無しな印象。

◆ダヴォス・シーワース
統率 89
武勇 76
知略 61
政治 68
特殊能力:水軍
性格的にもバランスが取れている常識人。このドラマでは貴重な枠。水軍も強い。

◆王弟
レンリー・バラシオン
統率 62
武勇 68
知略 64
政治 67
ティレル家の助力を得たから人気はあったと思う。ただそれだけ、という気も。

◆ロラス・ティレル
統率 87
武勇 89
知略 45
政治 34
あまり活躍の機会がないのだけれども、一応あのマウンテンを一騎打ちで任したこともある。

◆ブライエニー・オブ・タース
統率 72
武勇 91
知略 24
政治 18
女性の中ではダントツの武勇を誇る。頑固で賢いタイプではないけど、「義理 98」くらいの人物。


【塩の王】

◆ベイロン・グレイジョイ
ヤーラ・グレイジョイ王女
統率 88
武勇 71
知略 68
政治 42
特殊能力:水軍
私の方が弟より強いと自覚するだけあって、なかなか優秀な女戦士。

◆シオン・グレイジョイ王子
統率 48
武勇 72
知略 31
政治 18
特殊能力:水軍
彼の輝いていた時間は短かった……いろいろと頑張って欲しい人。

狭い海の向こうではデナーリス・ターガリエンがドラゴンで人を燃やし。北の壁の向こうではジョン・スノウが頑張っています。サンサやアリア、ブランやリコンも頑張っています。

しかし彼らの戦いは歴史サイトぽいとりあげかたをしなくても別にあるかな、ということで割愛です。特にデナーリスはドラゴンさえあれば何とかなる。

文:武者震之助

【参考】
『剣嵐の大地 (中)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1877)』(→amazon


 



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