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その日、歴史が動いた 世界史データベース

『1960マリアナ海溝1万メートルへの旅』 その日、ロマンと謎の深海ワールドは切り拓かれた

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人によってロマンを感じるツボはいろいろ違いますが、「前人未到の地」はその最たるものの一つではないでしょうか。
技術の発展によってかなり減ってはきたものの、まだまだ人知の及ばない領域はたくさんあります。
本日は、そんな、宇宙と並んでロマンとナゾに満ち溢れている場所のお話。

1960年(昭和三十五年)1月23日は、アメリカ海軍所属の深海潜水艇・トリエステ号が地球最深部に到達した日です。具体的な場所でいうと、北太平洋にあるマリアナ海溝のチャレンジャー海淵と呼ばれるポイントですね。

最新の計測では、10,920±10mの深さだといわれています。一つ数字に絞れない理由は、海底がまっ平らではないから。地上だって、完全に平らなところはありませんものね。

数字でピンと来た方もいらっしゃるかと思いますが、海底の地球最深部は地球最高峰・エベレストの高さ(約8500m)より深いことになり、もしエベレストを逆さにして沈めても、到底届きません。ほんと、パネェ。

というわけで、今回は深海と歴史に関するお話をしてみたいと思います。

バチスカーフ・トリエステ号/wikipediaより引用

 

小指の先にお相撲さん約4人が乗っかるほどの圧力

まず「深海」の定義ですが、これは「海面から200m以下」とされています。上記の数字からすると意外に浅く感じますが、この深さで太陽光がほとんど届かなくなリ、生態系などもガラッと変わるからです。
とはいえ、いかにも「深海魚」な見た目の生物が増えてくるのは、だいたい水深1000mあたりからなんだとか。やたらと目とか口がデカくてギョッとするヤツらですね。

こういったことがわかるようになってきたのは、20世紀後半のこと。つまりまだ半世紀程度しか経っていません。

理由はもちろん、暗さ・寒さ・水圧です。
暗さと寒さは今でも比較的シンプルな対策で解決できますが、水圧だけは技術が発展しないと対応できません。

水圧がどれほどスゴイのか、国際海洋環境情報センターの記述がわかりやすかったので、一部引用させていただきますと、「水深1000mで、小指の先にお相撲さん約4人が乗っかるほどの圧力」だそうです。聞いただけで押しつぶされそうですね。

上記の通り、地球最深部は水深1万m以下ですから、文字通り想像を絶する世界です。それでも各界で海底の調査は少しずつ進み、さまざまなものが見つかってきました。

マリアナ海溝はグアムの近くにあります/Wikipediaより引用

 

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日米英豪などの船が40隻以上沈んでいる!?

最近の大物だと、やはり戦艦武蔵でしょうか。
フィリピンのシブヤン海という海域で、水深1000mほどのところに沈んでいます。
一時引き上げるかどうかでちょっとした騒ぎになりましたが、このまま沈んでいるほうがいろいろと良い気がします。保存するのも大変でしょう。

武蔵同様、海にはたくさんの軍艦が眠っています。「アイアンボトム・サウンド」と呼ばれる海域が特に有名ですね。
インドネシアやパプアニューギニアの東、ソロモン諸島ガタルカナル島とジェラスール島の間にあり、ハッキリしているだけでも、日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの船が40隻以上沈んでいるといわれています。
つまりそれだけ各国の兵も眠っているわけですが、現在はスキューバダイビングの名所だそうで……何だか、フクザツな気分になりますね。まあ、外洋はどこでも繋がっているんですけども。

軍艦繋がりでいくと、おそらく旧日本軍所属の船で一番深いところに眠っているのが「信濃」という空母です。

「防水ハッチが閉められないような未完成のまま進水し、アメリカ軍に見つかって魚雷を打ち込まれたため、たった17時間しか浮いていなかった」という、嫌な意味の伝説を残しました。

正確な沈没ポイントは不明ですが、恐らく日本海溝付近の6000m以上(以下)に沈んでいると考えられているため、捜索も行われていません。上記の武蔵だって、世界きっての大富豪が私的にお金を出して、やっと見つかったくらいですからね……。
かなり技術が進まないと、捜索を始めることすら難しそうです。

なお、下記のTwitterは武蔵を発見したときのポール・アレン氏のものです。

 

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棺やエメラルド、与那国島の海底遺跡……海にはロマンがいっぱい♪

軍艦の話ばかりでもアレなので、歴史にまつわる他のものもいくつかご紹介しましょう。

当コーナーで既に取り上げたものでは、フランシス・ドレイクの棺がパナマ沖のどこかに眠っている……はずです。
世界史上のターニングポイントの一つ、アルマダの海戦でスペインを破った、元海賊のイギリス海軍の人ですね。詳しくはこちらの記事で→過去記事:スペインにリベンジを!英国の海賊紳士フランシス・ドレークの人生【その日、歴史が動いた】
鉄よりも腐食しにくい鉛の棺だったそうなので、腐食が進んでいなければそのまま見つかる可能性はあると思うのですが……わざわざ探す人もいないんでしょうか。

もうちょっと綺麗なものだと、「イサベル」という名前のエメラルドがなかなか面白いエピソードを持っています。
これも以前ご紹介したことがありますが、1756年に大西洋に沈んだものが、1993年になって見つかっているのです。どうやって見つけたのかとても気になるのですけれども、残念ながら記録が出てきませんでした(´・ω・`)
たぶん載せてた船ごと見つかったんでしょうね。

厨二……ゲフンゲフン、ロマンをかき立てるものでいくと、各所で見つかっている海底遺跡でしょうか。
先日取り上げたエジプトのアレクサンドリアも、海に沈んでしまった部分があります。
日本では、与那国島の海底遺跡(仮)が有名ですかね。人工的に切り出したような形の岩があるため、遺跡と見られているのですが、はっきりと証明されたわけではありません。今後の進展が楽しみなところです。

地球の表面の7割は海ですし、深海の調査については「俺たちの戦いはこれからだ!」状態ですから、きっとこれからもいろいろと新しいものが見つかるのでしょうね。
「見つけないほうがよかったもの」も見つかってしまうかもしれませんが……さてさて。

長月 七紀・記

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参考:マリアナ海溝/Wikipedia

 

 





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