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エボラ出血熱だけじゃない!20世紀以降に発見された10の感染症

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昨日(2015年2月22日)のNHKで「腸内フローラ」(人間の腸内にすみつく細菌の生態系)の番組を見ました。いわゆるヤクルト菌などの乳酸菌などの腸内細菌が太る、若返りそして性格にまで影響を与えているという最近の研究を紹介していました。で、さっそくヤクルトを飲みました笑
武将ジャパンで連載している馬渕まり先生の連載では、病気と歴史について学ばせてもらっていますが、たとえば信長、ナポレオンやヒトラーがたまたま消極的な性格にする腸内フローラの持ち主だったら世界は大きく変わっていたのでしょうか。
洋泉社MOOKから「感染症クライシス 世界を脅かす感染症の全貌」(2015年2月13日発売)が出版されており、興味深い内容でしたので、同書で紹介されているエボラ出血熱以外の、おそろしい感染症を発見された歴史順に並べ直してみました。(危険性は、感染力や重篤性などから1類から5類まで分類されています)

1937年 ウエストナイル熱 危険性レベル4

アフリカのウガンダで発見されたウイルスによる熱。蚊によって媒介する。通常1週間ほどで回復するが、とき(1%)に脳炎になり死亡するケースも。比較的に軽度だが抗ウイルス治療薬がなく、アメリカでは2014年に71人も死亡しており、これから警戒が必要な「外来感染症」となる恐れがある。

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1944年 クリミア・コンゴ出血熱 危険性レベル1

マダニなど吸血微生物が運ぶウイルス熱。エボラ出血熱と並ぶウイルス性出血熱4疾病のひとつ。渡り鳥によってダニは運ばれ世界中に拡散中。医師や看護師が感染するケースが多く、治療薬も予防薬もなく、致死率は15~40%と極めて高く、エボラ出血熱と同じく危険性レベルは1と最恐だ。

1968年 ノロウイルス感染症 危険性レベル5

冬になると新聞紙面をひそかににぎわすノロウイルスによる食中毒。ウイルスに汚染された食品をたべることが原因。1968年にアメリカの小学校での集団食中毒で発見。その後、各国で感染症が報告。日本では77年に札幌市で見つかったため「サッポロウイルス」と呼ばれたが、2002年に国際ウイルス命名委員会が「ノロウイルス」に決めた。

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1976年 クリプトスポリジウム症 危険性レベル5

汚染水や汚染された食品をかいして集団発生する微生物が原因。この微生物は人間の胃や小腸の粘膜細胞に寄生し、そのまま一生を送る。腸内フローラはいいものも、悪いものも、受け入れて全体の「宇宙」をつくりあげていくが、このクリプトスポリジウムは「悪い」ほう。日本でも過去に数百人~数千人単位の大規模な感染症を起こしている。

1981年 AIDS(後天性免疫不全症候群) 危険性レベル5

史上もっとも深刻な性感染症といわれるエイズ。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が性行などによって感染する。1981年にアメリカのロサンゼルスに住む同性愛者の男性から初めて発見。発見の経緯から、同性愛者の病気との誤解もされているが、世界中で男女年齢関係なく、いまだに新規感染者数が年間210万人を数え、死者も年間150万人を記録している。もともと自然界の霊長類つまり猿を宿主とするサル免疫不全ウイルスが突然変異したもの。近年、抗生物質の投与により根治はできないものの症状の発生はおさえられるようになっている。

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1982年 O157(腸管出血性大腸菌感染症)危険性レベル3

菅直人厚生大臣が、風評被害を払拭するために貝割れ大根を食べたことで有名なO157。その菅氏が放射能による風評被害を強調しているのはなんとも皮肉だが、大腸菌の一種0157の出すベロ毒素によって病気になり、脳症などの合併症がおこると1-%の致死率にあがる怖い病気。食品の加熱、手洗い消毒の徹底が対処法だ。

1996年 クロイツフェルト・ヤコブ病 危険性レベル5

いわゆる狂牛病、正確にはBSE(牛海綿状脳症)に感染した牛を食べた人が、8~10年の潜伏期間をへて、脳がスポンジ状になるプリオン病が代表。発病から数か月で痴呆や妄想が急速に進むおそろしい病気。

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1997年 鳥インフルエンザ(H5N1型) 危険性レベル2

鳥だけに感染すると思われていたのが突如牙をむき、人間にも感染するようになった、ウイルス。1997年に香港で人への感染が明らかになり、18人が感染、6人が死亡して、世界を震撼させた。

2002年 SARS(重症急性呼吸器症候群) 危険性レベル2

コロナウイルスによる新型肺炎。2002年に中国南部の広東省でハクビシンを感染源にする新型肺炎として発見されました。2003年に世界的規模の集団感染が報告されました。

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2012年 MERS(中東呼吸器症候群) 危険性レベル2

中東で発見された高致死率の呼吸器疾患。ラクダが感染源と見られているが、まれに人から人に感染する。SARSとは異なる新種のコロナウイルスが原因。




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