聖徳太子――。
言わずと知れた日本史・古代のKing of プリンスである。
蘇我氏の血縁関係もあったことから、彼らが推し進めた仏教信仰をいち早く取り入れ、いずれは天皇に……?というところで没すると伝わるが、果たして生前の彼はどんな活躍を?
ともすれば、教科書をただ追いがちな日本史マンガとは、もうオサラバ
武将ジャパンの人気漫画家・アニィたかはしに日本史全般を新しい確度から切り取るマンガ日本史ブギウギの連載を頼み申しました(アニィの連載『戦国ブギウギ』はコチラから)。
聖徳太子のエピソードについては脚色ヤバイ!という話もありますが、天才だったことは間違いないのでしょう。現在でも一度読んだものを瞬く間に暗記してしまう頭脳の方もおりますし、ありえない話ではないのか、と。
蘇我氏の血も引く聖徳太子。仏教を信仰する彼らが、神道派の物部氏と対峙したのは有名な話です。ちょうど本日以下の記事で詳細が書かれておりますのでよろしければ一読どぞー!
◆蘇我氏の仏教vs物部氏の神道で起きた「丁未の乱」 仏教伝来がもたらしたイザコザの行く末は?
厩戸の前で生まれた――あるいは厩戸という地名で――はたまた蘇我馬子の家で生まれたから――と出生にも様々な伝説をお持ちの聖徳太子さん。謎めいていてやっぱり魅力的♪
聖徳太子の祖母の兄弟、それが蘇我馬子であり、太子から見ればいわゆる大叔父に当たりますね。馬子さんの絶大なる権力にいかに立ち向かうか……向かわぬか
力をつける豪族たち(特に蘇我氏)に対して、天皇の臣下として振る舞い、そして仏教を敬おう――という趣旨で作られた十七条憲法です。ご存知、摂政であった太子は、推古天皇と共に斑鳩宮へ
小野妹子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
女性じゃありません、男性です。しかし、こんな濃いキャラクターばかりか、過酷な運命を背負わせていたなんて、聖徳太子も策士ですのぅ
著者:アニィたかはし
武将ジャパンで新感覚の戦国武将を描いた『戦国ブギウギ』を連載。
従来の歴史マンガでは見られない角度やキャラ設定で、日本史の中に斬新すぎる空気を送り続けている。間もなく爆発予感の描き手である(編集部評)