太閤立志伝ⅤDX

提供:コーエーテクモゲームス

信長の野望

新作DX版が5/19に発売!『太閤立志伝Ⅴ』の何が一体スゴいのか?

コーエーテクモの「歴史ゲーム」といえば?

そう問われて多くの方が頭に思い浮かべるのが『信長の野望』『三國志』そして無双シリーズあたりでしょう。

一歩踏み込んだ方は『蒼き狼と白き牝鹿』や『大航海時代』なんかも候補に入るでしょうか。

そして、さらにもう一歩踏み込んだとき出てくるのが『太閤立志伝』ではないでしょうか?

ゲームとしてのジャンルは「シミュレーション」ではなく「リコエイション」とされ、あまりにも高い自由度から“戦国時代を奔放に遊びたい”というユーザーを満足させてきたゲーム。

プレイ経験の全く無い方にはピンと来ないかもしれませんが、

・自分の足で戦場を歩き

・自分の考えで信長(主君)の命令や仕事をこなす

と想像していただければよいかもしれません。

武将の道を捨て、商人になってもいいですし、海賊になったってOK。

戦国武将をもてなす茶会も大事!(提供:コーエーテクモゲームス・以下同)

面倒くさくなったら、仕事をサボるのも、酒場で賭博をやるのも、道中で誰かと決闘するのも、本当に自由で、ファンにはたまらないのです。

そんな『太閤立志伝Ⅴ』のデラックス版が2022年5月19日、発売されることとなりました。

※オリジナル版は2004年発売

『太閤立志伝V DX』(→amazon

そこで改めて考えたい。

『太閤立志伝Ⅴ』の何がスゴいのか?

 

リコエイションゲームとは?

前述の通り、『太閤立志伝』のジャンルはリコエイションゲームです。

RPGとシミュレーションの概念が融合したようなもので、発売当時よりも、今のほうが説明しやすくなったかもしれません。どうも時代を先取りし過ぎていた感が否めない。

現在、漫画の広告でよく見かける定番ネタがあります。

悪役令嬢、勇者、公爵夫人など。そういった人物に現代人が転生する――いわゆる“なろう系”です。

リコエイションゲームは、現代人が歴史知識を持ったまま過去に入り込み、自分なりの成功を目指す体験ができる!そんな“なろう系”ジャンルと言えます。

言うまでもなく『太閤立志伝』シリーズは戦国時代が舞台です。

と言っても、大名となって天下取りを目指すことだけが楽しみ方ではありません。

面倒な国家経営や運営は横に置いて、自分好みの成功を目指していい。

何度も申し上げますように、自由度の高いシステムが魅力的であり、「太閤が志を立てる」というタイトルは、身分の低い者が成り上がる様を示していると考えてください。

秀吉に特化したゲームではないのです。

ご覧のとおり日本全国の城から城下町へ、自由自在に歩けます

それゆえ、選べる職業も自由で、武士、忍者、商人、海賊、剣豪、鍛冶屋、医者、茶人……戦国時代を彩る、ありとあらゆる階層で出世を目指すことができる。

信長や家康などの定番大名だけじゃなく、上泉信綱塚原卜伝、あるいは伊賀者・甲賀者、千利休や今井宗久なんかになってみたい、と考えたことはありませんか?

そんな妄想を体感できるのが最高に楽しいのです!

 

時代を先駆けたシステムで悪人プレイもOK

『太閤立志伝Ⅴ』が時代を先取りし過ぎていたのではないか?と思える要素は他にもあります。

その一例が「辻斬り」です。

出会った人に斬りかかり、所持品を奪い取る。

『信長の野望』シリーズでは考えられない、ワイルドな遊び方ですよね。

確かに外道としか言いようがないプレイなのですが、ゲームを始めたら、誰しも一度は通る道でした。

なぜなら、ゲーム中で二番目に強い「村雨」を、足利義氏という平凡な人物が所持しているのです。

積極的に人を斬りたくはないけれどレアアイテムは欲しい……ゆえに、斬る!

