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週刊武春 縄文・弥生・古墳時代

古代の日本にこんなにいた「ヤマト以外」の人たち

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「日本人」って一口に言いますが、歴史の本を開くと「縄文人」がいて、そこに大陸から稲作やら鉄器やらをもった人たちがやってきて弥生文化がはじまって、「弥生人」が列島に広がっていって、それで「渡来人」なんかもたくさんやってきて…と、けっこう複雑な状況を経てきているのですね。

しかも、沖縄は元々日本ではなくて独立した王国でしたし、現在もその末裔の方々が北海道を中心に居住している「アイヌ民族」の人たちがいて…等々、日本って実はたくさんの部族や民族の集合体ともいえるのかな?と、思ってしまいます。

「古事記」「日本書紀」にも載る先住民たち

それは何も近年に認識されたことではないようで、『古事記』や『日本書紀』、『風土記』などの古書をひもとくと、わんさと「日本の先住民」とも呼べる人たちのことが書いてありました。
よく耳にするのが東国から東北地方にかけて先住していたといわれる「蝦夷(えみし)」という人たちです。ヤマトの中央政権ではこの蝦夷たちとその土地を征服するために幾度となく軍隊を派遣し、長きにわたる戦闘状態が続いていました。

また、九州地方に先住していた「熊襲(くまそ)」や「隼人(はやと)」と呼ばれる人たちもまた、頑強にヤマトに抵抗したことでも知られています。

神話では「隼人」の一部の人たちは天皇家の始祖と兄弟であったことが記され、皇室との血縁関係が伝説となっていますが、一方で他の「隼人」の部族は奈良時代までヤマトに対する徹底抗戦を行うなど、その軋轢が歴史に刻まれています。

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佐伯って異民族だったの?

また、『風土記』などにはヤマトに従わない人々を「佐伯(さえき)」や「土蜘蛛(つちぐも)」などと呼んで、攻撃を加える描写がたくさん出てきます。

さらには、神話に描かれる初代天皇である「神武天皇」とその軍隊は九州から徐々に東進し、やがて現在の奈良地方であるヤマトに至り王朝を開いたとされており、ではヤマトって何?もともと九州の人たちだったの?と、神話の意味するところが何なのか考えてしまいます。
一方では、記紀神話に出てくる「国栖人(くずびと)」などのように、ヤマトや天皇家にとって友好的な土着の部族も存在するように、現在でいう「日本」の中にも、たくさんの「ヤマト以外」の人たちがいたことが分かります。

江戸時代の幕藩体制が崩れて、明治維新の中央政府が北海道から沖縄まで統合したことにより、現在の日本が形作られました。
日中戦争から第二次世界までの戦争教育を経て、単一民族国家というような概念が刷り込まれたのでしょう。

帯刀 コロク・記

〈主要参考文献〉

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『古事記』
『日本書紀』
『常陸国風土記』

 





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