歴史書籍

本能寺の光秀と信長を『爆笑問題の日本史言論』風に描いたらどうなる?

こちらは2ページ目になります。
1ページ目から読む場合は
漫才本能寺
をクリックお願いします。

 

太田:でも、あれだね。信長さんも可哀想だよね。結局、領地やら人材やら何から何まで秀吉にとられちゃってさ

田中:秀吉は、信長の娘や姪っ子まで自分の側室に入れてるからね。相当な女好きだったらしいよ

太田:今で言ったらジェームス三木かな?

田中:古過ぎるよ! もう忘れてやれよ!

太田:でも、秀吉もあれだけ側室がいて、子供は秀頼だけだもんなぁ

田中:一応、もう一人いたけど、幼いころに死んじゃってるしね

太田:絶対におかしいよな?

田中:何が?

太田:いやぁ、言えないよ……

田中:なに、ヒソヒソ話してんだよ。秀頼が実の子じゃないって説は普通に語られていることだから大丈夫だよ

豊臣秀頼が秀吉の実子でなければ誰の子なんだ?粛清された陰陽師の中にいたのか

続きを見る

太田:いや、ジェームス三木みたいなオジサンがなんであんなにモテたのかって、どうしても不思議でさ

田中:まだその話かよ! いい加減にしろよ!

太田:いっそのことNHKは大河ドラマの脚本を三木さんに頼んでみたらいいのにな

田中:もう何本も書いてるよ!『独眼竜政宗』も『八代将軍吉宗』もジェームス三木さんだろ!

太田:そうか。んじゃ、原作はオレのほうで用意してあるから話は早いな

田中:えっ、もう書いてるの?

太田:そうだよ。『し、し、し、し、しんなが、こ、こ、こうき?』

田中:だからそれは太田牛一の『信長公記(しんちょうこうき)』だろ! タイトルすら読めてないじゃないか!

以上。
もしも叱られたらすぐに削除いたしますm(_ _)m

【参考書籍】爆笑問題の日本史言論(→amazon


あわせて読みたい関連記事

本能寺の変
なぜ光秀は信長を裏切ったのか?本能寺の変における諸説検証で浮かんでくる有力説

続きを見る

明智光秀
史実の明智光秀は本当にドラマのような生涯を駆け抜けたのか?謎多きその一生

続きを見る

豊臣秀吉
足軽から天下人へ日本一出世した豊臣秀吉の生涯 ド派手な逸話はどこまで史実か?

続きを見る

徳川家康の生涯
三河の戦国大名・徳川家康の生涯~人質から天下人になるまで苦難の道を辿る

続きを見る

清玉上人と信長の遺体
信長の遺体は清玉上人が阿弥陀寺で埋葬したのか?本能寺もう一つのミステリー

続きを見る

愛宕百韻(愛宕山連歌会)
明智光秀が本能寺の前に詠んだ愛宕百韻「ときは今 あめが下知る 五月かな」の真意は?

続きを見る

中国大返し
光秀の謀反を知った秀吉~直後に強行した「中国大返し」は本当に無茶な行軍だった?

続きを見る

豊臣秀頼が秀吉の実子でなければ誰の子なんだ?粛清された陰陽師の中にいたのか

続きを見る

大河ドラマ『独眼竜政宗』
大河ドラマ『独眼竜政宗』は渡辺謙さんの出世作で名作だ!同時に悲しき誤解も産んだ

続きを見る

文:五十嵐利休

TOPページへ


 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

BUSHOO!JAPAN

編集管理人・五十嵐利休。 1998年に大学卒業後、都内の出版社に勤務。 書籍や雑誌の編集者を務め、2013年に新聞記者の友人と武将ジャパンを立ち上げた。 月間の最高アクセス数は960万PV超。 現在は企業のオウンドメディア運用やコンサルティング業務もこなしている。

-歴史書籍