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その日、歴史が動いた

映画の日(12月1日)は日本で初めて映画が上映 では初めて映画を撮ったのは?

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12月1日は映画の日だそうです。

明治二十九年(1896年)の11月25日~から12月1日の期間に日本ではじめて映画が上映されたので、最終日を記念日にしたのでした。
このとき上映されたのは、今のようなスクリーンに映されるものではなく、「キネトスコープ」というタイプ。箱の中に写る映像を覗き込むという構造だったといいますから、一度にたくさんの人は見られませんし、結構混雑してたんでしょうね。
ちなみに発明したのは「ナントカと天才は紙一重」の代名詞・エジソンです。

毎月1日が安いのはこの日のおかげ

消費税の増税に伴って値上げはされましたが、毎月1日を「映画の日」として割引しているのはここからきているとか。
他にも映画館によっては固定で割引される日が決まっていたりするので、その日に合わせて見に行く予定を立てるのもよさそうです。競争率上がりそうですけども。

また、ここから約3ヵ月後の明治三十年(1897年)2月20日には、大阪でフランスの写真家・映画発明家であるリュミエール兄弟作の”シネマトグラフ”という機械により映画が上映されています。こちらは現在の映画に近いもので、スクリーンに映して多くの人が同時に見ることができました。
この機械は同年1月に京都でも上映されていたとかで、神戸・大阪・京都にそれぞれ「日本映画発祥の地」という碑があるそうです。
どちらも上映されたのは海外映画でしょうから、そこまでこだわらなくてもいいんじゃないかという気がしますけどねえ。

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日本ではじめて映画を撮った写真店勤務の浅野四郎は大みそかに撮影

日本で初めて映画を撮ったのは、写真店で働いていた浅野四郎という人でした。同じく明治三十年(1897年)のことです。
店主に「コレ使ってなんか試しに撮って来い」といわれて試行錯誤の末撮影に成功した、というちょっとした苦労話がついています。なにせ撮影日が大晦日だったといいますから、浅野がよほど仕事熱心だったのか、店主が鬼だったのか……。
ちなみにタイトルは「日本橋の鉄道馬車」というロマン溢れるものでした。鉄道馬車=馬車鉄道とはその名の通り馬に引かせる鉄道のことで、見た目はほぼ馬車と同じです。
現代では東京で馬車を見る機会なんて皇室に関する儀式くらいのものですから、この映画を見てみたい気もします。

浅野はその後もいくつかの短編映画を撮っていて、歌舞伎座などで公開しました。
彼の趣味なのか、当時は音声が入らず別に台詞などを読む人(弁士)がいたからなのか理由がよくわかりませんが、「化け地蔵」や「死人の蘇生」といったおどろおどろしいタイトルが目を引きます。怪談だとむしろ雰囲気出そうですよね。
現代からすると不便そうな気もしますが、この形式は意外と日本では好評だったようです。元々落語がある国ですから、動画つきの落語みたいに思えたのかもしれません。

その後、撮影機械の発達等によって少しずつ長い映画も作られるようになり、明治三十六年(1903年)には浅草に初めての映画館が作られました。
国内で初めて映画が作られてから6年後のことと考えると、映画という形式そのものがかなりの人気を博していたのでしょうね。

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国別映画作風事情まとめ

そんなわけで今や全世界で親しまれている芸術といっても過言ではないわけですが、やはり国によって得意な作風などの特徴が分かれるようです。

ざっくりまとめてみました。

・日本

やはりというかなんというか、ジブリやドラ○もんなどファミリーで楽しめるアニメ作品が一定の地位を保つようになって長いですね。アメリカ映画が入ってきたとき、アニメもしくはフルCG作品のウケがいいのは多分このためでしょう。「トイ・ストーリー」シリーズや「アナと雪の女王」は典型的な例ですね。
国内作品としては「七人の侍」など、史実に忠実な話よりは時代背景にそったリアリティのある作品が好まれるようです。これは私見ですが、歴史小説よりも時代小説のほうが人気があるように思いますので、映画もそれと同じということなのでしょう。

・アメリカ

いわずもがなハリウッドのイメージ通り、ダイナミックかつエンターテインメントが前面に押し出されている作品が大ヒットします。「全米が泣いた」の半分くらいは「超常現象や大規模自然災害の中で出会った男女がイチャつきながら助かる」というストーリーのような……気のせいですかね。
例の名前を出すのも危ういネズミさんと愉快な仲間達も欠かせません。
全体的に作品数が多いのでオールマイティともいえますが、ちょっとマイナーな方向としてはサスペンスもののリアリティがハンパないと思います。特に「ゾディアック」は画面に血が流れてなくても寿命が縮みそうなほどの演出が秀逸でした。

・フランス

画面構成がお耽美というかなんというか、いい意味でくすんだ色合いをしたオトナな雰囲気のものが多いようです。
アメリカに比べると地味な印象が強いかもしれませんが、「アメリ」や「最強のふたり」など他にない切り口で現代を描いたものがたまに出てくるのが面白いところ。
一方でPVの時点で未成年お断りな雰囲気を醸しだしてたり、醸すだけでなくバッチリそういうシーンが出てきたりする作品が多いような……。「フランス語は愛を語る言葉」だからですかね。

・イギリス

伝統を大事にするお国柄の割に、時折真逆というか明後日の方向のものを作る人が出てくるのがイギリス文化のお決まりですが、映画にもそれは現れているようです。しかもそれがウケちゃうんだからまたスゴイですよね。
冒頭で主人公が(ネタバレ防止)というシーンから始まる「アラビアのロレンス」などはいい例でしょう。
そういう新たな手法を使うというのは名監督であればままあることですけども、名作と名高い「高慢と偏見」になぜかゾンビをくっつけた「高慢と偏見とゾンビ」という作品を作ったりするのですからもうワケワカメ。
舌だけじゃなくて脳みそも三つあるんじゃないでしょうか(褒め言葉)

・中国

国のトップがアレなので、いろいろ政府の方針が変わるたびに発展を妨げられてきたような印象があります。
特に優秀な監督達は母国を見捨てて移住してしまったため、日本と同時期に映画が伝わった割には有名なタイトルは多くありません。
2000年代に入ってから「グリーン・デスティニー」など欧米的な演出をしたものが海外で評価を受けるようになってきたので、今後その方向に進んでいくかもしれませんね。国内からは「外国に媚びてんじゃねーよ!」と見られてしまうこともあるようですが……。
あとは流石というかなんというか、古代~中世あたりの歴史ものについてはものすごく気合を入れているような気がします。

今は自宅にホームシアターを整えることもできますし、もっと手軽にDVDやブルーレイで映画を楽しめる時代ではありますが、やはり監督をはじめとしたスタッフや俳優さんたちの気合が一番伝わってくるのは劇場ですよね。
「これぞ」と思った作品はやはりスクリーンで見たいものです。

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長月 七紀・記
参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/映画の日
http://ja.wikipedia.org/wiki/映画




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