チョコレートの歴史

チョコレートを飲むミシュテカ(アメリカ大陸先住民)の王/wikipediaより引用

中南米

戦闘でハーレムでシャキーン!チョコレート・カカオは通貨で薬だった

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コロンブスがヨーロッパへ

大航海時代になると、コロンブスがカカオ豆をスペインに持ち帰ります。

彼自身は、さほどチョコレートに興味はなかった模様ですが、スペインの修道士によってヨーロッパに広まっていきました。

ヨーロッパではカカオ豆の苦味は敬遠され、苦味を薄めるため砂糖や牛乳、バニラを追加。今でいうところのホットチョコレートみたいな感じで飲まれておりました。

固形のチョコが初めて作られたのは1674年で、イギリスのパン屋がケーキのレシピにカカオ豆を用いたことがキッカケだったそうです。

コロンブス

コロンブス/wikipediaより引用

 


長崎の遊女がオランダ人から貰った「しょくらあと」

日本人で初めてチョコレートを口にしたのは、伊達政宗の部下『支倉常長』だったという説があります。

慶長遣欧使節団として仙台を旅だった常長が、1617年にメキシコを訪れた際、薬として飲んだという内容ですね。

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また、日本の文献にきちんと残されている最古のチョコ記録は18世紀で、長崎の遊女がオランダ人から「しょくらあと」を貰ったと記されています。

スイーツで女心を引こうとする手口は昔からあったんですね(笑)。

最後に豆知識を。

現在は日本人が社長をしている『洋菓子のモロゾフ』。

もともとロシア革命で亡命してきたモロゾフさんの始めた会社です。

また、バウムクーヘンで有名な『ユーハイム』は、第一次世界大戦の捕虜として日本に連行されたドイツ人・ユーハイムさんが始めた会社なんですよ!

……まぁこんなウンチク知ってるよりも、美味しいチョコレートを知っており、なおかつ【さりげなく差し入れ】する男性の方が間違いなくモテると思いますよ♪

まり先生の歴史診察室チョコレート


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文/馬渕まり(忍者とメガネをこよなく愛する歴女医)
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戦国診察室表紙

 

【参考】
株式会社明治(→link
日本チョコレート・ココア協会(→link
GODIVA(→link
ココア/wikipedia
チョコレートの歴史/wikipedia
テオブロミン/wikipedia
ポリフェノール/wikipedia

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