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その日、歴史が動いた 学者・医師

錬金術師パラケルスス 賢者の石やエリクサーも作ろうとした何かとガチな方の外見は……

更新日:

 

技術が発達するきっかけは残念なことに戦争であるケースが多いですが、他にもいくつかあります。探究心もまた、知識や技術の発展に大きな役割を持ってきました。
神話の類も「こういうことがあったのは、目に見えない何かがこういう働きをしているからに違いない」という発想から生まれたものでしょうし、神に近付くために技術を生み出すということもありえます。
ゲームやマンガでお馴染みの”錬金術”もその一つ。

1541年(日本では天文十年)の9月24日は、高名な錬金術師であったとされているパラケルススの亡くなった日ということで、本日は錬金術のお話をさせていただきます。

ものすごくどうでもいいんですが、この人の名前を見るとどうしてもパラサウロロフス(※恐竜)を思い出してしまうんですよね。前後三文字しか合ってねーぞ!
それはさておき、彼は医師の家に生まれたため、当初は自分も医師になるつもりで勉強していました。
体力もあったらしく、旅をしながら患者の治療をし、落ち着いたらまた別の土地へ……という生活をしていたそうです。
”国境なき医師団(ひとり)”ってところでしょうか。

 

天才すぎて変人

その過程で妙な自信をつけたらしく、当時の医学界のお偉いさん・ガレノスをpgrし始め、ついには古代の高名な医師・ケルススを「俺のほうがアイツよりスゲーから、”超える”って単語つけて名乗ったるわwwww」という厨二的な発想でけなし、”パラケルスス”を名乗ったそうです。(”パラ”=超えるという意味)

ただ、優秀だったのは事実らしく、一度大学の医学部教授に任命されています。次の年には追放されているので、結局長続きはしませんでしたが。
理由としては「ガレノスの医学書を燃やした」とか「キリスト教を批判した」からといわれていますが、定かではありません。
どっちも当時の世情を考えれば大学追放どころじゃないでしょうから、多分もっと軽い理由じゃないかなという気もします。微罪や同僚のイライラが積もり積もった結果かもしれませんしね。
亡くなったのはザルツブルク(現・オーストリア。モーツァルトが住んでいたことで有名)で、きちんと埋葬されていますし。

パラケルスス/Wikipediaより引用

 

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賢者の石つくるぞ

また、彼は医学と平行して錬金術にも大いに興味を持っていました。そして独自の理論を打ち立てます。
小難しい話題なのでいつものようにテキトーに省略しますと、「神様が自然を創ったとき、硫黄・水銀・塩の三元素が生まれて、そこからさらに四大元素が発生してありとあらゆるものができた」と考えていたそうです。
四大元素というのは地・水・火・風の四つのことで、RPGなどでお馴染みですね。

つまり、金属や宝石など価値の高い物質もこれらの元素からできているはずだということになり、それを追い求めたのが錬金術です。
名前にもついている通り、当初は金を生み出すためにいろいろな人が試行錯誤していました。
しかし、そう簡単に金は生み出せません。現代の技術でも核を使わなければ不可能といわれていますので、当然の話です。
中東地域など他の国でも似たような試みが行われており、中国では”練丹術”と呼ばれ、仙人になる修行の一環であるとされています。他には漢方の元ともいえる薬を調合したりしていました。

他には、「持つとこの世の全てがわかる」とされる”賢者の石”の生成を目指した学問としても有名ですかね。
某工房シリーズでは割と簡単に作れるというか、それを元にして別のアイテムを作ったりする大してありがたみのない存在ですが、これまた当然のことながら実際に作れた人はいませんでした。
「賢者の石を作って不老不死になろうね!」とか「(前略)があれば天使に会えるかも!?」といったゆるふわ(笑)みたいなことをいろんな人が追い求めて、完成を目指していたといいます。

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エリクサーもつくるど

また、不老不死を求めるからには薬の調合も行っていました。多分、パラケルススやその他の医師が錬金術と接点を持ったきっかけはこの辺だったのでしょう。
ちなみに究極の薬の名前は”エリクシール”とか”エリクサー”といいまして、これまたRPGでよく見かけますね。
最近は某社のスキンケア化粧品にもこの単語がついていますので、知名度がより高くなりました。
かといって、錬金術や練丹術は夢物語に終わったわけではありません。
金そのものを作り出すことには失敗したものの、その過程で”化学の母体”ともいえる新しい知識が発見されていったからです。
パラケルススの時代とはズレますが、こうした学問によって火薬や硝酸・硫酸・塩酸などが発明され、その後の化学に大きな貢献を果たします。
科学者として有名なニュートンも、錬金術の知識は膨大なものだったとか。

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哲学の一分野に形而上学という「見えないものの実証と意味を考える」分野がありますが、錬金術が化学に生まれ変わったことを考えると、そのうち似たような経過でもっと日常的に役立つものになっていくのかもしれませんね。
これまたどうでもいい話ですが、ワタクシ高校時代に「形而上学が学べる大学に行きたいです」と言ったら、進路指導の先生に「や め と け」と即答されたことがございますので、現状はお察しください。
神の存在なんかも形而上学の範疇に入るようなので、非常に興味深いのですけども。証明されたらそれはそれで嫌な予感もしますが……ああ、窓に!窓に!
長月 七紀・記
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/パラケルスス
http://ja.wikipedia.org/wiki/錬金術師




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