こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
【カッコよすぎる日本刀の名前】
をクリックお願いします。
お好きな項目に飛べる目次
其の四 破邪の御太刀(はじゃのおんたち)
なんと全長4.6mにもおよぶ「世界一長い日本刀」!
山口県下松市の花岡八幡宮所蔵の刀で、市の指定有形文化財となっています。
1859年(安政6年)の花岡八幡宮式年大祭に合わせて、氏子が刀匠「藤原国綱」に製作を依頼。
砂鉄三百貫(1,125kg)を使用して鍛え上げ、川をせき止めてその水で焼き入れ(冷却)して仕上げたと伝わっています。
幕末という比較的新しい作刀ですが、その威風はまさに破邪顕正の凄まじさを感じさせますね!
其の五 骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)
でました!
もう聞くからにヤバそうなのがこちらです。
号である「骨喰(ほねばみ)」というのは、斬る真似をしただけで相手の骨が砕けてしまうような威力を感じさせる剛刀を意味しており、薙刀を刀に造り変えた「薙刀直し」の刀となっています。
鎌倉時代の作とされ、源頼朝から九州の武将・大友氏に与えられ、さらに足利将軍家に献上されて代々宝刀として受け継がれたといいます。
筆者的にはイチ押しの刀剣ネーミング!
これって英訳するとしたら
「Tohshiro ‘The Bone Eater’」
という表現になるんでしょうかねえ!
源頼朝が伊豆に流され鎌倉幕府を立ち上げるまでの生涯53年とは?
続きを見る
戦国九州の王者か非道の暗君か?大友宗麟(義鎮)58年の生涯まとめ
続きを見る
其の六 雷切(らいきり)
戦国時代の武将・立花道雪の刀。
道節が木陰で雨宿りしていたところその木を雷が直撃!
ところが半身不随になりながらも一命を取り留めたため、人々は道雪が「雷神を斬った」と噂しました。
以来、彼は愛刀の名をこれまでの「千鳥」から「雷切」へと改めたといいます。
刀身には高圧電流が通った証拠とされる白く変色した痕跡が確認できます。
命がけのカッコよすぎる名前ですね!
鬼道雪と呼ばれ大友家を躍進させた立花道雪は何が凄い?勇将の下に弱卒無し!
続きを見る
※続きは【次のページへ】をclick!