むしろこのゲームを遊んで、足利義氏を斬った経験がない人はいるのだろうか?

そう問いかけたいくらい、定番の攻略法として定着しました。

オリジナル版『太閤立志伝Ⅴ』を忘れかけていた人でも、足利義氏と聞けば『あぁ、村雨とったわ! 新作やったら感想聞かせてくれ、買うかもしれん』と精神性まで乱世になるかもしれない。

それもまたリコエイションゲームの醍醐味といえます。

上泉信綱を倒して習得できる剣術秘技『転(まぼろし)』

戦国時代に大名になる。それは歴史ファンなら多くの方が通る道。

しかし、せっかくのゲームですし、それだけでよいでしょうか?

敢えて辻斬り三昧の日々を送り、悪名ゆえに恐れ嫌われる道を歩んでみたい。道徳や教養からはほど遠い。人には、そういうロマンや欲求だってある。

いわば痒いところに手が届く、ニクい遊び方もできるところが『太閤立志伝Ⅴ』の面白さといえます。

 

魅惑の嫁システムで恋愛ゲーとしても楽しめる

自由度の高さという点では、恋愛と結婚もそうです。

タイトルでもある秀吉は、恋愛結婚をしたとされています。

政略結婚に縛られた大名ではないのですから、恋をしたってよい!

姫、宿の娘、女剣士、それに『大航海時代』からやってきたあの娘とだって結婚できる!

そんな楽しみ方もできます。

宿の娘も、忍者も、そしてあの史実の姫も……同時に選べるなんて、この作品だから楽しめる遊び方といえましょう。

しかも、木下藤吉郎で始めて、ねね以外と結婚すると……さぁ、何が起こるのか?

女たらしを叱られる、そんなイベントがあるとか……。

しかもDXでは女性が追加されています。そこでどんなロマンスに発展するか、実に気になるところ。

戦国時代かつ、貿易も重要な要素であるため、国際色豊かなところもこの作品の魅力です。

海を越えた恋も盛り上がりそうですね。

 

追加要素で自由度がさらにあがった

『太閤立志伝Ⅴ』のオリジナル版が発売されてから、約18年の月日が経ちました。

あの豊富なキャラクター数、自由気ままなプレイスタイル、各地の名所を巡る楽しみ。

デラックス版が出るとなれば、今から想像するだけでワクワクし、同時にどれだけの時間が奪われるか恐ろしくなるほど。仕事が手に付かなること請け合いです。

しかも、追加要素もてんこもりときました。

2020年代らしい追加要素といえば、弥助三浦按針の追加でしょう。

三浦按針(左)と弥助

くどいとは思いますが、もう一度言わせてください。

『太閤立志伝Ⅴ』は、時代を先取りしすぎておりました。

このシステムならば弥助も三浦按針も、活躍させることができるということです!

2017年の『仁王』では三浦按針が主人公となりました。

2021年の『戦国無双5』には弥助が登場しました。

思えば彼らは『太閤立志伝Ⅴ』のシステムならば、先んじて出せたのではないか?

そんな要素を回収する追加キャラクターといえます。

モザンビークから連れてこられたとされる弥助。

イギリスから漂着した三浦按針。

彼らになりきって、異国の地で成功をめざすなんて、まさにこれからのゲームにふさわしい。

歴史とは、日本だけを対象とするより、世界に開かれた目で見た方が良い。それはゲームにもあてはまりませんか?

弥助は今、実写映画化も進んでいるとされています。

モザンビークから来日したサムライがいたという歴史は、世界中の人々に勇気とロマンを与えているのです。

そんな歴史を遊びながら学べるのであれば、『太閤立志伝Ⅴ』はリメイクながら新しく、時代の最先端をゆくものではないでしょうか。

2004年に発売された時点で、時代を先取りをしていた。

そんな名作がリメイクにより、さらに先へと駆け抜けてゆく。

5月19日の発売が今から楽しみでなりません。

『太閤立志伝V DX』(→amazon

文:小檜山青

【資料提供】
コーエーテクモゲームス『太閤立志伝Ⅴ DX』公式サイト(→link

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