清州会議でおなじみの三法師様が歴史に再登場!するも……【戦国boogie-woogie141】

 

【前回はコチラから】
急ピッチで軍備を整え、家康に直江状を叩きつけた上杉に対し、にわかに立ち上がった徳川軍。
大軍を引き連れて東北へ向かうところで「石田三成、挙兵!」の報が入った。
となれば、いよいよ関ヶ原!
と思われるところであるが、日本の大名を真っ二つに分けた大戦であるからして、戦闘は各地で行われており、前回お送りした「浅井畷の戦い」は前田家と丹羽家という、織田家恩顧の2大大名(ただし前田利家・丹羽長秀ではなくJr世代)が真っ向からぶつかりあった。
そして戦いは、かつて織田信長が本拠としたあの地でも勃発。守備に入っていたのは、奇しくも織田信長の孫であった。
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われは織田信長の嫡子・信忠の嫡子であるぞ


◆皆さま、清州会議を覚えていらっしゃいますか(コチラ)。
あのとき豊臣秀吉に担がれた三法師様は織田秀信となって岐阜城におりました。関ヶ原では、石田三成の誘いに載って西軍で参加することに。
それ以前にも色々と城を転々とし、一応、秀吉から領地を与えられて生き長らえていたのです。されど……。

 

福島正則や池田輝政などのツワモノが目前に


◆秀信に対するは、福島正則や池田輝政など、歴戦のツワモノたち。
秀信も自ら軍を率いて戦うも呆気なく破れ、米野の戦いにつづいて竹ヶ鼻城の戦いでも連敗。
もはや岐阜城へ引くしか無い展開へ……。

 

無駄に高いカリスマ性!?


◆なぜ秀吉は、織田秀信さんを生かしておいたのか。
後見となった織田信孝や信雄に巻き込まれ、あわやという場面はありながら、これまで命をとられずに済んだのはもしかしたら信長さんのカリスマを引き継いでいたせいかもしれません。
秀吉恩顧の正則たちも、攻めにくかったのは同じだったかも。

 

激戦、岐阜城の攻防! されどむなしく陥落するなり


◆東軍の先鋒として必死な福島正則や池田輝政を前に、織田秀信は激しく抵抗するものの、結局は陥落してしまいます。
配下の者たちは、多くが討死。そして秀信も自刃しようとしますが、輝政の説得によって命を永らえ、そして送られたのが高野山でした。
実は織田家は、本能寺の変前から同山へ攻め込んでおり、そんな因縁からして秀信にとっては極めて居心地の悪い場所であります。
真田親子以外にも、高野山へ送られていたんですね。最期は諸説ありますが、自害との説も……切ない……。

 

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コメント

    • アニィたかはし
    • 2017年 1月 16日

    うぐいす様こんばんは、あけましておめでとうございます
    秀信さん訳も分からず担ぎ出されて歴史の大きな流れに
    翻弄されたまま短い生涯を閉じるという、テレビシリーズなら13回で
    終わってしまうような切ない人生だったと思います、何気に読み返したら
    生まれた時のエピソードも描いてましたw信長さんの初孫だったんですね
    終演までフォローさせていただけてありがたかったです。
    今年もよろしくお願いいたします。いつもありがとうございます

    • うぐいす
    • 2017年 1月 16日

    アニィさん、あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

    秀信さんがこんな人生だったなんて…ちょっとショックでした。教科書なんかにもチラッと「秀吉が三法師の後見人に…」くらいの扱いだったので、この三法師さん、どうなるのかな、と思ってたのです。
    大きな歴史の流れの中で、翻弄される小さな存在や、流された存在などもとりあげてもらって嬉しいです。
    歴史の深みを感じます!
    そして、三法師さんの成長した顔が、子供の頃からの成長を感じて笑いました(ワラ
    楽しみにしてます!がんばってください!

    • アニィたかはし
    • 2017年 1月 11日

    宗達様こんばんは、あけましておめでとうございます。
    秀信さん最期があまりにも悲惨でフォローしたくなってしまいました
    これも信長の孫というカリスマ性のなせる業か!などと思いつつ
    連載スタイルを変えての個人フォローとなりました
    次回はまた時間軸戻って関ケ原の前哨戦のエピソードです
    今年もよろしくお願いいたします

    • 宗達
    • 2017年 1月 11日

    アニィ高橋さま、遅ればせながら明けましておめでとうございます。

    待ってました!戦国ブギウギ更新!

    まさか秀信君にスポットが当たるとは思いませんでした。三谷先生の映画清須会議では信長と信玄の孫という生まれからして既にチートな彼だったのに、この最後は悲しすぎる・・・知っていましたが改めて作品化すると何とも無情な。

    大河やその他の作品でも清須会議後の出番に恵まれなかった彼にスポットを当ててくれたアニィ様の器量に感服しました。
    これからも楽しみに待っています。

    • アニィたかはし
    • 2017年 1月 11日

    乙様こんばんは、いつもありがとうございます
    今回の話は時系列を追ういつもの形ではなく、秀信個人のその後を追いかけ
    時系列追い越している変則パターンなので、敢えてナレーション形式にしました
    ご指摘下さってありがとうございます。信長さんに恨みがあったとはいえ
    孫の秀信ちゃんには何の罪もないのにつらく当たるとか坊主心狭いなと思いつつ
    アップいたしました。以後ナレーションは使わなように致します。
    今後ともよろしくお願いいたします

    • 2017年 1月 10日

    2番目と4番目の4コマ作品は、解説調のナレーションセリフですね。単行本化のときはアレンジが必要かなあと感じつつも、難攻不落のはずの稲葉山城が7度目の落城になって、あの世にいる信長が地団駄踏んで総指揮を取りたがるといったところかな。

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